紅葉の時期のせせらぎ街道は混みますが、早朝に出れば避けられます。
が、あまりの寒さに途中で引き返すことに。完走しきれませんでした。
ルート 名古屋 → 東海北陸道 → 郡上IC → せせらぎ街道 → 西ウレ峠で折り返し → 国道158 → 国道22 → 名古屋へ
google Adsenseせせらぎ街道の紅葉
ちょうど天気が良い日があったのでせせらぎ街道へ行くことにしました。 せせらぎ街道の紅葉の時期は混むので2週間前や後に時期をずらしていくことが多いのですが、 今回は早出することで混むころには下って帰ろうと思います。
早出するからには早く現地に着かなければならない。 ということで高速道路で一気にショートカットしました。 長袖、インナーダウン、ブロックテックパーカーにカイロを背中に一枚貼って出発。 しかしすでに関あたりから寒い。 長良SAでネックウォーマーを着込んだけどもうこれ以上の防寒ができませんでした。
郡上に着くころには日なたもあったので日向は暖かいけど日陰が寒い。 グローブは真冬のものだけどヒーターが無いので指先がどんどん冷えていきました。 道の駅明宝でトイレ休憩。 水筒に入れた熱々のお茶だけが唯一体を温めてくれました。
道の駅明宝の手前につぶれた旅館があり、そこからの建物と川と紅葉の景色が綺麗でした。
オレンジ色の和風建築が紅葉とよく合います。
それに建物がまだほとんど劣化していません。
紅葉はとてもきれいで進めば進むほど色づきが濃くなる感じでした。
途中、本線を逸れて明宝温泉の方に行ってみると国道を上から見下ろすことができます。
誰も通らないのでバイクを停めて景色を眺めました。
指が冷たいけど根性でカメラのスイッチを押して写真を撮る。
指がかじかんでボタン類の操作が辛かったです。
冬(まだ冬じゃないけど)の撮影はカイロなど指先を温めるものが必須だなと思いました。
本線に戻って紅葉をチラ見しながら走っていましたが、
「本当に写真を撮りたいところには待避所などの車を停める所がない」
ということに気づきました。
走行中に「いいなぁ」と思ったポイントはバイクを停めたら邪魔になりそうな場所ばかりです。
心に「いいなぁ」と思った景色を記憶して走ることにしました。
ウレ峠の駐車場は珍しく車でいっぱいでした。 いつもは全く停まっていないのに…。 バイクを空いている場所に停めて池の方に行ってみると、モミジが真っ赤に染まっていました。 とてもきれいです。 撮影スポットなのかカメラを構えた人が何人かいました。 ここから登山している人もいるんだろうなあ。
西ウレ峠の道路周辺の木々も橙色に染まっていました。
しかし、もう寒さの限界なのでここで折り返すことにしました。
体感で真冬の2℃ぐらいの寒さなのです。
他のライダーはもこもこの装備でした。
それにだんだん交通量が増えてきたのも気になって。
帰り道、やたら車がたくさん停まっているパーキングがあったので寄ってみました。
ちょうど雲が晴れてきて青空が見えると行きの曇りとは違う明るい紅葉の様子が見られます。
これは山の方を撮影しました。曇りよりも彩度が薄く感じます。
もみじは逆光で撮ると葉っぱが透き通って綺麗だな〜と思います。
パスカル清見近くにある神社に寄ってみました。
行きにも「紅葉している美しい神社がある」と気づいていたのですが停まるのが面倒になってスルーしてしまいました。
神社なので一応お参りしようかと思ったら賽銭箱が無かった。合掌だけしました。
写真にはないけど神社を背にすると正面に見える山もとてもきれいでした。
道の駅パスカル清見に入ろうとしたら道の駅の入り口ですでに車が並んでいたのであきらめました。 紅葉の時期のせせらぎ街道は車の量が半端じゃありません。 帰り道だから割と空いていたけれど反対側(北上する方)は車が延々と並んで走っている状態でした。 道の駅は全滅なのでそのまま郡上まで走り、コンビニでちょっと休憩。
まだ時間には余裕があるので名古屋まで下道で帰りました。 途中、道の駅むげ川でお昼ご飯。と言っても昨日買った総菜パン。 むげ川が定休日だったのでパンを買っておいてよかったです。 ここまで下るとさすがに暖かくなってきました。
自宅に帰ったのは14時ごろ。 紅葉の時期のせせらぎ街道は朝早く行って早く戻ってくると渋滞に巻き込まれないと思います。 その代わり冷え込むので防寒具はしっかりと揃える事が必要です。 ということが身に染みてわかりました。