2018年09月05日

長野県奈良井宿日帰りツーリング

名古屋発日帰りツーリングブログtitle83 数年ぶりに奈良井宿へ一人ツーリングしてきました。
暑いのに長野の空はもう秋空でした。
帰りをALL下道にしたのは間違いだったかもしれない。

ルート
名古屋 → 中央道 → 小黒川PAのETC出入口 → 国道361(権兵衛街道)
 → 県道493 → 国道19 → 奈良井宿
 → 国道19 → 国道361(開田高原) → 県道20 → 国道19
 → 県道66 → 道の駅そばの里らっせいみさと(休憩) → 県道20
 → 国道363 → 県道210 → 国道155 → 名古屋

目次

  1. 奈良井宿
  2. 開田高原
  3. 太陽の丘公園
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1.奈良井宿

木曽路(国道19)を何回か通った感想
・終始追い越し禁止
・トラックが多い
・信号が多い
・ネズミ捕りの噂
・交通量が多い
・並走する抜け道が無い
・国道153に抜けるのは権兵衛トンネルのみ
・道の駅が混んでいるし右折で出づらい
・バイク乗りはそこそこすれ違う
・流れがゆっくり(40km/h)
・日差しと排気ガスと地熱とバイクの熱でとても暑く長時間走ることになる

という理由によりしばらく国道19は避けていました。
ツーリングスポットとしてはいいけれど、バイクを走らせるには不向きな木曽路。
それでもなぜかバイク乗りとすれ違う道です。
ですが、ここ数年訪れていないので行ってみたくなりました。

天気は良好、気温は35℃まで上がらないようなので一人で奈良井宿までツーリングすることにしました。
7時半には家を出て春日井ICから高速道路に入りました。
早朝ならぎりぎり下道でも春日井まで行けます。

秋空 春日井ICから神坂PAで休憩。
だんだん暑くなってきましたが、空はうろこ雲で秋っぽい気がします。
グーグルマップによると伊那ICより小黒川PAのETCの出入り口で下りるほうが早いらしいので
小黒川PAを目指しました。

中央道は中津川までは混み気味だけど、そこさえ抜けてしまえば交通量はぐっと減ります。
小黒川PAで休憩してからETC出入口で高速道路をおりました。
EtC出入口はPAに入れない場合が多いけれど、小黒川は入れます。

国道361を走り、権兵衛トンネルを抜けた先に奈良井宿と書かれた看板がありました。
予定ではこのまままっすぐ走り国道19を北上する予定でしたが、
なんとなく看板の案内のまま右折し、山道へ。

対向車が一台もすれ違わないまま川沿いの道路を走っていきました。
誰も通らないのでちょっと不安になりナビで確認するとここは県道493。
このまま進むと奈良井宿の手前に出るのでそのまま進みました。
ようやく対向車とすれ違い。
松本ナンバーだったので地元車しか通らない道だったみたいです。

県道493を抜けて国道19をちょこっと走り奈良井宿へ。
南側の駐車場はバイクの駐車料金200円。車500円。
1時間も滞在しないので勿体ないな。

木曽の大橋 さらに国道19を進むと「奈良井宿橋」の信号の先に道の駅があります。
国道沿いに駐車場がありこちらはなぜか満車。
もう一つ、川を渡ったところに道の駅の駐車場があります。
川を渡ったところの方が駐車場が広いです。
今日は平日で誰も停めていなかったのでここに駐車しました。
もちろん駐車料金はかかりません。
(夏休みや紅葉などシーズンでなければ大体空いていると思います)

奈良井宿 線路下のトンネルを潜り抜けて町に入ると古い町並みが両脇にずらりと並んでいます。
江戸時代の中山道の34番目の宿場街を雰囲気を味わえます。
奈良井宿は中山道11個の宿場町の中で一番標高が高いです。
確かに11月に行った時は紅葉は綺麗だったけどものすごく寒かったです。

この日は建物の日陰が道沿いに続いていたので日陰を歩けば涼しかったです。
蕎麦屋やカフェ、酒屋、お土産物屋が並んでいます。

奈良井宿の水場 奈良井宿では写真のような水飲み場が何か所かあります。
飲める水のようなのでほんの一口頂きました。 冷たい水です。

奈良井宿の漆器店 奈良井宿では漆器や曲げ物が産業として栄えてきました。
味噌汁の茶碗や箸、スプーンなど生活用品が売っていました。
私のおすすめは木の櫛です。
値段は4千円ぐらいから良いものは数万と、櫛なのに高いですが、大切に使えばとても長持ちします。
私も5年前に買った櫛が現役です。
この櫛を使うと髪がつやつやになります。
ツーリングや出かける時にはいつも鞄に入れて持ち歩いているほどです。

御嶽百草丸 木曽では百草丸という胃腸薬が昔からあります。
胃もたれや食べ過ぎ、下痢などの時に飲む粒状の薬です。
匂いがきつくて色も黒く、さらに1回につき15粒以上飲まなくではならないという
ある意味苦行の薬ですが、効きます。我家にも常備しています。
メーカーは日野百草丸御嶽百草丸があり、
御嶽百草丸は名古屋のドラッグストアにも売っています。
自宅近くになければ買ってみてもいいかもしれません。

帰りに渋滞に巻き込まれたくないので40分ぐらいで引き返して
奈良井宿を後にしました。

2.開田高原

この後は国道19で下道で帰ることにしました。
鳥居峠のトンネルが片側交互通行になっていて、30分ぐらい待たされました。
行きに通ってきた県道493を通ればよかったとちょっと後悔しました。

国道19をゆっくり下っていくこと50分ほど。
開田高原に寄り道することにしました。
地図を見ると国道19から北西に向かい、南下するルート。
本当に寄り道なんですがなかなか行けないので…。

国道361を走る。
平日なので前にトラックが走っているだけ。
ところどころお蕎麦屋さんを見かけました。
個人的に、蕎麦についてくる漬物が美味しかった記憶があります。

その中でも時香忘(じこぼう)というお蕎麦屋さんはとても変わった蕎麦&蕎麦つゆなので
蕎麦好きなら一度は行ってみてもいいかもしれません。
我々は1度行ったけれどすごく混んでいて開店直後にしか入れませんでした。
2度目以降は営業終了しいていて入れず…。

それから寒い季節には木曽の郷土料理「とうじそば」「すんきそば」がおすすめです。
カセットコンロにそばつゆと具の入った鍋が出てきて、
蕎麦を一口分ずつ湯通ししてから頂く料理です。
この湯通しを「とうじる」といい、「とうじそば」の語源になっています。
「すんきそば」は乳酸菌の入ったちょっと酸っぱい「すんき」という植物がそばつゆに入っています。
乳酸菌があるので栄養が豊富で、開田高原や奈良井宿で食べられるお店があります。
すんきだけパックで売っているお店もあります。

開田高原には「二本木の湯」という炭酸温泉があります。
我々が行った時にはたまたま開いていたけれど基本不定休の温泉です。
すごく小さな温泉だけど炭酸のお湯で湯から上がると肌がさっぱりしています。
今日はお休みの様で残念です。

開田高原 と、開田高原の思い出を脳内で再生しながら道を進むと
道脇にコスモスが咲いていました。
まだ8月だけど咲いていることがちょっとうれしい。

国道361から県道20へ。
このまま国道361を進むと国道41へと抜けられます。
一瞬国道41もいいかな…と迷いましたが、下呂から南が混むので辞めました。
国道19か国道41か選べ、と言われたら19を選ぶかなぁ。

御嶽山 県道20に入るとそれまでの走りやすい道が一変、狭くてぼこぼこの道路へ。
御嶽山が近くに見えました。
緑に覆われています。
数年前にあった硫黄臭は特にありませんでした。
寄り道と言いつつも終点までになかなか時間かかるなぁと思いながらバイクを走らせました。

3.太陽の丘公園

県道20をだいぶ南下しました。
休憩と水分補給をしに太陽の丘公園へと寄り道してみました。

太陽の丘公園に初めて来たのは御嶽の噴火が収まった11月ぐらい。
特に噴火の被害者が知り合いにいたとかは全くないけれどなんとなく献花をしに行きました。

それ以来久しぶりに来ました。
献花台は置いてありましたが縮小されていました。
千羽鶴がたくさん置いてありました。色あせていないので新しいものかな?

太陽の丘公園 太陽を模した石を中心に地球などの惑星の石が周りに置かれているオブジェを発見。
太陽と他の惑星を模した石が置かれており、ここは学習のための場所の様です。
ぐるっと回ると太陽の後ろに青空がみえてなんだか良い。

太陽の丘公園 日差しがきつくて日陰が全然ないので夏遊ぶには向かないだろうし、
夏以外だとすぐに寒くなってしまうのであまり人は来なさそうです。
滑り台もありました。
太陽の丘公園には小さい売店と食堂もあります。

水分補給をして休憩してから出発。
他にもこの先には道の駅三岳があるので、そっちで休憩してもよかったかなと思います。

県道20をやっと抜けて再び国道19へ。
暑くて汗がダラダラ出てくる上に信号が多い。
ヘルメットの中が直射日光で温められた車の中のように暑いです。
でもネズミ捕りされるのは嫌なので流れに沿ってゆっくり走りました。

中津川に着いたのは15時ごろ。
今回は昼ご飯を食べるつもりじゃなかったのでそのまま自宅に向かいました。
そのまま国道19だと市街地は暑すぎるので国道363を通りました。
暑いのには変わりないけれどこっちの道の方が空いているので。

結局家に帰ったのは17時。疲れましたが、バイクを走らせるのは楽しかったです。
今回の旅は自分の記憶の振り返りが多かったけど、
次回は夫もつれてそばを食べに行きたいと思います。

posted by 新目もり at 08:27 | ツーリング【長野県】