長野県諏訪湖周辺をツーリングしてきました。
諏訪大社って4つあったのか…。
ルート 中央道 → 諏訪IC → 諏訪大社巡り → ビーナスライン → ころぼっくるひゅってでお昼 → 県道40 → 長門牧場 → 引き返して宿泊 → 高ボッチ高原 → 諏訪ICから高速道路で帰宅
目次
1日目と2日目でルートを分けております。左上横のメニューから切り替えてください
google Adsense4つもある!諏訪大社巡り
天気の良い6月上旬に諏訪湖方面へツーリングに行くことにしました。 6月下旬になると梅雨に入ってしまい、雨でツーリングできなくなってしまいます。 今回は長距離になりそうなのでタンデムで行くことにしました。
朝早めに名古屋から脱出し、高速道路で一気に諏訪ICまで行きました。 もたもたしていると一宮JCTが渋滞してしまいます。 諏訪ICについたところで給油。 ガソリン入れておかないとビーナスライン行って戻ってくるのに足りなくなってしまいます。
6月といえど天気はとても良くてちょっと暑いぐらいです。 コットンのジャケットでちょうどいいぐらい。 諏訪市内は結構バイクを見かけました。
ビーナスライン入る前に諏訪大社に行って御朱印帳をもらうことにしました。 私が最近御朱印集めをやっているので、運転手の夫に付き合ってもらう形ですが。 諏訪大社は上諏訪に2つ、岡谷市の近くに2つの計4つあります。
まずは諏訪ICから近い下社のうち前宮からいくことにしました。 車で10分ぐらいのところにあります。 途中まで看板がありたよりにしていけるのですが、前宮は森で囲まれているので見つけにくかったです。 一度通り過ぎてしまいました。
信号手前に駐車場があったので停めましたが、鳥居までが遠い。 鳥居までたどり着いたら、隣にも駐車場が…。 細いけど道もあります。 こちらに停めれば上り坂を上らずにすんだのに。
御朱印をいただく前にお参りを…って本殿がかなり遠くて上り坂でした。 途中の道に蕎麦屋やお寺、民家などもあって敷地内であることを忘れそうなのどかな雰囲気でした。 結構キツイ上り坂で遠いので、暑い日は飲み水を持ってきた方がいいなと思いました。
登りきったところに本殿があります。
木陰になっておりあたりはしっとりとした雰囲気。
近くにアヤメの花が咲いていました。(トップの写真はこれ)
お参りをして元来た道を引き返すと社務所があるのでそこで御朱印をいただく。 諏訪大社の御朱印は朱印帳を預けて引換券をもらい、 朱印ができたら引換券と朱印帳を交換するシステムになっています。 朱印は500円。朱印帳を受け取るときに支払います。 4つの諏訪大社で朱印をいただくとちょっとしたプレゼントがあるようです。 ということで、スタンプラリーっぽいけれど残りの3つの御朱印もいただくことにしました。
前宮からバイクで10分ぐらいの距離にある本宮へ。 こちらは入口が二か所あるのですが、入口御門がある方から入りました。 周りにはカフェが1件ありましたが、休業日のようでした。 もうひとつは、大きな鳥居があるところが入口です。 こちらの方が参拝客が多く入ってきます。
入口御門から入り門をくぐってお参りするのが正しいやり方だと
現地のボランティアガイドさんから教えていただきました。
門をくぐり、回廊を通ることで穢れを落とすそうです。
一般の参拝客では見られないという硯石が神様のいらっしゃるところなんだそうです。
他にも土俵があったり、神楽殿があったりといろいろな建物がありました。 ゆっくり見たかったけれど時間があまりないので御朱印をいただいて次に向かいました。 だんだん写真も撮らなくなってきた。
諏訪湖の北側へ走り、下社へ。 まずは秋宮へ。 ここは入り口前に駐車場があります。 駐車場の周りにお土産屋があり、4つの諏訪大社の中では一番お店が多いです。 (なので諏訪大社を1つだけ行こうと思ったら秋宮がおすすめです)
入口から拝殿までも距離が近いです。
神楽殿には太くて大きなしめ縄がかかっていました。
写真で見るよりもでかいです。
一度見たら忘れても思い出せるほどのインパクトです。
近くにはお守りなどが売っています。 お昼時で申し訳ないなと思いつつ御朱印をいただきました。 上社と比べると建物は少なめです。
社務所の近くに温泉が湧きだしているところがあります。 かなり熱いお湯が沸いていました。
最後に春宮へ。 入口がわからず一度通り過ぎてしまいました。 住宅街を抜けた先にあり、道路もちょっと狭いです。
駐車場にバイクを停めて参拝へ。 駐車場は地元の車で半分ぐらい埋まっていました。 (生活駐車場代わりにされている?)
春宮が一番規模が小さい気がします。 拝殿までの距離も短いです。 木が揺れる音がギーコギーコと鳴っていました。 ただ、写真を一枚もとっていない…。
最後の御朱印をいただいてコンプリート。「ちょっとしたプレゼント」とは、 落雁と木のしおりでした。そば粉の落雁です。 落雁は日持ちするし、暑くなるバイクでも持って帰れるしまぁいいか。 木のしおりは御朱印帳に使おうかな。
諏訪大社を巡って日本の神様にちょっと興味がわきました。 夫が詳しいので運転しながらながらいろいろ話してくれて、共通の趣味?がまた増えました。 諏訪大社巡りの後はだいぶ遅くなったけれど、お昼ご飯を食べにビーナスラインへ向かいました。
ころぼっくるひゅってでお昼
すでに13時過ぎているけれどビーナスラインへ向かいました。 幸い下社からだとビーナスラインは近い。 上社だともっと時間かかっていたかも。
春宮から国道142、国道152を下って県道424から霧の駅へ。 県道40を通り、道の途中にころぼっくるひゅってがあります。 駐車場はやや混み気味ですが、滞在時間が短いので待っていれば空きました。 ここは有料トイレとハイキングルートところぼっくるひゅってしかないので。
駐車場から短いけど傾斜のキツイ上り坂を上るとお店があります。 実はアニメ「ゆるキャン△」で知ったお店です。 いままで何度もビーナスラインは通っていたのにノーマークでした。 アニメに出てきたボルシチを食べようと思います。
店内はやや暗めの照明で、ころぼっくるひゅってオリジナルのピンバッチなどが売っています。 しかも何種類かある。 他にはオリジナル手ぬぐいやキーホルダーなどがありました。
小さなお店で、席数はあまりありませんが、 時間が遅かったのか我々含めて2組だけでした。 外のテラスにも席があったのですが、今日は結構寒いので締め切られていました。 テラス席は見晴らしがよさそうです。
お水はセルフサービスです。 食べ物のメニューはボルシチのみなので迷わずにすみます。 一緒にケーキと飲み物も注文しました。 先にお金を払い、料理が出来上がったら自分で取りに行くシステムになっています。
ボルシチとパン2個がついて900円。
ボルシチにセロリが入っていたのにセロリ臭くないのに感動しました。
自分で作るとなぜかセロリ臭がしてしまう…。
牛肉もほろほろと崩れます。
今日のビーナスラインは結構寒いので暖かいボルシチがぴったりです。
ケーキはくるみのケーキを注文。
飲み物はハニーミルクにしました。
くるみがシロップで覆われていてザクザクとした食感が美味しいです。
端はタルト生地になっています。
ハニーミルクはカップの底にはちみつが溜まるのでよくかき混ぜてから頂きました。
甘くて牛乳のとろみがあってこちらも美味しい。
夫はコーヒーとチーズケーキを注文。
コーヒーはサイフォンで淹れてもらえます。
見た目がカッコイイ。
しばらく休憩してから長門牧場へ向かうことにしました。 その前に、本日の宿を抑えます。 楽天トラベルで本日空室の宿検索→当日予約 ネットで当日の宿を予約できるシステムはすごいなと思います。
今回も宿はルーピアイン南湖に決めました。 源泉かけ流し温泉があり朝食バイキングは無料です。 近くにコンビニもあるし、諏訪湖も歩いて行けます。 建物は古くてアメニティも歯ブラシのみだけど、泊まるだけならこれだけで十分です。 (ベッドはきれいだけど本当にびっくりするぐらい古い。しかし繁忙期は予約とれない。)
長門牧場で動物の癒し
県道40をずーっと進んで長門牧場へ。 着いた頃には15時になっていました。 午後になって風が出てきました。
カメラをもっていざ牧場へ。 羊、ヤギ、アルパカ、柵の向こうに牛、馬がいます。
羊やヤギは紐で繋がれているだけなのでいろいろな角度から撮り放題なのですが、
常に日陰にいるので暗くなってしまいます。
長門牧場の羊とアルパカは毛刈りされていません。
風でアルパカの前髪(?)がなびいているのが面白い。
なぜか2匹とも同じようなしぐさをするので絵になります。
16時ごろには長門牧場を出て宿へ向かいました。
元来た道を引き返して諏訪まで。
ホテルにチェックインして本日の旅は終了。
高ボッチ高原
翌日の朝もいい天気でした。 朝食を済ませ、8時ごろに出発。 高ボッチ高原へ向かいました。
国道20をとおり、高ボッチ高原の看板を見つけたら中へ。 はじめは住宅の間を通り、次に山道になりました 道が細くてガタガタで上り坂でハードな道でした。 本当にこれで合っているのか?と不安になるほど。
30分ほど進むと突然広い丘に出ました。
ここからがたぶん高ボッチ高原なのだと思います。
高ボッチ高原の地図もありました。
さっきまでの山道は何だったんだというぐらい気持ちのいい道です。
周囲は見晴らしがよく、遠くの山々まで見えます。
途中にいくつか駐車場と見晴らしスポットがあります。 その中でも広いところがトイレのあるところです。 売店もあります。 バイクを停めて歩いて20分ほどで360°見渡せる展望台に来ました。 諏訪市・岡谷市が見下ろせるのですが、ガスっていてぼんやりとしか見えませんでした。 反対側を向くと遠くに雪をかぶった山が見えます。
この高ボッチ山と書いてある柱の周りにある岩から飛び降りたら
見事に捻挫してしまいました。カメラは無事でよかった。
右足に激痛がはしり、立っているのは無理。
ちょっと痛みがひくまで座って休憩しました。
その後少し痛みが引いたので気力で駐車場まで戻りました。
階段状のハイキングコースになっていたので結構しんどい。
夫はおんぶしようか?と言ってくれたけど恥ずかしくてそれは無理よ。
駐車場に戻って、たまたま持ってきていた湿布を捻挫した部分に貼る。 包帯はないので手ぬぐいを足に8の字に回してしっかり結んで固定。 今できるのはこれぐらいかな。 幸い今回はタンデムで来ていたからよかったけど、もしこれが運転してたら…と思うとぞっとします。 バイクはロードサービス(しかも高ボッチ高原)だろうし、 自分は自力で病院まで行かなきゃならないだろうなぁ。
捻挫した足のまま、高ボッチ高原のさらに奥へ。
途中に温泉の看板がありますが、たぶん廃業になっていると思います。
さらにさらに進むと針伏山へと出られます。
途中から1本道になり、絶景のスカイラインです。
見晴らしはとても良いです。
ガードレールが無いので私的には怖いのですが。
道の終点は有料の駐車場になっていました。1台500円だったかな。
ここからは車を置いて登山ルートになります。
駐車場は車で結構埋まっていました。
我々は引き返すことにしました。
終点はそんなに広くないです。転回場所も用意されていません。
バイクだから転回はさほど苦労しなかったけど、車だとやりにくいかも。
上り坂でガードレールなしのUターン。
針伏山を後にして、高ボッチ高原を下りて国道20へ戻ってきました。 まだまだ時間はたっぷりあったのですが、私の捻挫のせいでそのまま帰ることにしました。
家に帰って、病院で診てもらったところかなりひどい捻挫のようで、 完治2か月と言われました。バイクは当分無理です。 みなさんツーリング中のケガは本当にやらない方が良いです。
今回の件で湿布と包帯は持っていたほうがいいと思いました。 包帯は伸びないタイプの方が固定しやすいです。 巻きやすいのは伸びるタイプです。 なければ私のように手ぬぐいでもなんとかなります。 手ぬぐいは120pあるものが良いです。
結局、今回の捻挫により6月は1回しかツーリングできませんでした。 しかも、7月末になってもまだ完治せず、ちょっと足首が緩いです。