5月の土日、ちょうど晴れていたので奥飛騨温泉郷キャンプ場へ行ってきました。 この日は強風だったのでいろいろ苦戦するも勉強になりました。
ルート 名古屋 → 東海北陸道 →郡上IC → せせらぎ街道 → 桜cafeでお昼 → せせらぎ街道 → 県道73 → 高山市のバローで買いだし → 県道89 → 国道158 → 平湯温泉で先に温泉入る → 国道471 → 奥飛騨温泉郷キャンプ場
2日目は大体同じルートで、お昼ご飯は欧風カレーチロルで食べました。
目次
google Adsense1.せせらぎ街道とお昼ご飯
金曜日に雨が前倒ししてくれたおかげで土日が晴れになった、とある5月。 前々から行きたかった奥飛騨温泉郷キャンプ場へ行くことにしました。
急遽決まったので荷物は少なめです。 雨上がりは風が強くなるようでこの日の風速は名古屋でも8M。 タープは風が強いので置いていくことにしました。 たぶん役に立たない。
食事も簡単に鍋でいいので、スキレットや米炊き用の鍋などは置いてきました。 持って行ったのは2人用のすき焼き鍋と取り皿用のシェラカップ2個だけ。 このすきやき鍋はテフロン加工されているのでフライパン代わりにもなりかなり便利です。 キャンプで使って4年目になります。しかも980円と安い。
夫のバイクにはキャンピングシートバッグの下に木の板を敷いてから固定しました。 30p×90p×厚み2cmの長方形の木の板です。 タンデムの座席に直接キャンピングシートバッグを重みで置くと沈んでしまいます。 さらに走行中に前にだんだんずれていくのが腰痛を招いていたみたいで、 木の板で固定する方法を考えたそうだ。 木の板ごと荷掛ロープで固定するので結構安定するそう。
キャンプ場についてすぐに使うもの、 テントとグランドシートとレジャーシートは一番上に置きました。 私はクーラーボックスとシュラフをバイクに固定。 お茶用意したり積み込みと荷造りに1時間かかってしまったけれど出発。
郡上八幡までは高速道路でショートカット。 早く出発しないと一宮で渋滞に引っ掛かってしまいます。 荘川まで乗ったほうが早いのですが、今日は風がかなり強いので郡上八幡で下りました。 ひるがの高原〜荘川までの山の高いところを横風・強風で走るのは怖いです。
郡上八幡からせせらぎ街道を抜けていく途中でお昼ご飯にしました。 桜cafeでヒレカツランチ。 ご飯味・噌汁・小鉢も付いてきてゆっくり食事ができます。 この日はランチがなくなってしまったので我々が出るころにはランチの看板が取り払われていました。
道の駅パスカル清見で休憩。 うどん・そばが1割引きだったので「鶏だしうどん」を買う。 今日の夕飯にしよう。 セール品だけど賞味期限はあと1か月ある。
せせらぎ街道は気持ちよく走れるけれど抜けてしまうとしばらく食べる処がありません。 我々がよく行くのは桜cafeとレストハウスせせらぎと欧風カレーチロルです。 レストハウスせせらぎはちょっと高いけど飛騨牛がコスパよくて月末はちょっと安くなっています。 欧風カレーチロルはお昼の時間は混んでいるので開店直後か13時半ごろがおすすめ。
高山市のバローで買い出し。 今回は簡単に鍋料理なので、カット野菜、はんぺん、もやし、ウインナーを買いました。 あと飲みものと翌日の朝食。 近くにはヒマラヤスポーツがあり、キャンプ道具が充実しています。
あとでわかったんだけど、国道158沿いにもスーパーがありました。 わざわざバローまで寄らなくてもよかったです。
2.平湯温泉
国道158沿いに走っていると平湯温泉にたどり着いたので温泉に入ってからキャンプ場へ向かうことにしました。 バイクはバスターミナルの駐輪場へ停めました。 車は有料だけどバイクは無料らしいです。
バスターミナル3階にある平湯温泉へ。 鉄っぽい匂いのする温泉です。 タイミングが良ければ貸し切り状態。 運が悪ければ団体登山客が入ってきます(笑) でも内湯は広いし洗い場もたくさんあるのでたぶん大丈夫。 露天風呂は脱衣所から行けるので脱衣所が水ぽかったのが残念。
平湯温泉には「ひらゆの森」という温泉もあるのでおすすめです。 いつも混んでいるから我々は1回しか入ったことないけれど。 露天風呂が点在していてそれぞれ温泉の濃度が違います。 一番奥が熱くて濃度も濃いです。 脱衣所のロッカーが有料なので注意。
平湯温泉にはほかにもホテルの日帰り温泉があります。 バスターミナルからちょっと下って行ったところにお土産屋があります。 そこで地酒や温泉卵なども売っているので前回のキャンプではお酒を買いました。 途中にスーパーのAコープがありますが小さいのでハイシーズンは食品が売り切れてしまいますので注意。
平湯温泉から国道471を走って奥飛騨温泉郷キャンプ場へ。 道の駅の奥にあります。 入口で支払いを済ませて中へ入りました。
3.強風のキャンプ
バイクを停めてテントの設営。 かなり強い風が吹いているのでペグダウンしながらテントを設営しました。 こういう時さっとたてられるテントでよかったと思います。 モンベルのムーンライトなら耐風性もあるし。 テントをたてたらすぐに重い荷物をテント内において重し替わりにします。 風でテントが吹っ飛んでいったらシャレになりません。
椅子も飛んでいきそうなので席を離れる時はカメラなどで重しを置いておきます。 風が強いといつものキャンプのようには過ごせないなぁ。 タープは強が風すぎて建てられなかったんじゃないかと思います。
椅子カバーを作ってみたので試してみました。 写真じゃわからないけど、椅子の形に合わせてアルミ保温シートを切り貼りしたものが挟まれています。 さらに布を敷いて見た目をカバー。 布はカーテン生地を四角に縫っただけなので椅子に敷いて後ろに布を回したら結んで固定します。 名付けて「ゆるい感じの椅子カバー」です。
いままでは椅子が冷たかったのですがこれがあると冷たさを感じません。 100均製アルミ保温シートのおかげ。 カバーはただの布なので寝る時にはシュラフを覆うのにも使えそうです。
夫のバイクに積んでいた板をテーブル2つで支えて机代わりにしました。 これは便利。
強風が夜まで続きそうなので早めの夕食。 道の駅で買った鶏だしうどんのスープを入れ、買った具材を切って煮込むだけ。 はんぺんは膨張するので一番上に入れます。 締めはうどん2玉。 スープ付きのうどんが鍋にもなって〆までついていてこんなに楽とは。 そんなに寒くないけれどスープまで飲めるので洗い物も簡単。 明日もリピ(買って帰る)決定。
ご飯を食べ終わってゆっくり焚火でもしようか と思ったのですが、風が強すぎて火がつかない。 仕方がないのでゲル着火剤を使ってようやく火が付きました。
火が付いたと思ったら強風で薪がどんどん燃えていきます。 メッシュの焚火台なので勢いはさらに増します。 風も縦横無尽に吹いているので暖かくないし煙がいろんな方向に飛んでいきます。 こりゃだめだ。
薪を半分残して焚火はあきらめました。勿体ないけど仕方がない。 気づいたら周りを囲んでいる山の雲が暗く、霧が下りてきています。 雨が降るかな? 外はあきらめて片付けてテントの中に入ることにしました。 遠くに見える団体キャンパーはかんたんタープを建てようとして風で転がっていくところでした。
テントの中に入ってしばらく携帯をいじったりストレッチしたりしていたけれど、 やることもないので早めの8時に寝ました。 強風でテントの幕がシュラフの頭に当たるのが気になる。
真夜中に目が覚めたので外を見てみると雨は降っていないし風は収まっていました。 シュラフの頭の部分は結露で濡れたテントが当たってちょっと濡れてしまいました。 テントの大きさに余裕があるのでいつもはシュラフに触れることはないのですが、 強風だとフライシートがあっても地面に近いところは風で押されてしまうようです。
4.2日目のお昼ご飯
目が覚めたのは朝4時ごろ。 太陽は出ていないのにテントの中が明るすぎる。 アイマスクやっぱり要るかな。
朝7時ごろに本格的に起きて撤収&朝食。 まずはテントの中身を全部レジャーシートに移してテントをひっくり返して干します。 風があるのでペグとロープで一か所つなぎとめておきました。
グランドシートに砂がかなりついていたのでこれも乾かします。 後ろのコンクリート土手に設置しました。 シュラフは乾かすところがないので家で乾かすことに。
もろもろ乾かしている間に朝食。 今回は簡単におにぎり+カップスープです。夫はパン。 お湯沸かすだけなので楽です。
8時ごろには物が乾いたので撤収し9時ごろには出発しました。 サイト1や2にもバイク乗りがたくさんいました。
平湯温泉に寄って昨日入った温泉にまた入りに行きました。 今回もほとんど人がいなくて快適でした。 温泉もちょっと鉄っぽい匂いだけれどあとからぽかぽか温まるお湯です。 外国人のおばちゃんがコインロッカーの使い方を知らなかったうえにコインが無かったので 100円あげて使い方をレクチャーしました。
平湯温泉の後はのんびり走って時間つぶして欧風カレーチロルへ。 お店は11時30分と遅めの開店です。 今年初のチロルカレー。 とろりとした濃厚なカレーは何回も来てしまいます。
お昼ご飯を食べた後はせせらぎ街道を通って道の駅パスカル清見で鶏だしうどんを2袋購入。 家の鍋で作ったらもっと具材がたくさん入るしオイシイだろうなぁと期待を込めて。 郡上八幡ICから高速道路で帰りました。 帰ったら荷物をさばいてシュラフを干します。 疲れているけれどシュラフは日が出ているうちに干しておきたいです。
初めて強風のキャンプをやってみたのですが、外でのんびりしづらいのが いつもと違うなと思いました。 テントの中で過ごせるように何か考えてもいいと思いました。 アルミローテーブルがあると机ができてお部屋な感じがでます。 座布団はないのでシュラフマットを代わりにするとか。 本はかさばるのでもっていかず、その代わりツーリングマップルを眺めていました。 携帯で遊ぶなら電池切れに注意です。
5.強風時のキャンプの注意点まとめ
今回の経験をもとに強風の中キャンプをするときの注意点を書き出してみました