4月上旬、アウトドアベース犬山でキャンプをしてきました。 花粉と黄砂でずっと目のかゆみが止まらなかった。
目次
google Adsense1.アウトドアベース犬山 キャンプ場について
おすすめ度:★★☆☆☆ 住所:愛知県犬山市 今井東山95番地 料金:ティピー/6000円 入場料:900円/1人 ごみ:300円 薪:500円
インディアンの住居のティピーに宿泊。 中で焚火ができる。雨でもOK。 1ティピーにつきバイクは3〜4台、車は1台停められる。 トイレは受付のところに4つ。洋式。詰まりやすい。ちょっと遠い。
地面の状態
土。プラペグで頑張っている人もいたけれど硬いので金属ペグ推奨。
特記事項
ティピーは車が通れるぐらいの通路を残せば、余っているスペースでテントやタープを張ってもよい。 ティピーサイトは日当たりがいい。 ティピーの中は天窓しかないので昼間はやや暗く外で過ごすことになる。 上から花粉が落ちてくるので日よけも兼ねてワンタッチタープなどがあるといい。 もちろんバイクにそれは積めないので今回はタープ無しでした。
ティピーの床はフローリング(?)になっている。 出入りにサンダルがあるといい。
テントの幕と床は密着していないので隙間から物が落ちやすい。 帰る際には床の下に落とし物がないか確認したほうがいい。
14フィートのティピーでは大人3人ほどが寝られると思う。 ただし囲炉裏の蓋は締めないと無理。おき火でテントを温めて就寝…なんてできなかった。 (サイトには4〜5人と書いてあるけれど大人4人だと荷物は全く置けない感じ)
ティピー内で焚火をしていたのはたぶん我々だけだったと思う。 焚火をするほど寒くはないのと、やっぱり煙が充満するのが良くないのだろうか? ランタンをつるすものがないのでロープで支柱同士を結び、真ん中に引っかける輪っかを作って対応した。
他のサイト
農園サイトは全体的に傾斜。この日はほぼ埋まっていた。犬連れ多い。 せせらぎサイトは2ルームのファミリーテントだと1個しか置けないぐらいの狭さ。 せせらぎサイト、こもれびサイトは林間サイトなので直射日光はあまり期待できない。 乗り入れ不可。キャリーカートが置いてある。
キャンプ場への道は県道49の辺りから看板が設置してあるので迷うことはないと思う。 キャンプ場入口から下り坂×砂利になっている。運転は慎重に。 台数制限超えた車の駐車場(第2駐車場)も坂で砂利が敷いてある。
BBQができる水上デッキは写真より狭く感じました。 水が緑色に濁っているのが気になります。
炊事場に洗剤が置いてあるけれどほかの人が「汚れが全然落ちない」と言っていました。 合成洗剤禁止なので家庭用の洗剤は持ち込めない。 重曹とかで落とすことになる。 我々は汚れを拭き取ってから軽くすすいでいます。 ちゃんと洗うのは自宅に帰ってから。
良い点
ティピーの中で焚火ができる。 通気性が良いためテントより風通しが良い。夜は寒い。 ティピーの中でガス火で料理ができるのがうれしかった。
ゴミは分別してあればゴミの量に関係なく300円で引き取ってくれる。
イマイチな点
ティピーのある場所が大粒の砂利で凸凹がある。運転しづらい。 入場料が高い。 ティピーについているEVAのウレタンマットがボロボロ&穴あきなのでスリーピングマットは持参必須。 30分に一回、入口と天窓を全開にして5分間の換気が必要。テント内が冷えてしまう。 バイクなので荷物をすべて中に入れるとティピーの中は2人でちょうどよいスペースになってしまった。思ったより狭い。 買い出しは犬山駅周辺でいろいろ揃うけれど、キャンプ場からは遠い。
2.旅の記録
4月に入ってキャンプしたいな〜と思ってキャンプ場を探していました。 去年以来のキャンプなので近い場所でやれたらと思ってアウトドアベース犬山を調べたら 今週末なのにティピーが空いているではありませんか。 ここのキャンプ場はなかなか予約が取れないと思っていたのですが、 チャンスだと思いティピーに泊まることに決めました。
犬山市にあるカフェ「暖香」でモーニング。 名古屋から1時間ぐらいで到着しちゃうので時間調節です。 ワッフルが有名らしいのでワッフルモーニングを注文。 紅茶を注文したらキャンペーン中でティーバッグがもらえました。 キャンプ場で淹れよう。 人気のカフェで席数は結構あるように見えるけど、混んでるし待ちが出ていました。
国道41を進み県道46に入って案内の看板を頼りにアウトドアベース犬山へ。 途中の道が桜並木になっていて気持ちのいい道でした。
11時からチェックインができるので11時に到着するようにしました。 すでに3組ほど来ていました。 さっさと設営してのんびり過ごしたいです。
テントの設営がないと早いです。椅子とテーブルだけセッティング。 米を研いで浸水させている間に買い出しへ犬山駅の方へ戻りました。
犬山市にスーパーはいくつかありますが、今回はヨシヅヤにしました。 犬山のヨシヅヤは踏切あり、一方通行ありで駐車場にたどり着くまでに店の周りを2周してしまいました。
まずは黄砂でのどが痛いという夫にマスクを購入。 スーパーで鍋の材料と燻製の材料とレトルトカレーとおつまみお酒と飲み物を購入。 店内に100均があるのでスプーンを購入。カレー用です。 キャンプ場の近くにはスーパーがないので注意です。
キャンプ場に戻ってお米を炊きました。 小さい鍋でお米は炊けます。 沸騰するまで強火、沸騰したら弱火で7分。20分ほど蒸らしてできあがり。(米1合の場合) 蒸らしている間にレトルトカレーをあっためれば効率的です。
野外で食べるカレーは美味しいです。 肉成分が欲しかったので総菜の唐揚げも入れました。 最近はプラスチックの皿(100均製)をキャンプに持って行っています。 軽くて薄くて盛り付けに便利です。 食べた後はカレーをティッシュで拭いてから軽く水洗いしておいて終了。
キャンプ場は桜のピークであちらこちらに咲いていました。
お昼ご飯を食べた後は燻製に取り掛かります。 段ボール燻製で温燻です。 段ボールは網のサイズに合うものを自宅から持ってきました。 網が落ちないようにBBQの串で貫通させて燻製の材料を載せます。 段ボールは2つあったので1段のと2段重ねになっているものを作りました。 1段の方には重い食材、煮卵やウインナー スモークウッドが買ってから3年もたっているので前日と前々日に日干ししました。 掴むとボロッと崩れてしまうので、なかなか火が付かなかったのですが ティッシュを着火剤代わりにして何とか火をつけることに成功しました。
火が沈むちょっと前にティピー内で火を起こしました。 真っ暗になってから火起こしは面倒なので。 囲炉裏の中で薪を削ってメタルマッチ(火打ち石)で着火を試みるも全然点かない。 薪はしっかり乾燥しているのですぐ点きそうなんですが。 仕方がないのでティッシュを一枚落とし、その上でメタルマッチをこすると ようやく火が付きました。
火が付くと共に黒い煙がティピー内に充満してしまいました。 慌てて天窓と入口を全開にし、外に避難。中のものがいぶされてしまう…。 …日没前に着火してよかったです。
中の火が落ち着いてくると薪が勢いよく燃えていき炭の状態で燃え続けるので 火の状態としてはすごく良いです。BBQにはいい火だ。やらないけど。 しかし薪の消耗が早い。
焚火を見ながらティピー内で鍋を作りました。 段ボールの燻製もスモークウッドが燃え尽きたようなので 食材を取り出しました。 いい感じにいぶされています。
鍋と燻製で夕食。 テントの中でバーナーが使えるのって良い。 燻製は2日間漬けておいたゆで卵と辛子明太子の燻製がうまい。 特に辛子明太子はごはんが欲しくなる旨さです。 お茶漬けにしてもおいしそうです。 写真でわかるかもしれませんが、作りすぎました。 全部食べておなかいっぱいです。
食事を片付けたら夜のお散歩に出かけました。 月が明るくて夜桜がひときわ目立ちます。 ティピーと桜、絵になります。
翌朝はカフェでもらった紅茶パックとホットサンドで朝食。 キャプテンスタッグのケトルクッカーがお湯を沸かすのにちょうどいいです。 例の取っ手の部分は蝶ねじに変えましたが、 長いものしかなかったので長さ調節のためナットがたくさんついています。
9時にチェックアウトして自宅に帰ることにしました。 国道41沿いにある中島池の桜が満開だったので寄ってみました。 道と駐車場が砂利なのでキャンプ道具満載のバイクでは運転しづらかったです。 桜がたくさん咲いていてすごくきれいなところでした。 空中で群がる小さな虫が多かったけど。
帰りも国道41をずーっと名古屋まで走って帰りました。 夜、寒くて寝不足になってしまったので家に帰ってひと眠りしてからキャンプ道具を片付けました。 今回も楽しいキャンプツーリングでした。 真冬は予約取りづらいだろうけど3月4月ならティピーも取れましたので、 人生に一度ぐらいはティピー泊もいいのではないでしょうか。
3.食事
1日目の朝:犬山市の「暖香」でモーニング 1日目の昼:ごはんを炊いてレトルトカレー 1日目の夜:燻製、鍋料理 2日目の朝:ホットサンド・紅茶