2019年05月26日

岐阜県保古の湖キャンプツーリング

岐阜県保古の湖キャンプツーリング
名古屋発日帰りツーリングBlogtitle109

恵那にある保古の湖キャンプ場でキャンプしてきました。
とても寒かった。

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1.保古の湖キャンプ場データ

お勧め度:★★★★★/5
料金:バイク1人1,800円
ゴミは持ち帰り
国民宿舎恵那山荘で日帰り入浴ができる。
薪:400円
公式サイト:https://enasansou.net/camp.php

特記事項

林間サイト

湖畔サイトのように見えるが、林間サイトで、キャンプ場が湖の堤防の下なので湖は全く見えない。
HPには載っていないがバイク用サイトあり。砂利道。
今回はA10と11の敷地をみんなでシェアしました。
オートサイトは車の駐車場1台分と8M×8Mぐらいの敷地。そう広くはない。
オートサイト場のうちDサイトは急な下り坂になっているのでバイクは無理。

地面の状態

やわらかい土。ペグが良く刺さる。砂利が刺さるのでグランドシートなどがあるといい。

保古の湖キャンプ場の買い出し

車で20分ぐらい。
地図で見てわかる通りヘアピンカーブが続くので運転注意。
中津川市の国道19号沿いにスーパーオークワやバローやバローホームセンターがある。
ガソリンスタンドもある。レッドバロンもある。
飲食店も立ち並んでいるのでお昼を済ますのも良い。

保古の湖キャンプ場の良い点

風がよく通る。バイク用サイトは日当たりが良い。今回のみ?
温泉は徒歩で行ける(と思う)国民宿舎に日帰り温泉がある。
キャンプ利用者は100円引きで400円。朝も9時から入れる。
直火OK。
街灯がほとんどない。星空がよく見える。

保古の湖キャンプ場のイマイチな点

キャンプ場はかなりの砂利、というかダート。
傾斜があるのでバイクでこけないように注意。
トイレは洋式が1つ。汲み取り式。トイレ少な目。
オートキャンプ場にしてはちょっと狭い。
買い出しは近いけどヘアピンカーブの連続で大変。
ゴミは持って帰る。
湖畔にある神社はちょっと…。

2.ツーリング日記

ルート
名古屋 → 国道363 → ベーカリーkattan(お昼ご飯)
→ 保古の湖キャンプ場
→ 買い出し オークワ
→ キャンプ場チェックアウト → 国道19 → 国道256 → 道の駅茶の里東白川
→ 県道62 → 国道41 → ライコランド寄って名古屋へ

  1. 目次
  2. お昼ご飯
  3. 保古の湖キャンプ場へ
  4. 日没前なのに寒い
  5. 夕食
  6. 保古の湖キャンプ場で星空撮影
  7. 朝食
  8. 帰り

お昼ご飯

2019年のゴールデンウィークは天気予報がコロコロ変わって予定が立てにくかったです。
キャンプしたいのですが、GW前半は雨予報になっていたので様子を見ていたところ、
天気が変わって4月末は晴れの日が2日間続きそうなのでキャンプを決行することにしました。

といってもどこも混んでいるGWの前日、空いているキャンプ場なんてあるのだろうか?
まず、大手検索サイトで調べてみたらどこも全滅。
それでもあきらめきれないのでツーリングマップルで候補地にあるキャンプ場を
片っ端から検索して空きサイトが無いか調べてみました。

そうして今回のキャンプ場、保古の湖キャンプ場と出会いました。
オートキャンプ場で残りサイト3となっていたのでギリギリセーフです。
夜9時の出来事でした。
翌日にちゃんと予約できているかキャンプ場に電話したら、バイクサイトがあるのでそちらに変更になりました。
値段もちょっと安くなってラッキー。

保古の湖キャンプ場は恵那市にあるので名古屋からそこそこ近いです。
今回は高速道路を使わずに下道で行くことにしました。
志段味を通って、道の駅瀬戸しなので休憩。
そこから国道363をずーっとたどればキャンプ場です。
途中でお昼ご飯を食べられるお店を探しつつバイクを走らせました。

国道363は途中にヘアピンカーブがあるけど、やたらチャリンコが多い。
ただでさえ狭くてカーブの連続なのに時々はみ出てくるのですごい邪魔。
対向車来たら面倒だなーと思いつつも、キャンプ道具が重いのでゆっくり通り抜けました。

カーブを抜けて曽木の辺りを走っていると、右手にベーカリーを発見。
建物が新しいです。
ランチやっているかどうか確認しに寄ってみました。
駐車場はレンガを砕いた石が敷き詰められていて、
キャンプ道具積んだバイクで駐車するのがちょっと大変でした。

曽木のベーカリーkattan
お店の名前は「kattan」カッタン。公式サイト:http://kattan.info/
パンを買って食べられるスペース(イートイン)があったのでここでパンを買ってお昼ご飯を食べることにしました。

総菜パンはフランスパンの上にいろいろな肉や野菜が乗っています。美味しそう。
迷ったけどエビカツが入っているパンをチョイス。
デザートの代わりにりんごの恵み、というクリームチーズとリンゴの甘そうなパンも買いました。
あとベーコンとチーズの入ったパン。
会計した後も次々とパンが焼きあがって出てくるのでそっちも気になってしまいます。

kattanのパン
エビカツはベースのフランスパンがザクザクでとても美味しかったです。
ベーコンとチーズの入ったパンは外側のチーズがカリカリに焼けていてすごく好みのパンでした。
りんごの恵みはクリームチーズがくどくなくてあっさり食べられるパン。
ドリンクは紅茶を注文したけれど無料のお水もありました。

パンを食べている間にお客がどんどん入って来るので、人気のお店なんだなぁと確信。
ビーフシチューのランチもあるみたいだけど完全予約制?
今度国道363を通る時もまた寄りたいと思いました。
曽木ならしょっちゅう通るので。

保古の湖キャンプ場へ

買い出しと迷ったけど先にキャンプ場へチェックインすることにしました。
国道363の阿木川ダムから先を走るのは初めてです。
のどかな農村風景が広がっていました。

国道363から一般道で行くのですがキャンプ場の案内は無かったので見落とし注意です。
一般道へ入ると分岐する所ではキャンプ場の案内がありました。
キャンプ場の受付は恵那山荘ではなく坂道を下ったところにある小屋?みたいなところです。
向かい側にトイレがあるのでそれを目印にすると良いです。

受付の駐車場がすでに坂道になっています。
早めについたつもりだったけど受付はやや混んでいる感じ。
バイクはA10とA11の敷地を他のキャンパーと共同で使うそうです。
この日は我々含め3組いるらしい。

キャンプ場についてみるとすでにたくさんのテントが見えました。
まだ12時ちょいすぎなんですが早くに来る人が多いですね。
オートキャンプ場だけど8M四方ぐらいかな?
車1台とファミリー2ルームテントと椅子テーブル置いたらいっぱいになりそうな大きさです。
幸いバイクサイトは日当たりが良くて一番のりだったので誰もいませんでした。
湖側の端っこを陣取りました。

保古の湖キャンプ場 キャンプツーリング テントを設営して椅子とテーブルを並べたら今度は買い出しに向かいました。
風が強いのでテントの中にタープとか重い荷物を入れておきました。

日没前なのに寒い

買い出しはスーパーオークワへ。隣にスシローがあります。
夕食は当然寒いので鍋。
鍋キューブ、カット野菜、鱈、うどん2玉、酒、ウーロン茶2L、水2L、ビーフジャーキー、朝食用のおにぎりなど。
自宅から食材を少し持ってきたので買い物は少な目。
オークワの店内にダイソーが入っていて、服やBBQグッズなども売っているのでなんでも揃います。

買い出しから戻ってみるとテントがずれていました。
中に相当重い荷物を入れていたはずなんだけど、風おそるべし。
前室に引っかけていたペグが吹っ飛んでいました。

保古の湖キャンプ場 気温
テントを建てなおした後、寒いので最終防寒着のフリースを着ました。
日没前なのにすでに寒い。
乾湿計を持ってきたので気温を測ってみると5℃。
もうこれ以上上着が無いけれど夜大丈夫なんだろうか。

岩村の地酒 女城主
夫は寒いから、と言ってオークワで買ってきた地酒を飲み始めました。
女城主「純米吟醸酒」という生酒が飲みやすかったとか。
岩村の地酒です。

夕食

16時頃になって、風も強いままなので夕食をとることにしました。気温3℃。
鍋キューブと水を沸かして具材を投入。
家から持参したウインナー、ねぎ、えのきとカット野菜をどばーっと。
強風なのでウインドスクリーン(キャンプ用の風防)は必須です。

キャンプの夕食 鍋です
いい具合に煮えてきたら夕食の出来上がり。
鍋だと調味料を一切持っていかなくていいのがとても楽です。
風が冷たくて強いのでシェラカップに盛りつけてもすぐに食べないとあっという間に冷える。

キャンプの夕食の〆 月見うどん
〆はうどん。前回のキャンプでたまごが欲しくなったので玉子を持参しました。
月見うどんです。
撮影している間に冷めてしまいましたが美味しかったです。
(もう一度鍋に戻して煮ればいいのか!?)

食後には火を起こして焚火。
バーナーで一気に着火させました。
メタルマッチとかマッチでは風が強くて火がつかなかったです。

キャンプで焚火
焚火は体が暖まります。
我々は服に臭いがつかないように焚火マントを羽織っています。
焚火マント、自作したのでそのうちブログにアップします。
寝る時はシュラフの上にかけて保温&結露防止に使っています。

ビーフジャーキーは焚火でちょっと炙ると柔らかくなって美味しいです。
今日は寒いのでお湯を沸かしたりしてガス缶をたくさん使いました。
いつも2本常備しているから大丈夫です。

夫がオークワで買った酒とビーフジャーキーとでダラダラしていました。
岩村の名産品女城主という酒が飲みやすくて美味しかったそうです。

保古の湖キャンプ場で星空撮影

夜8時ごろになると星が見えてきました。
風は相変わらず強いまま。気温はなんと0℃。湿度は60%。
個人的に、星との出会いは一期一会だと思っています。
二度と同じ条件が訪れないので多少寒くても面倒でも撮りたいと思っています。

保古の湖キャンプ場 星空
三脚の角度が真上方向に向かず、構図がしっくりこなかったけどこんなもんかな。
ランタンの光が飛んじゃっているけど、星はよく見えました。

焚火も消えたので就寝。空気は乾燥していました。
つま先が冷えて全然寝れなかったのでトイレに行った帰り、ふと見上げたら夜8時の時よりも星がいっぱい。
天の川も見られました。

どうせシュラフに潜っても寝付けないのでカメラを取り出して星空の撮影をしました。
三脚は仕舞ったので取り出せない。三脚なしで撮影を試みました。
カメラを星空用に設定したら地面に上向きに置いてスローシャッター。
ファインダー覗けないから構図は無視。
ピントを合わせられないけれどもうそこはカメラを信じて。
ちょっと角度付けたい時はレンズの下に角度がつけられるもの(ペットボトルとか)を置いて斜めにしました。

保古の湖キャンプ場 深夜の星空 拡大したら微妙にピントがずれているかもしれないけれど、良い星空が撮れました。
星がたくさん写っています。素晴らしい。
いつまで撮影するのか、と自問したら「寒さの限界が来るまで」と自答します。
風が冷たいので前室のフライシートに隠れて撮影していました。

撮影を終了してシュラフに戻ってみるも、やっぱり足が冷える。
あまりにも冷たかったので足がつってしまいました。
シュラフの中で足がつると辛いですよ。すぐに手が届かないし。

寒いのでカイロを手ぬぐいに貼り付けて足の裏に当たるようにシュラフの中に入れました。
さらにシュラフのつま先の所を荷物でがっちり固めてみたらカイロがぽかぽかしてきました。
なるほど、シュラフの周りを保温してあげると良いんだな。
つま先の上にも重しを置いてあげると暖かくなってきました。
荷物は服やツーリングマップルやペットボトルなど身近にあるものを使用。

朝食

朝になっても眠気が来なかったのでほとんど寝ていません。
シュラフの中で横になっていただけ。
が、撤収もあるので7時ごろには起床しました。
寝てないのに起床っていうのかなこれ?

我々の撤収手順は以下のようにしています。
起きたらシュラフを干してスリーピングマットを片付ける。
バイクとバイクの間にロープを通すと物干し竿の代わりになります。

テントの中に持ち込んだ荷物を全部外に出してテントマットを片付ける。
フライシートを外して干す。
でも今日は全く結露していなかったのでそのまま片付けました。

テントをひっくり返してゴミを出す。
モンベルのテントはフレームが掴みやすくてゴミ出しがしやすいです。
テントをひっくり返して乾かす。これも乾いていたのでそのまま片付けました。

グランドシートをひっくり返して干す。
しっかり濡れていて土や石がついていたのでこれはちゃんと干しました。

キャンプの朝食 コンビニおにぎり茶漬け 乾燥させている間に我々は朝食を。
ウーロン茶を沸かしてコンビニおにぎりとお茶漬けの素にぶっかけてお茶漬けです。
これも写真撮っている間に冷めてしまいました。
気温5℃。風は昨日より収まっていました。

8時半ごろには直射日光が差し込んできました。
朝食が済んだら後は撤収のみ。バーナー類も机も椅子も片付けました。
ようやくシート類が乾いたので畳んでバイクに積み込みました。
積み込みの手順は毎回同じにしておくと慣れて撤収が早くなります。

キャンプ場受付でチェックアウトをして、温泉の入浴チケットを買って恵那山荘へ。
バイクで2分ぐらい。すぐ近くに温泉があるのはありがたい。
恵那山荘の温泉はラジウム泉だそうです。
小さい温泉なので4人入ったらいっぱいになりそうです。
あと洗い場の窓側の方、これ外から見えるんじゃ…まーいいや。

風呂から出る時にはほかのキャンプの人、ファミリーがぞろぞろ入ってきたので、早めに来て入るに限ります。
我々は朝に入ったけど、お風呂は夜も利用できます。

帰り

せっかく恵那から出発できるので裏木曽街道(国道257)を回って帰ることにしました。
国道19に出たら中津川方向へ走り、国道257へ。
桜が見ごろだったのでとても気持ちよく走れました。

途中、分岐で国道256を走り道の駅茶の里東白川へ。
新茶ソフトが食べたかったけど、まだありませんでした。
県道62は空いていてキャンプ道具積んでいるのでのんびり走りました。
そのまま国道41に出ました。
通り道である小牧市のライコランドに寄って名古屋へと帰還しました。

今回のキャンプで「氷点下になっても何とかやれる」という自信が着きました。
暖をとるために焚火が必要、あと着替えは種類も多めに持っていくこと。
吸湿速乾素材の半袖Tシャツ+フリース+ダウンシュラフの組み合わせが暖かい。
ただ体が冷えて発熱しないとダウンの意味が無いのでカイロなどが必要。
シュラフはもともとコンフォートが-4℃のやつだったので十分。

反省点としては、
貼るカイロでは熱量が全然足りなかったのでハクキンカイロが良い。
貼る靴下用カイロは発熱せず。これはダメだ。
カイロではなく、ペットボトルにお湯(70℃ぐらい)を注いで湯たんぽを作ればよかった。ジップロックに入れれば水が漏れてこない。

工夫する点としては
寝る前にお茶を沸かして魔法瓶の水筒に入れておくとテントの中でも暖かいお茶が飲める。
焚火にも使える軍手は手袋替わりにしても暖かい。
耳が冷えるのでイヤーマフラーか帽子にもなるネックウォーマーがあるといい。
後者だとネックウォーマーにもなって便利。

防寒具やカイロは春だとお店に売っていない場合が多いので心配なら持って行ったほうがいい。
夜が寒い日に限って昼は暑くなるので半袖も持っていくといい。
昼のうちに薪になりそうな木を拾っておくのも重要。

posted by 新目もり at 18:15 | キャンプツーリング