去年は一度も行けなかった焼津へお魚の買い出しに行ってきました。 今回はタンデムツーリングです。
ルート 名古屋 → 島田金谷IC → 国道473 → ふじのくに茶の都ミュージアム → googleナビで焼津方面へ → かどや(お魚料理) → 焼津おさかな市場 → 焼津IC → 名古屋
目次
google Adsenseふじのくに茶の都ミュージアム
ここ最近ツーリングしたのは福井県、岐阜県、長野県が多くて行きたいところがマンネリ化してしまいました。 そこで、ここはひとつ去年行けなかった焼津方向へと行こうじゃないか、ということになり 静岡県に行くことになりました。 去年行けなかったのは「魚をしまうための冷凍庫が空かなかった」という理由なのですが。
おととしぐらいから所有者不在で閉館していた旧おちゃの里会館も再開したので ツーリングがてら寄ることにしました。 今はふじのくに茶の都ミュージアムと名称が変わっています。
前日に冷凍庫を整理し1段分は確保できました。 ケーキを買ったときについてきた保冷剤とか霜だらけの食品とかを捨てたりしました。
渋滞を避けるため早朝7時に出発。 日に日に朝晩が冷え込んできたので取り外しが楽なネックウォーマーをつけました。 今回もブロックテックパーカーを外側に着込むだけで快適です。 中は半袖Tシャツとメッシュジャケット。
久しぶりの東名高速に夫がさっそく東海北陸と勘違いしていて、下道を間違いそうになりました。 今回は移動がほとんど高速道路になりますが 乗った後にETC乗り放題プランに申請し忘れたことに気づきました。残念。
名二巻から東名、新東名に乗り換えて島田金谷ICを目指しました。 が、走っても走っても愛知県を抜ける気配がありません。 愛知県を走るだけで1時間も消費するなんて、愛知県が長すぎなんですよね。 途中設楽長篠PAで休憩。 ちょっと温かくなってきたのでネックウォーマーは外しました。 ここら辺は杉の木が多いので花粉症の季節は症状が心配です。
島田金谷ICで下りてふじのくに茶の都ミュージアムを目指しました。 午前9時ごろについたのでぽかぽか陽気+晴天で気持ちがいい。 特に国道473の金谷駅上り坂の辺りは急に高度が上がるうえ富士山が見えるので気持ちがいいです。 せっかくの景色なのにバイクを停める場所が無いのが残念です。 ただ、道沿いにところどころお店はあるのでお店の席からは富士山がよく見えるのだろうと思います。
登りきったところにふじのくに茶の都ミュージアムはあります。 バイク用の駐車場があり、ガードマンに指示されてそこに停めました。 建物の脇にあった売店はなくなっていました。 ここのアイスクリームと三島コロッケが美味しかったのに…。 そのかわり、なかでアイスクリームは食べられるようです。 コロッケは絶滅かぁ…。
入ってすぐの所にお土産屋があります。 掛川はお茶の産地なのでお茶葉も売っていますし抹茶のアイスクリームやお菓子なども置いてあります。 改装前のお土産屋よりも品数は減ったけど広くて見やすくなっています。
産地別のお茶が1杯分入ったティーバッグを発見。 いろいろなお茶を飲み比べられるのはうれしいです。 ティーバッグなのでキャンプに持って行こう。 ということで、4種類ほど買いました。
おすすめはお茶の濃さが選べるお茶アイス。(冬は寒くていつも食べられない) 1〜7段階まであって7段階目だけちょっとお値段高め。 私は6を、夫は5を選びました。 普通の抹茶アイスならその辺のコンビニで買えるのであえて濃いものを選んでみました。
イートインスペースがあるので清算して早速アイスを食べてみることに。 5と6では乳脂肪分の配分が違うようです。 私のは陳列棚の奥の方から取ったので霜まみれでした。
乳脂肪分の配分がちょっと違うな〜と甘く見ていたら、 この写真の通り、並べてみると緑色の濃さが違う。 (写真を縮小したらもっと濃さの違いが判ります)
そして自分の6を食べてみると、抹茶味が濃い。 抹茶の粉そのものの味がします。 茶道の苦みが強い抹茶、あの味です。 夫の5は確かに濃さが引いてちょっと甘みを感じました。 アイスがよく冷やされているので食べていくうちに何が何だか分からなくなってしまいました。
ふじのくに茶の都ミュージアムにはレストランもありました。 1200円〜とちょっとオシャレな感じです。 我々のお昼ご飯は「せっかく焼津に行くのだから魚料理を」と思い、お魚料理の店を探しました。
焼津周辺の魚料理屋を検索して漁港近くにある「かどや」に決めました。 魚のフライや焼き魚、煮魚などメニューが豊富にあるのが決めてです。
かどや
茶の都ミュージアムからは高速道路に乗らずに下道で行くことにしました。 ただ、グーグルマップで示されているルートが結構複雑です。 今回タンデムで来ているので私がナビ役をして進むことになりました。 良さげな道があったらグーグルマップのナビを無視していこうと思います。
ふじのくに茶の都ミュージアムを出て信号をまっすぐ進むとそこは茶畑。 道路の両脇が茶畑になっており、ずっと先まで続いています。 この辺りは一本道だし信号もないし広いしでとても気持ちよく走れました。 ツーリングマップルには書いていないけれど快走路ですね。 富士山がちらっと見えたりします。
しばらく茶畑の中を走っていくとだんだん市街地に出てきます。 この先は回避ルートもなさそうなので渋滞気味になってきますが仕方がないですね。 ちょっと地図だけでは我々のスキルではたどり着けなさそうなのでナビがあったほうが良いです。
1時間30分かかってようやく海まで出れました。 海沿いの道は広くて景色もよくて気持ちが良かったです。 途中通り過ぎた「アクアスやいづ」の隣でもまぐろ茶屋というレストランがありました。
そっちも気になりますが、そのまま進み「かどや」へ到着。 13時過ぎてしまったけど駐車場が満車。 敷地角の台形になっている部分に停めました。 とても人気のお店のようです。
中へ入ると席待ちになりました。 10分ほど待ってカウンターの席に案内されました。 メニューを見ながら何しようか悩む。 お魚料理を美味しく味わうには…ちょっと考えて揚げ物はダイエット中なので焼き魚にしました。
よく見ると料理が届いていないテーブルがちらほら。 時間がかかりそうです。 先に夫が頼んだカツオの刺身が運ばれてきました。 ここら辺の海ではカツオが採れるので地元のお魚なんです。 ショウガ醤油で頂きました。分厚くて脂があっさりのっていて美味しい。
焼き魚は時間がかかる、とあらかじめ説明を受けていたので待つこと30分ほど。 私の焼きハラモ定食がきました。 何かちょっと固い部分が食べられなかったけど身がたっぷりあって食べ応え十分。 魚の脂がしっかりのっているのでものすごく絞った大根おろしがよく合います。 大根おろしがたっぷりあるのも良い。 小鉢のひじきの煮物はほっとする味です。 入口近くに大皿に盛られていて気になっていたのですが、定食で出てきてよかった。
13時45分ごろになるとオーダーストップです。 電話で予約の問い合わせがあったようですが断っていました。 私たちが来た後で売り切れになる定食もあったようです。 ツーリングプランに組み込むなら早めに行かないとダメだと思います。
かどやでお昼ご飯を食べた後はすぐ近く、バイクで10分ぐらいのところにある 焼津おさかなセンターへ。いつもの干物買い出しです。 午後なので人少な目…かと思いきや観光バスが入ったり出たりして賑わっていました。
何も言わなくても値引きしてくれるお店もあります。 (悩んでいる表情に見えるのかな?) 安く買うには単品ではなくいくつか買うと値引きしてくれます。 ほっけの干物2枚ととろさばの干物2枚で値引きして2000円で買えました。 焼津の干物は魚太郎の比にならないほど大きいので干物1枚を2人で分けて食べています。 ということは4日分のお魚を買えたということに。 冷凍保存ができるので急いで食べなくても良いです。
今日の夕飯何しよう?となり、いろいろ考えた結果 魚の切り落とし詰め合わせを漬け丼にして食べようということになりました。 魚の切り落としが800円で売っていましたので。
魚の切り落としは量が多いので2食×2日分です。 いろんな魚が入っています。 1食あたり200円で漬け丼が食べられるのはとてもお得です。
以上でお魚センターでの買い物は終了。 干物がでかいので冷凍庫の棚をそれだけで埋めてしまいます。たくさんは買えないかな。 焼津ICがお魚センターのすぐ裏手にあるので14時だけどさっさと東名に乗りました。 高速道路に乗る時間が早かったおかげで渋滞に巻き込まれることもなく自宅へ帰れました。
家へ帰ってちょっと休憩してから近くのスーパーでアボカドを購入。 先ほど買った魚の切り落とし詰め合わせとアボカド1個をビニール袋に入れ、 醤油大匙2、料理酒大匙1、みりん大匙1を小鍋に入れてひと煮たちさせて冷ました液に30分以上冷蔵庫で浸します。 ひと煮たちさせた後冷まさないとお魚がゆだってしまいます。 浸している間ビニール袋をひっくり返したりするとまんべんなく漬かります。
美味しいお米を炊いて、ごはん、漬け、海苔、白ゴマをふって完成です。 漬けに使ったたれも捨てずに丼にかけてください。 これは、ツイッターで話題になった「アボカドハマチ丼」というやつです。
2日目はさらに納豆を加えてねばねばに。 これが、漬けのたれと魚と相性が良くてめちゃくちゃ美味しいのですよ。私も夫もドはまりしました。 手間においてぜいたくを言うなら喉が渇くのでお味噌汁もあったほうがいいなあ。
お昼ご飯も魚、夜も魚と魚三昧な一日でした。 また真冬になって冷凍庫が空いたら焼津に行きたいです。