今回は名古屋発、日帰りビーナスラインツーリングです。どこに行っても混んでいました。
ルート 中央道 → 駒ヶ根ICで休憩 → 諏訪IC → 県道40 → 霧ヶ峰 → ビーナスライン → オステリア白樺でランチ → 県道192 → 蓼科レジャーランドで休憩 → 県道191 → 渋御殿湯 → 国道299メルヘン街道 → 国道152 → 杖突峠 → 国道153 → きらく → 駒ヶ根ICから高速道路で名古屋へ
google Adsense霧ヶ峰
お盆が明けてからやっと長野方面も天気がよさそうだったので今年初のビーナスラインを目指して走ることにしました。 ビーナスラインは名古屋から200q3時間で行ける日本屈指のスカイラインです。 関東からもだいたい同じ距離・時間なので関東と関西の人両方が来る観光地になっています。 お盆の翌週ということもあって、今回はどこに行っても混雑していました。
朝5時起き6時出発。夏はこの時間でも日がしっかり登っていて明るいけど、暑い。 名神では真東に向かうので太陽が眩しいです。 恵那〜園原の辺りは少し霧が出ていてメッシュジャケットではちょっと寒かったです。 長野県に入るとしっかり晴れていました。
駒ヶ岳SAで休憩。 いつ行ってもここのSAは混んでいるけれど、今日は早めに出発しているのに人が多かったです。 外の売店のトマトジュースで暑い身体を冷やしつつ休憩。 岩塩をたっぷりとかけてよく混ぜて飲むと甘いです。 今回は2人分ということで、Lサイズを注文したらかなりの量。 トマトジュースも美味しいけど、ブルーベリージュースもおすすめです。
渋滞もなく諏訪ICに到着。今日の諏訪湖はちょっと緑色でした。 諏訪市内でガソリンを補充し、休憩がてら足湯しに行きました。 先週は諏訪の花火大会だったらしくバリケードがすさまじい。 バリケードで諏訪湖があまり見えないけど、ちょっと熱い足湯で疲れをとりました。
それから、いつもの道で霧ヶ峰に抜けました。 私のVTR250だと坂道が1速でしか登れないのでどうしても夫と離されてしまいます。 途中の私有地の湿原は隠れ絶景ポイントです。 ここ数年で交通量が増えちゃってちょっと隠れポイントにならなくなってきたけれど…。
あー、やっぱりビーナスラインは心が癒される景色だと思います。 開放感があって、空が近くて、一面緑で非日常感があります。
オステリア白樺(お昼ご飯)
霧ヶ峰にたどり着いたらそのまま県道40を走り東方向へとすすみました。 車山高原の辺りは渋滞していましたが、今回用があるのは反対側のペンション群です。 このペンション群の中にランチできるお店があるのを 昨日グーグルマップで発見したのです。
ペンション群の中はいくつか分岐があり、ちょっとわかりにくかったのでナビや地図で確認しながら進みました。 ものすごいペンションの数です。 ただ、よく見ると駐車場が坂道になっているのでバイクにはきついかな…。
かなり奥の方まで来たらようやく目的地に着きました。 「オステリア白樺」です。 駐車場は我々だけだったけど、先に1組入っていました。 小さなお店なので大人数は入れません。
パスタとピザのお店です。 ランチコースを注文しました。サラダ、パスタorピザ、デザート、ドリンクがついてきます。1,800円。 私はオリーブのトマトソースパスタ、夫はマルゲリータにしました。
サラダを食べているうちにお店は満席になり、下の駐車場も満車になってしまいました。 さっき見た車山高原の駐車場はかなり混んでいたので車山高原のレストランも激込みでしょう。 あぶれた人がこっちへ来たのかもしれません。
パスタが先に来ました。朱色のお皿がオシャレです。 オリーブの塩気がパスタ全体に絡まっていてとても美味しい。 ニンニクの味がしっかりきいていてもりもり食べちゃいました。
夫のマルゲリータはピザ生地から手作りで作っていました。 キッチンの方にピザ窯があって本格的です。 もちもちしていてモッツァレラチーズはとろとろ、良く伸びます。
デザートは3つついてきました。 お店一番人気のティラミス、自家製キャラメルケーキ、アイスクリーム。 ケーキにアイスクリームを載せて食べるとおいしかったです。
蓼科レジャーランド
今回は白樺湖を抜けてまだ走ったことのない県道192を走ってみることにしました。 途中にスズラン峠というのがあるみたい。
ビーナスラインを抜けて白樺湖にたどり着くといつもはガラガラな遊園地が超満員でした。 なるほど、夏がかきいれどきなのか。 コンビニで少し休憩してから出発。
地図では県道192は快走路でもないので交通量は少ないだろうと安心していたのに、 実際通ってみたら割と車が多い。 しかも地元ナンバーじゃないからこれレジャーで来た車だ。
道路はほぼ2車線でさほど痛んでいないので走りやすいです。 どこがスズラン峠かわからないまま別荘地ゾーンへ突入しました。 レストランがぽつぽつとあるのでビーナスラインに来た時はこの辺りでランチするのもアリですね。
ただ暑い中トロトロと走る車の後を走るのはしんどいので「蓼科レジャーランド」で休憩することにしました。 湖が見えるテラス席とデイリーヤマザキもあって便利です。 ここでお昼ご飯代わりにデイリーヤマザキでカップ麺を買って食べている家族連れがいました。 レストランが混んでいるのでコンビニ飯にしてしまうのもアリか。
その先を進むと蓼科観光地に着きました。残念ながら寂れています。 交通安全の神様をまつった神社が近くにあるので寄ってみました。 中はとても広くていろいろな神様の像がありました。 見て回りたいところだけど時間がかかりそうです。 サクッとお参りして戻りました。
渋御殿湯
渋滞を避けるためもうちょっと諏訪の周辺を走りたいなと思い、渋御殿湯に向かうことにしました。 バイク仲間がこの温泉すごいところにあったよ、と言っていました。
県道191をひたすら進みます。 特に観光地でもなさそうなのにそこそこ交通量があります。 ただそれも御射鹿池までで、その先に進む猛者は我々だけでした。 この池が「反射のきれいな池」で有名になっているそうです。 人が多くて混んでいたのでまたの機会にゆっくり見たいです。
池を過ぎると途端に悪路になっていました。道路ボコボコ・ガードレール無し・1車線道路。 山側の苔はとてもキレイでした。 そんな道を30分ほど進んでいくと温泉が3か点在していました。 地図で見ると「奥蓼科温泉郷」とありますが、温泉だらけって感じは全くありません。 駐車場も整備されていないので秘湯感満載です。
県道の終点に渋御殿湯がありました。 駐車場はアスファルトです。車は数台止まっていました。 この先は登山道になるので宿泊施設もあります。 私は温泉に入る気満々でしたが、夫の体調(皮膚)が良くないので入らずにUターン。 帰るにもここから引き返さなければなりません。
途中で「メルヘン街道への抜け道」の看板を発見しました。 ちょうど車が出てきたので行ける道だと思い寄ってみたら、看板に騙されました。 バイクじゃなかったら走れなかったかも、というぐらい酷い。 全ての道がスキーでいうモーグルのようにもこもこに盛り上がっていました。 超運転しづらい。おまけにカーブや上り下り道になっていて腰がやられそうでした。 今までいろいろな酷道を通ってきたけど私の中で「2度と通りたくない道」に認定されました。 後ろから車が一台ついてきていたけどどうなったのかは、知らない。
メルヘン街道に抜けてもカーブの連続であまり面白くない。 なぜこのネーミングなんだろう、ということを何度も考えながらカーブを下っていきました。 途中にお店もないし休憩所もないし、地図では快走路扱いだけど、快走路とは言えないなぁ。 今日は車の渋滞に挟まれながら走っているせいかな。
メルヘン街道を抜けたコンビニの向かい側にあるジェラート屋で休憩しました。 珍しいと思ってパンプキン味をチョイスしてみたけど、ただただ甘いジェラートでした。 疲れたときはオーソドックスな味を選んだ方が良いのかもしれない。
杖突峠
夕飯を先週行った駒ヶ根にある「きらく」で食べたいという夫の要望で駒ヶ根に向かうことにしました。 国道152は諏訪ICに向かう車でいつも渋滞しています。 関東なら八ケ岳エコーラインを通って諏訪南ICから帰れるからいいなーなんて考えないと 渋滞が全然動かないので時間が過ぎるのが長く感じてしまう。
国道152にある杖突峠に寄ってみました。 16時過ぎていて売店やレストランは閉まっていたけれど、展望台は行けました。 そこで見られる景色がこちら。 諏訪湖から八ケ岳がパノラマで見られます。 よく見るとビーナスラインの黄緑色の山まで見えます。
いままで何度も通ってきたけれど杖突峠に寄るのは初めて。 こんな見晴らしのいい所があるんだったらもっと前に行けばよかったかなと思いました。 カーブの先で右折になるから今までスルーしちゃったんです。
きらく(夕食)
峠を抜けたらほぼまっすぐな直線道路になります。 車も少なくて走りやすい。 と思っていたのに、高遠のあたりから混みだしました。
なんとかお店の開店5分前に着きましたが、すでに30人ほど並んでいました。 しかも車のナンバーから地元じゃなくて「愛知県ナンバー」ばっかりorz。 こりゃ開店しても満席で待ちかなと思っていたのですが、奇跡的に座れました。
夫はソースカツ丼、私はヒレカツ定食を注文しました。 定食はご飯味噌汁の他に小鉢とデザートがついてきてびっくりしました。 キャベツが山盛りなのでドレッシングがついてきます。 ヒレカツ4枚は多かったので3枚にすればよかったなと。 個人的に「長野県って実はとんかつが美味しいのでは?」と思っています。
入店してから1時間半後にようやく会計ができて、バイクで出発するころには外は真っ暗になっていました。 ここからは近くの駒ヶ根ICから高速道路で帰りました。 8月だけど山はお盆を過ぎると夜が冷えるので、念のために持ってきたブロックテックパーカーが役に立ちました。 250tのバイクでも日帰りビーナスラインはできるけど、その後に下道で100qほど走るのはしんどいと体験して思いました。 特にメルヘン街道への抜け道、あれで左手が疲れて、体力を消耗しました。