青梅が出回る6月頭に福井県の若狭に日帰りツーリングしてきました。今回はALL下道です
ルート
国道302号 → 県道128→県道8→県道56(南濃関ヶ原線)→国道365→坂浅東部広域農道→国道365→県道140(柳ケ瀬隧道)→国道8→国道27→国道153→国道27→若狭梅街道→梅会館→お昼ご飯
→元来た道を引き返して木之本から国道303→道の駅夜叉が池の里さかうち→道の駅星のふる里ふじはし
→国道303→県道40→県道266→大谷スカイライン
→県道266→県道92→道の駅パレットピアおおの
→県道92→県道23→長良川&木曽川沿いを走って東海大橋へ→元来た道と同じ道をたどって自宅へ
福井県若狭へ梅を買いに
5月下旬〜6月上旬は青梅の出荷時期。その時期に我が家では気まぐれで梅酒を仕込むのですが今回は梅の産地、若狭へ直接買い付け(ちょっと言葉カッコいい)に行くことにしました。
買い付けと言ってもバイクだし自宅用なので買ってもせいぜい2kgですが。
朝7時半に出発し、国道302から県道128へ。ずっとまっすぐ西に進みました。このルートは途中にコンビニが何件かあるのでトイレに行きたくなっても安心です。愛知県、岐阜県の養老、滋賀県を抜けて福井県へ。途中の田んぼ道を見るとしらさぎやアオサギがいっぱいいました。田んぼは見ていてとても癒やされる。
国道27号のトンネルを抜けた先を降りて若狭梅街道へ。海が見えるだけでテンション上がります。
途中、海遊バザール千鳥苑へ。ここには最近できた写真スポット「どこでもドア」があります。ピンク色のドアが立っておりバックには海。うまいこと表現できませんが、ドラ〇もんがどこでもドアを出した感じがあります。写真には写っていませんが、隣に白いドアもあります。
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こちらは入口にあった写真スポット。よく見るとちぎり絵になっています。こういう工夫は素敵です。
赤いマスクのお地蔵さん「照れますなぁ」
海遊バザール千鳥苑から10分ほど進むと梅の里会館に到着。
当初の予定では梅農家から直接青梅を買いたかったんだけど、梅の里会館で私の探していた「小粒の梅」が売ってたので梅はここで買うことにしました。
梅の収穫シーズンを迎え一番最初に収穫されるのが小梅です。青梅の中でも栽培面積がごくわずかで200kgほどしか集荷されません。梅干しにも使えるそうです。
この小梅が1kg450円で売っていたので1s買いました。きっちり1s量って買おうとしたらお店のお兄ちゃんが少しおまけしてくださいました。ありがたい。
梅はカゴにいっぱい入っていて自分で梅を選別できる方式。ごっついフィルターを挟んだマスクをしているのにマスク越しに梅のフルーティーな香りが入ってきます。凄いいい香り!作るのが楽しみになってきました。
我々が行った時は梅の品種が「剣先」という品種で、販売期間は1週間のみでした。翌週は「紅梅」という品種に変わります。コチラの販売期間は6月いっぱいまで。夫は「剣先」を2s買っていました。
梅の里会館には梅酒ももちろんあります。私の好きな梅酒飲み比べセットを買いました。通常の梅酒も美味しいですが、レモングラスの梅酒も美味しいです。
お昼ご飯
お昼ご飯は梅の里会館から近くにある「ごはん処やまだ」へ。いままで何度もこの道は通っているけれど実は行ったことがない、通るたびに気になっていたお店です。
駐車場は奥の方にもあります。我々が席に着いた頃には車がジャンジャンきてあっという間に順番待ちになっていました。
カツとお刺身の定食、うどん、そばなどがメニューにあります。我々はホタテのフライ定食とイカの刺身を注文しました。
イカの刺身は定食にするか迷った夫が単品で注文したものです。細切りにされたイカはとても甘い!もきゅもきゅしていて程よい歯ごたえ。
ホタテのフライ定食はホタテをフライにしたもので、自家製だと思うタルタルソースがついてきました。ホタテの揚げ具合が良くて美味しいです。そしてこのタルタルソースがほんのり酢がきいていて美味しい!ホタテフライ以外にも付けて食べたくなるほど。そしてお米が美味しい…。
ご飯を食べたら元来た道を引き返しました。今回は高速道路使わないので早めに折り返しです。
美浜町総合体育館
元来た道を引き返している途中、大きな湖があったので立ち寄ってみることにしました。三方五湖のうち、久々子湖です。
美浜町総合体育館にバイクを停めさせてもらいました。ここは体育館の他に野球場や公園もあります。マラソンコースにもなっていて一周約4qほどです。
湖のすごいそばまで歩いて行けます。小さい魚が泳いでいました。
今日は涼しい風が吹き抜けて気持ちが良い。あまりにも風が気持ちいいので30分ほど休憩しました。
目の前の山はレインボーラインが通っている山です。コチラからは道路とか全く見えないんですがね。
岐阜県の道の駅さかうちへ
美浜町総合体育館を出発し元来た道を引き返して滋賀県の木之本から国道303号へ。岐阜県の藤橋方面を目指しました。14時になったけど家に帰るのは18時回りそうです。
藤橋は岐阜県の中でも寒い地域です。さすがに雪は溶けていたけど、八草トンネルは寒かったです。というか今日は全体的に寒い。
夫が眠そうなので道の駅夜叉が池の里さかうちで休憩することにしました。車よりバイクの方が多いかな?でも駐車場が拡張されているので停めるスペースには困りません。
売店にて芽室コーンサイダーなるものを発見しました。いままでのツーリングでご当地サイダーを見つけたら購入し試飲するという我々のルールが発動し、買って飲んでみることにしました。
今までの経験上、ご当地サイダーって市販品のような美味さを求めちゃいけないものだと思っています。味やフレーバーを楽しむ感じ。めちゃくちゃまずいサイダーに当たったのは富山ブラックサイダーぐらいで、他のサイダーは一応飲めるレベルでした。浜松の鰻コーラなんかは普通のコーラだったし。
こちらの芽室コーンサイダー、開封した瞬間にコーンの香りがします。甘い香りというわけではなく、あ、コーンの香りだという感じ。そして飲んでみるとコーンの味が感じられます。コーンスープのような味とは違うけどコーンの味。サイダーとしての甘さは甘すぎずといったところ。悪くないな。夫はダメだったようで残りは全部私が飲み干しました。
写真に写っているビールは家に帰ってから飲みました、夫が。感想は特にいわれなかったです。
それから、レジ横に置いてあったhiroseのドイツパンも買いました。昔一人旅でさかうちに来た頃に同じものを買って美味しかったのでリピート買いです。大きな粒は塩の塊でほのかな甘みのあるパンに塩気がよく合います。小さいけどお腹にずっしり溜まるパンです。
大谷スカイライン
夜叉が池の里さかうちを出発して道の駅星のふるさとふじはしへ。こちらもバイクがいっぱい。車もいっぱい。夫が森本工房のフランクフルトを買って食べていました。ここのフランクフルトはちょっと高いけど本格派フランクフルト。肉がジューシーでかかっているソースもドイツから仕入れているものなのでとても美味しいです。私はお腹が空いていなかったのでまた次回。
地図を眺めながら帰りの道を考えていると大谷スカイラインというものを発見しました。道の駅谷汲から南に進んだところにあり、そこを通って南下していくと大野町に出る。大野町まで行けたら木曽川の堤防道路に出られて、帰り道がぐっと近くなるのでは?
と思い、大谷スカイラインに行ってみることにしました。谷汲までの道は何度も通っているので良かったのですが、県道266に入ってからスカイラインへの道がわからずちょっと迷いました。
googleマップに頼ってようやく入口を発見。私のような迷い人が出ないよう入口を撮影しましたよ!!
道幅は車一台分。曲がりくねった道が続きます。カーブミラーがあるところと無いところがある。スカイラインって書いてあるけど全く景色が開けない。両側は林、林、林。
と、ようやく立花峠に到着。砂利の広いスペースがあってここが駐車場なんだと思うのでバイクを停める。木々の間から大野市の街並みが見える。これはきれいです。が、この先にも展望台があるようなのでさらに進むことにしました。
と、ここで大変なことに気付く。なんか私のバイクの後輪、砂がいっぱいついてない…???砂のつき方がタイヤにべっちょりついているような…。
あー!!タイヤの溝が、無い。スリップサインが見えなくなってる。幅10pぐらいかな、溝が擦り切れているの。これはヤバイ。気になって前輪も見たらスリップサイン出てる…。こりゃタイヤ交換しなきゃ。今日は高速道路走らなくてよかった。雨降ってなくってよかった。
そのツルツルタイヤのまま見晴らしのないスカイラインを進んで野村山展望台へ到着。こっちはやや舗装された狭い駐車場がある。誰もいなかったので日陰にバイクを停める。
立派な展望台があり、椅子もある。ここからの眺めは立花峠よりもよく、今日はJRセントラルタワーズまで見えた。もちろん名古屋駅の。すごい眺め。写真じゃ潰れてJRセントラルタワーズは見えないですね、すみません。
菩薩様に帰り道の無事を祈ってお参りしました。展望台すごく整備されているから地元の方が綺麗にしているんだろうなと思います。幸いなことに山を下るまで車にはすれ違いませんでした。自転車は2台すれ違ったけど。
パレットピア大野
大谷スカイラインを降りてほぼ直線で南に進み、パレットピア大野へ。ここの二輪駐車場は軽自動車が止まってたり前向きに駐車したら出づらくて嫌な思いをしたので遠くの車用駐車場にバイクを停めています。
写真映えスポット?色とりどりのビニール傘が吊り下げられていました。逆光で撮ると傘の色が透けて綺麗に撮れます。床に落ちている傘の影も綺麗です。
到着が17時近かったのでパン屋さんは終了、キッチンカーも終了気味でした。ここの道の駅は売店が広く野菜やスイーツやお茶などいろいろな物が売っています。
大野市から木曽川の堤防沿いの道までは複雑で覚えきれなかったのでgooglemapのナビを使いました。ルートは極力自分で覚えて走るように心がけていますが地元の人しか知らないような信号のない道を曲がるのが連続するとキツイです。
18時頃に家に到着しました。18時なのまだ明るい。早くタイヤ交換しなきゃ。
翌日梅酒を仕込みました。梅は半々に分けて片方はホワイトリカー、もう片方はウイスキーで漬けました。ウイスキーは初めてなのでどんな味になるか楽しみです。