紅葉の時期に長野県のビーナスラインに日帰りツーリングしてきました
- 目次
- 前日の準備&就寝時間
- 深夜3時出発
- 早朝のビーナスライン
- バイクで動画を撮ってみたが
- その後のルートとか
ルート
国道19号 → 春日井インター→中央道→諏訪IC→国道152→白樺湖〜霧の駅→国道152→杖突峠→国道152→フルーツライン→ましのワイナリー→国道153→国道257→中津川IC→自宅へ
前日の準備&就寝時間
紅葉の時期で激込みだけど本格的な冬が来る前にビーナスラインを走っておきたい。決めたのは前日の金曜日。夫はソロキャンに出かけているので今回は私一人、ソロツーリングです。
出発時刻について。
8時到着だとビーナスラインはちょっと混んじゃっているんですよね。ましてや紅葉のいい時期なんて登山客もいるだろうし激込みが予想されます。ちなみに夏にビーナスラインに行った時は朝8時でそこそこ車が流れている感じで、10時ごろには高速道路並みの大渋滞になっていました。
ならばもっと早くに到着すればいい!早朝の空いている時間に走りたいので6時到着を目標にしました。距離を逆算して朝3時出発、朝2時起き。
朝2時に起きるとなると就寝時間は8時間寝たいので逆算して夜6時(18時)本当にこんな時間に寝付けるのか心配ですが、寝ないと睡眠時間確保できないのでなんとしてでも寝ます。
天気。
金曜日の夜の時点では諏訪市内は雨が降っていました。土曜日の諏訪市の天気予報は8時から晴れ。それまでは曇り。晴れてくれていると良いけど曇ったり霧になったり雨が降っていたら嫌だなぁ。諏訪市でも夜は3℃ぐらいまで冷え込むので防寒はしっかりと。風はほぼ無い。
朝3時に出発するのでどれぐらい寒いのかよくわからないです。
真冬の装備で行きました。イージスの上下にモンベルのインナーダウン、長袖フリースと裏起毛の下着。裏起毛の下着はワークマンで買いました。冬用の分厚い靴下とイージスパンツの中に履く分厚いレギンス。ワークマンの防風ネックウォーマー。
身の回りの服がだんだんワークマンに染まっていくような気がする。途中で暑くなったら着替えられるようにふつーのズボンも一応持って行きました。
朝ご飯は体が暖まりそうな物が欲しかったのでカップスープを買ってきました。お昼ご飯はお茶漬け。夕飯のお米を多めに炊いて余らせて、水筒にお湯入れてシェラカップでお茶漬けにしたいと思います。余裕があればスーパーで惣菜でも買おうかと。一人だとレストランとか入りづらいんで公園でひっそりと食べる予定です。
深夜3時出発
夜6時に布団に入ってみたものの寝付けない。しかし、ここで寝ておかないと後の予定に響くので色々試して何とか8時ぐらいには寝ていたらしいです。
「おやすみロジャー」という朗読CDと「寝たまんまヨガ(CD版)」が私には良かったです。
携帯のアラームで無理矢理朝の2時に起きました。最近はバイクを運転する前にストレッチをすると疲れにくいのでラジオ体操をしています。第二までやっています。お茶漬け用のお湯と飲む用のお茶を沸かしてそれぞれ水筒へ入れる。朝食にカップスープ、体がぽかぽかして結構いいです!
荷物を積み込んで出発。ガソリンは前日に満タンにしておくとスムーズに出発できます。
深夜だけれど装備のおかげでそんなに寒くない。深夜の道は車がほとんどなくいつもは混んでいる国道19号もほとんど車が無く、あっという間に春日井ICへ。ここから諏訪湖まではずっと高速道路で進んでいきます。
深夜の中央道はトラックが多いけれど流れが速い。幸い無風なので寒くは無かったです。
交通量が少ないのでチャンスだと思い、諏訪ICまでのSA・PAを全部回ってみました。普段は行かない座光寺・阿智・小黒川PAも回ってみました。普段は1個飛ばしでSA・PAに寄るので先ほどの3つはいつも行かないんですよね。
SAは夜でも車でいっぱいです。たぶん車中泊の人です。特に恵那峡SA・諏訪湖SAがほぼ満車でした。
一方PAはトラック用以外は空いています。お店が閉まっているので利用できるのは自販機とトイレだけ。座光寺は回ってきた中で一番小規模なPAだと思いましたがトイレは最近建てられたかのような綺麗さです。阿智PAはバイク専用駐車場が4台分しかなく、傾斜がついていて後ろ向きは駐車は無理そう。おまけに出しにくいです。
個人的にお気に入りは神坂です。からあげ定食が美味しそうです。
全体的にPAはSAに比べると合流が短い気がします。
岡谷JCTに来た頃から少しずつ明るくなって諏訪湖SAに着いたのは5時50分。夜明け前ですが、諏訪湖の夜景が見られました。ゆるキャン△でリンが高ボッチ高原から見た夜景はこんな感じだったのかな。
それにしても風が冷たい。今まで寒さを気にせず走っていたので急に体が冷え始めた気がします。5時といえば一日で一番寒い時間帯。日の出も迫っているのですぐに出発しました。
山の方を見ると真っ暗だったのでいつもビーナスラインへ行くときに通っている山道のルートは諦めました。大回りになるけど一番安全そうな国道152から白樺湖を経由してビーナスラインに入ることにしました。
国道152へのルートは忘れているのでGoogleマップのナビを使いました。スマホとビーコムをBluetooth接続して使います。画面は見れないので音声案内を頼りに進みます。画面を見なくてもなれれば目的地へたどり着けます。
諏訪湖ICについたら給油。前日にちゃんと24時間営業しているガソリンスタンドを調べておきました。ICの前後にあるエネオス(複数ある)はセルフで24時間営業しているのでとても助かります。
国道152を走っていると急に明るくなって来ました。これなら山道ルートでも行けたかもしれないとちょっと後悔しました。国道152は民家を過ぎると急に山道らしくなり、大回りのカーブの連続です。前も後ろも車が走っていない貸し切り状態なのでとても運転しやすかったです。木々が黄色く色づいていました。
早朝のビーナスライン
白樺湖に到着したころには太陽が登っていました。朝日の赤みを帯びて紅葉がますます赤く見える気がします。前も後ろも車がいないので凄く快適です。たまに対向車が来るぐらい。震えあがるぐらい寒いのかと思ったら、気温は4℃でそんなに寒く無かったです。しかし日陰の部分は霜がおりていてちょっと寒かったです。
夜に降った雨のおかげで雲海ができていました。前日に調べた天気予報では曇りだったからスッキリ晴れてくれるとは思っていませんでした。心から来てよかったと思いました。
ビーナスラインにたくさんある駐車場もスカスカです。車を止めて自撮りしている人がいるけど滞在時間は長くないです。こんなにいい景色なら愛車と一緒に撮りたくなるのもわかります。しかもこれからどんどん混んでいくので良い場所で写真が撮れるのは今のうちだけ。
車山高原とコロボックルヒュッテの駐車場はそこそこ混んでいました。車山高原は霧が出ていてここだけ寒かったです。
7時を過ぎるとそこそこ交通量が増えてきたので早々に撤収しました。 そろそろお腹がすいてきたけどコンビニ寄るのも面倒なので我慢。
バイクで動画を撮ってみたが
せっかく早朝に出て紅葉のビーナスラインを走るのでぜひとも車載動画撮りたい。と思ったのは前日。マウントを買いに行く時間もない。ダイソーなら間に合うので適当に見繕って準備しました。カメラはスマホを使っています。ソニーカメラは重すぎて無理。
ダイソーで売っているスマホネックホルダー。これをタンクバックに装着してスマホで動画撮影。お値段220円。自由自在に形が変わると書いてあるけどワイヤーが固めです。ホルダー部分がちょっと弱そう。スマホホルダーはあるけど、万が一、スマホが落ちないように固定する方がよさそうです。
写真のようにタンクバッグとバイク本体の間に挟んで使いました。このままだとカメラ部分は走行風で揺れそうなので自分自身の体を当てて安定させています。さらにスマホを落とさないようにこの後紐でぐるぐる巻きにして落ちないようにしました。
もう一つはスマホを透明ビニールポーチに入れて首から下げる。これもダイソーで220円。
バタつかないようにアウターとポーチを洗濯ばさみで挟んでおきます。
ポーチの中にスマホを入れるので落とす心配がありません。
この二つで撮れるかどうか試してみました。
実は自宅〜最寄りのコンビニまでを撮影したところ上手くいってたんですよ。しかも深夜なのにヘッドライトのおかげで暗くても背景もちゃんと映っていました。
本番、いざビーナスラインで撮影してみました。
スマホホルダーに装着した方は、スマホが寒くてバッテリー切れでほとんど撮影できていませんでした。出発までフル充電だったのに。古いスマホなんでしょうがないけどバッテリー切れは想定外です。試しに撮影した時は綺麗に撮れていました。
結局、スマホ2個あるうち1個はダメになりました。
でもスマホホルダーの方は角度さえ気をつければ上手く撮れそうです。バイクの振動もあまり伝わらず安定した動画でした。ただ、見た目がバッチリ「撮影しています」感あるのでちょっと恥ずかしいです。一人だと尚更…。
透明ポーチに入れて撮影した方は撮影が安定しませんでした。スマホのカメラが上向きになりやすいです。
ポーチの紐の部分の長さを調節して胸の高さに合わせるとタンクバッグにピントが合ってしまい景色はぼやけてしまいます。前傾姿勢になってもタンクバッグにピントが合ってしまいます。
ポーチを首の位置に合わせると上向きになりやすく空ばっかり映ってる事が多いです。試し撮りした時は首の位置で綺麗に撮れていたんだけどなぁ(汗)
たまに道路と景色が綺麗に撮れていたりするので220円の投資だとこんなもんかな、と思います。
結論、ちゃんと撮りたければ純正スマホホルダーを買うべし、です。
これはたまたまうまく撮れていたのをスクリーンショットで撮りました。
体に装着するものは運転姿勢が少しでも変わるとカメラが上向いたりしたりしてしまいます。
スマホのマイクはかなり音を拾います。ネックウォーマーしているのに独り言やバイクのマフラー音、エンジン音など。VTRは静音だと思うのですが、そこそこ拾っていました。
その後のルート
その後は国道152をそのまま引き返し、杖突峠まで走りました。
杖突峠の峠の茶屋でサルの群れを見かけました。人がいないとサルがやってくるのですね。怖いっすね。早々に立ち去りました。
反対車線は車がそこそこ走っているけれど、朝8時に高遠方向へ行く車は私だけ。貸し切り状態最高。と思いつつのんびり走って高遠城の駐車場に寄って休憩。
トップケースを開けて鞄を持つとなんだか湿ってる…。
こ、これは水筒の蓋が開いているではありませんかーーー!!!
朝沸かして水筒に入れたルイボスティー500ml、全部ケースの中でぶちまけていました。どうやらロックをし忘れて走行中にプッシュボタンが押されて水筒の蓋が開いてしまった用です。一口も飲んでないのに。
中に入っていたカメラも、お昼ご飯の入った鞄も、エコバッグも、財布も車検証も納税証明書も発煙筒も全部濡れてしまいました。発煙筒使い物にならないじゃん…。
カメラはバッテリー入れていなかったので幸いなことに使えました。良かった。
とりあえずサイドケースに常備しているレジャーシートを広げてその上にケースに入っていたもの全部取り出す。駐車場が砂利だったのでレジャーシートで砂利がつかないようにしました。
絞れるものは絞って水気を追い出す。
タンクバッグに入っている雑巾用手ぬぐいで濡れているものを拭く。
朝の冷たい空気で手ぬぐいを絞る手が冷える。
車が3台ほど停まっていたのでちょっと恥ずかしかったです。
ケースに入っていた物は濡れたままだけど「ましのワイナリー」を目指して走ることにしました。濡れたものはどこか公園に寄って駐車場で日に当てて乾かす予定。
道が複雑なのでグーグルマップのナビを再び使いました。ビーナスラインに行く時は信号の交差点名を言ってくれたのに今回は言ってくれませんでした。なんで??
途中のパーキングで休憩していたら夫から着信が。今からキャンプ場出るから合流しないか?と。14時に中津川のちこり村で落ち合うことにしました。こっちはめっちゃいい天気なのに夫の居る所は雨が降っているらしい。晴れていると言ったら嘘やろと言われましたがそれはこっちのセリフだ。
ナビで下道を走ること1時間半。「ましのワイナリー」にやっと到着しました。ワイナリーだけど今回買うのはりんごジュース。「シナノスイートだけの」りんごジュースと、「王林だけの」りんごジュースを買いました。ここのりんごジュースは珍しく単一品種だけのりんごジュースが売っています。もちろんワインも売っています。実は今回荷物が多くてこれ以上積載できないのです。ガラス瓶が割れないようにプチプチの袋に入れて厳重梱包しました。
その後荷物を乾かすために公園へ。日当たりのよい駐車場があったのでそこで荷物を広げて乾かしつつ休憩。私物を並べるのは恥ずかしいけれど乾かしておきたいのだ、荷物を。
空腹が限界だったのでここで用意してきたお茶漬けを食べました。お湯はぬるめになってしまっていたけどお茶漬けなら食べられます。
シェラカップにご飯を入れてお茶漬けの素をふりかけお湯を注ぐだけ。ご飯は冷えているけどお湯でちょっと温められます。本当はお茶漬けの後シェラカップを拭いて余ったお湯でココアを淹れる予定でした。お湯がぬるくなっちゃったのでやりませんが。写真は撮っている心の余裕がありませんでしたので無しです。ご飯はコンビニのおにぎりで代用可能です。お昼ご飯お茶漬けは良いかもしれない。
この後の走行ルートを確認して気がついた。下道で中津川へ行くには国道256を通らなくちゃ行けなくて、これがびっくりするぐらい大回りルート。しかもカーブの連続。直線で行ける中央道の恵那山トンネルがこんなにありがたいとは。
荷物がある程度乾いたので出発しました。因みにコットンよりナイロンの方が乾きが早いです。ナイロンの物はほぼ乾きましたが、コットン素材の物は半乾きといったところ。
国道256はカーブの連続で今日はビーナスライン、杖突峠、と峠道ばっかり走っている気がします。まぁバイク乗りにとってごちそうといえばごちそうですがそろそろ飽きてきました。腰も痛くなってきた。
途中にある昼神温泉…のファミリーマートで休憩し、自分お土産の「昼神温泉の入浴剤」1回分を買いました。温泉には入らないけど温泉の気分は味わえるので最近は温泉の素をお土産に買うのがマイブームです。今日の疲れをこの入浴剤で癒やすんだ…。
国道256、国道19を経てちこり村へ。夫の方が先に到着していました。夫も雨キャンプで疲弊している様子。集合場所をちこり村にしたのはICが近いから、お互い場所がわかっているから。ちこり村でお土産(こちらはお客様用)を買って出発。すぐにICに入り、中央道から自宅へ。
二人で走り始めると安心したのか、急に疲れがどばっと出てきました。夫も同じで急に疲れが出てきたそうです。一人で走るのって、実は気付かないだけですごく緊張しているのかもしれない。
家に帰り、中央道の内津峠で買った金のとりからを夕食にしました。昼神温泉の入浴剤はぬるめのお湯で堪能しました。今回は500q近くソロツーリングしました。