2019年初のツーリング先は静岡県。 夫が緑茶が飲みたいというので川根にある道の駅茶茗館に行ってきました。
ルート 名古屋 → 新東名 → 島田IC → 国道473 → 国道362 → 道の駅茶茗館 → 国道362 → 三ツ星村でお昼 →島田金谷IC → 新東名 → 名古屋へ
目次
google Adsense茶室でお茶を味わえる茶茗館
今年は1月になってもそんなに寒くない気がします。 初のツーリングは夫のリクエストで静岡県川根にある「道の駅ラフォーレなかかわね茶茗館」で 緑茶をいただくことにしました。 このブログで何度か登場していますが、茶室でお茶を淹れる体験ができて楽しいのです。 我々夫婦はすっかりリピーターになってしまいました。
といっても、川根まで行くのが大変。 静岡県は暖かいけどなんせ愛知県が寒いのです。 日帰りで暖かいうちに帰ってきたいので寒いけど朝8時ごろに家を出発。 名二環、新東名高速を走りました。 冬の東名高速は風が強いし寒いしで運転しづらいことこの上ないです。
今回の冬装備は裏起毛の下着、フリース、モンベルの分厚いダウン、ブロックテックパーカーです。 あとズボンとオーバーパンツをはいております。 最近はフリースにモンベルのダウンとその上に防風のパーカーで、上着を脱いだら軽めの服装になるようにしています。 いろいろ歩いていると体が暖まってしまうので。 モンベルのダウンはアウターにも使えるけれど膨らみを抑えるのも兼ねて 上からブロックテックパーカーを着ています。 高速道路では大きなダウンがバタついて抵抗して非常に走りにくいのです。
忘れちゃいけないのがハクキンカイロ。 このカイロが使い捨てカイロより高温になって長持ちするので毎年冬には愛用しております。 ハクキンカイロについては紹介ページを作ったのでこちらでどうぞ。 100均の腰サポーターを改造した自作のカイロベルトで腰に固定しています。 下着の上、フリースの下に入れているので上着を脱いでも見えないようになっています。
設楽長篠PA、遠州森町PAで休憩して島田金谷ICで高速道路を降りました。 浜松市に入ると日差しが柔らかいです。 対して愛知県の日差しは強くてあっという間に日焼けしそうな感じ。
IC下りるとすぐにコンビニがありここで待ち合わせや休憩をしているライダーが多数いました。 我々はそのまま北に向かい、国道472を進みました。 暖かい静岡県だけど日陰はちょっと寒い。 カーブが多数あるので前を走る車について行ってゆっくり走っていると 余裕もってカーブを曲がれて良い感じでした。
1時間ほど走って道の駅ラフォーレなかかわね茶茗館に到着。 広い駐車場には相変わらず車が全く停まっていない。 この静かな感じが好きです。
受付を済ませてお支払いして茶室へ。 緑茶は2種類から選べます。 お正月ということでお茶うけのお菓子が抹茶の羊羹ではなく上生菓子になっていました。 お茶の葉を乾燥して作られたミニ香り袋付きで300円。 我々の後から団体さんも来て一緒に説明を受けることになりました。 お正月は結構人が来るようです。 私は気合を入れて正座していましたが、足をくずしてもいいです。
説明に従ってお茶葉をいれたりお湯を淹れたりして何回かに分けて緑茶を味わいました。 最初に飲んだお茶の味は苦くなく純粋に甘いです。 2杯目以降はだんだん苦みも入ってくる味になりその変わる様子も楽しめます。 飲んだ後の緑茶の茶葉がとても鮮やかな緑色をしていました。
お茶が苦いな〜と思ったら上生菓子を一口いただくと苦みが甘さで消える感じでちょうどいいのです。 上生菓子は外側のつやつやした部分がとてももっちりしていて美味しかったです。
緑茶を堪能した後は建物の奥の方に行ってみました。 そこには大井川に降りれる階段がありました。 透き通っていて川底がよくみえました。 置き石がなくて川幅があるので向こうまで渡っていくのは無理そう。
帰り道のどこかでお昼ご飯を食べて帰ることにしました。 静岡県が暖かく感じるのでついつい長居しちゃいそうですが、それはダメだ。 日が沈む前に家に帰らないと愛知県で寒い思いをしてしまいます。
お昼ご飯は大根そば
元来た道を引き返して帰る途中、トイレ休憩に三ツ星村に寄りました。 公式な道の駅ではないけれど道の駅的な場所です。 駐車場とトイレとお蕎麦屋さんがあります。 初めて来たけれど、美味しそうなツユの香りがしたのでここでお昼ご飯を食べることにしました。
お店の中に入ると古民家の和風建築がお迎え。 靴を脱いでテーブル席に座りました。 蕎麦とうどんの小さなお店です。
川根名物大根そばというのが目にとまったのでこれを二人とも注文しました。 大根・しいたけ・ニンジン・油揚げの入った郷土料理だそうです。 蕎麦が来るまでに入口にあった大鍋の所に行き、おでんを追加で注文。 注文といっても自分で好きな具をお皿にとって後で申告する形です。 大根とちくわとさつま揚げをチョイス。 大根そばで大根が入っているけれど分厚く切られた大根が出汁の色で透きとおっているのを見て食べたくなりました。 静岡名物味噌おでんではなかったけれど、かつおぶしの削り粉が用意してあるのは静岡県流らしいです。
お店の方におでんの申告をしておでんをいただく。 分厚い大根は中まで出汁が染みていてアツアツでした。 竹輪もよく煮込まれていて美味しかったです。
おでんを食べ終わるころに湯気の立つ大根そばがやってきました。 いろいろな野菜が入っていてそのうま味が麺つゆに混ざっていてツユがとても美味しい。 お蕎麦も柔らかすぎずモチモチしすぎずとても美味しいです。 何よりこの寒いからだを温めてくれる掛けそば最高です。
大根そばで体を温めて、ゆっくりした雰囲気のお店の室内に癒されて本当に満足しました。 トイレに寄ってからお会計をしてお店を出たらあとは帰るだけ。 我々は大根そばのファンになってしまったのでまた行きたいと思います。
帰りも元来た道をたどり、島田金谷ICから新東名に乗って 浜北SA、設楽長篠PAで休憩したのち自宅へ帰りました。
三ツ星村のおでんの大根に感化された夫が翌日にぶり大根を作ってくれました。 透き通った大根を作ってみたかったんだそうです。 美味しい料理に出会うと自分で作ってみたくなる気持ち、わかります。 もっともっといろんな場所に行っていろいろな料理を食べたいと思ったツーリングでした。