2018年04月23日

滋賀県近江八幡市ツーリング

名古屋発日帰りツーリングブログtitle70 雪も溶けてきたので3月に滋賀県にツーリングしてきました。

ルート

名古屋→ 名神 → 湖東三山IC(ETC出口) → 国道307 → 県道508 → 国道421 → ひとみワイナリー
 → 国道421 県道170 → 国道421 → 県道26 → ヴォーリズ記念館
 → 近江八幡市の古い町並み散策
 → 県道2 → 県道26 → 県道25 → シャーレ水浜(カフェ)
 → 県道25 → 県道26 → 国道421 → 八風街道を通って名古屋へ

目次

  1. ひとみワイナリー
  2. ヴォーリズ記念館
  3. 近江八幡市の街並み散策
  4. 琵琶湖のほとりをツーリング
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1.ひとみワイナリー

3月中旬になって最高気温が20℃を超す日も出てきました。
そろそろ愛知県の周りの山を越えてツーリングできるだろうと、滋賀県へ行ってみることにしました。
滋賀県にしたのは、先週に車でひとみワイナリーに連れて行ってもらった時に
道路状況を見て「これはバイクで走れる」と確信したからです。
雪はほとんど積もっていませんでした。

今回は滋賀県の中でもゆっくり見たいと前々から思っていた「近江八幡」と「ヴォーリズ記念館」に決めました。
ヴォーリズ記念館は学生の頃に一度行ったことがあるのですが、もう一度行って写真を撮りたいと思った建物です。
近江八幡の古い町並みも学生の頃に行ったことがあります。
商店街が立ち並ぶ長浜と違ってアーケードになっていないし、
八幡堀の周りが階段状になっていて街並みが素敵な印象が残っています。

八風街道近くにあるひとみワイナリーも夫が行きたいといったのでこれら3つの場所をスムーズに回るために、
高速道路に近いひとみワイナリーを先に行くことにしました。

この時期の土日は朝8時で一宮JCTが2km10分の渋滞だったので
早めに起きて朝7時に出発し、一宮JCTが空いているうちに通過しました。
最高気温が20℃になるとはいえ、朝はかなり寒かったです。
モンベルのダウンで出かけました。
このダウン、高速道路だと風圧で腕の部分がぺしゃんこになってしまうけど、
60km/hぐらいで走る分にはあったかい。
途中で暑くなったら小さく収納できるので便利です。

最短ルートではなく、ちょっと走りたいので八日市ではなく一つ手前の湖東三山ICで下りました。
そこから民家と田んぼが続く県道508を通りました。
桜は全く咲いていないけれどところどころ梅が咲いていました。
見晴らしもいいし気持ちのいい道でした。

国道421に戻ってひとみワイナリーへ。
着いたのは開店直後の10時。超人気店なのであっという間に混んでしまいます。
ゆっくり見たいので朝一で来ました。

ひとみワイナリーのパン パンも売っています。パンに練りこまれた果物の風味が強いです。
ワインによく合いますが、ワインが無くてもおいしいです。
かなり硬いパンです。
結構おいしいパンなので4つほど買ってしまいました。

ワインは陳列されておらず、カウンターで銘柄を注文すると店員が持ってきてくれます。
で、そのままお会計です。
並んでいるワインすべて試飲できます。
店員からワインの説明を聞くこともできますが、混雑時はちょっと難しいと思います。

二人ともバイクなので試飲ができず、ワインの説明のみで選ぶことに。
私は今年珍しくまろやかな味といわれているひとみワインの白2017を買うことにしました。
夫は辛口の白いワイン(銘柄忘れました)を買っていました。
バイクなので途中で割れないように梱包を二重にしてもらいました。

2.ヴォーリズ記念館

ヴォーリズ記念館ですが、予約制です。
知ったのは前日の夜。電話してみても当然でないので当日に開いているかどうか電話することにしました
ひとみワイナリーで買い物した後に電話してみたところ、
ビデオ鑑賞になりますがOKとのこと。上映は11時から。
今から急いで向かってもギリギリ間に合わなさそうですが、予約をお願いしました。
ここからヴォーリズ記念館までは一直線だけど、まともに国道を走っていては絶対間に合わないので
グーグルマップのナビで田んぼだらけの地元の人が使う道を縫って走りました。
(なのでルートの道とは若干違っています)

それでもちょっと遅刻してヴォーリズ記念館に到着。
なんと周辺の道路はお祭りのため封鎖されていました。
当然グーグルさんはそんなこと知らず行けるものとして案内してくれたので到着が遅れてしまいました。

戦前にアメリカから日本へ外国語教師としてやってきたヴォーリズは近江八幡の町がいたく気に入ったそうです。
キリスト教信者のヴォーリズは近江八幡の町周辺に教会をはじめとする西洋建築をどんどん建てていったので
近江八幡にはヴォーリズの建築物がいくつか残されています。
メンソレータムの社長と交流があり、日本に広めたのもヴォーリズです。
近江兄弟社という製薬会社を立ち上げたのも彼です。
一柳さんと結婚し、戦時中に日本に帰化し近江八幡に尽力された方です。

ヴォーリズ記念館ではヴォーリズについてをビデオで学ぶことができます。ビデオは30分です。
ヴォーリズが著した「我家の設計」「我家の設備」という本が気になったので今度買おうと思います。
建築の本としてはすごくわかりやすく文章が書かれていたので…。

記念館は写真撮影が禁止になっているのでお見せできないのが残念です。
記念館はヴォーリズの生家だったものでヴォーリズ自身が設計したものです。
窓枠が十字架に見えるようになっていたりおしゃれなガーデンがあったりとなかなか素敵でした。

3.近江八幡市の街並み散策

八幡堀 ヴォーリズ記念館の後は近江八幡の古い町並みを散策することにしました。
ヴォーリズ記念館にバイクを置くわけにはいかないのでとりあえずバイクを置けるところを探すことに。
確か、八幡山ロープウェイに有料のバイク駐輪場があったと思います。

が、左義長まつりの最中で通行止めばかりでなかなか八幡山ロープウェイまでいけません。
グーグルナビでは通行止めの情報がないのであてにならず。
八幡宮のそばにやっとたどり着いたと思ったら通行止めになっていました。
それを見ていたガードマンさんが自転車の邪魔にならないように停めてもいいよとおっしゃって下さったので
バイクを停めさせてもらいました。感謝です。

八幡堀 八幡宮はお祭りで屋台がたくさん並んでいました。そしてたくさんのカメラを構えた人が。
どうやら左義長祭りの山車が最後に集まる場所らしく、ものすごい人だかりになっていました。
なんとか八幡宮を抜けると古い町並みが見えます。
八幡宮から北西に進むと八幡堀があり、階段になっているところに座ってお弁当を食べている人などがいました。

左義長の山車 町内会ごとに見事な山車を作り街中を酔っぱらいながら巡り歩いているようで、時々山車の行列に出くわしました。
犬の部分はすべて食品で作られています。最後には燃やしちゃうけど…。

とびだし坊や 滋賀県は「とびだし坊や」がたくさんあります。
これはでっち羊羹「和た与」の前にあった坊や。服が違います。

祭りとは知らずに来た我々はヴォーリズ建築巡りに出かけました。

近江八幡教会 近江八幡教会。中は掃除中につき、見学できませんでした。残念。

寮 ヴォーリズが設計した寮。窓の枠の赤色が渋くて和風な感じを醸し出しています。
室内の見学はできません。

近江八幡の瓦屋根 近江八幡には瓦屋根がたくさんあります。
瓦ミュージアムがあるほどです。

とびだし坊や とびだし坊や。旅がらす風。

旧八幡郵便局 ヴォーリズが設計した旧八幡郵便局。現在は郵便局としては使われていません。
中は無料公開しているので入ってみました。

旧八幡郵便局の中庭 郵便局を抜けるとお庭になっていました。

ガラスのドアノブ ガラスのドアノブです。逆光で撮ると透明感がとてもきれいです。
このガラスのドアノブはヴォーリズのこだわりです。

とびだし坊や お祭りバージョンのとびだし坊や。
左義長の山車が町を練り歩くときに「まっせまっせ」と掛け声をかけていました。

気づいたら14時を回っていました。
お昼ご飯を食べつつ琵琶湖のほとりに向かいたいと思います。

4.琵琶湖のほとりをツーリング

お昼ご飯は近江八幡で食べてもよかったのですが、近江牛のお店がほとんどで
ちょっと食べたいものと違うので他の場所で探すことにしました。

バイクを停めさせていただいたガードマンにお礼を言って近江八幡を後にしました。
お昼ご飯は近江ちゃんぽん。
県道26近くにある「ちゃんぽん亭」を目指しました。

県道26は大渋滞。この通り沿いにラ・コリーナもあるので交通量が多いようです。

近江ちゃんぽん 15時にお店にたどり着き、近江ちゃんぽんをいただきました。
駐車場はそこそこあります。この時間なのにお客がどんどん入ってきます。
味はというと、愛知岐阜にあるタンメンの味に近いかな。

ちゃんぽんを食べた後、だんだん曇ってきました。
本当はこの後ラ・コリーナに向かう予定でしたが、却下。
曇って太陽光が出てこないと撮りたい写真が撮れないのと、さっきの渋滞にまみれて進むのが嫌だったので
急遽、行き先を変更することにしました。

去年、せせらぎ街道で偶然出会ったバイク乗りから教えていただいた、琵琶湖のほとりにあるカフェに行くことにしました。
ツーリングマップルにある「シャーレ水ヶ浜」です。
ここから30分ぐらいです。

「西の湖」の北側を通って琵琶湖へ。
ここは水郷めぐり、があり琵琶湖の周辺に巡らされた水郷を、小舟でゆっくりとめぐることができます。
琵琶湖に沿って県道25を北上していくと琵琶湖に突き出したカフェが見えてきました。
テラス席はたくさんの人が座っているのも同時に見えました。

駐車場は広いので停める場所には困りませんが、バイクを前向きに止めないと出すとき大変かもしれません。
時間が遅いからか、待たずに何とかテラス席に座ることができました。
ただ、かなり混んでいるので飲み物・食べ物の提供が遅くなると店員から説明されました。

琵琶湖を一望 テラス席は建物が飛び出しているので琵琶湖がよく見えます。
おしゃれですが、席数は結構多いのでゆったりはできない感じです。
ただ、寒い…。冷たい風が入ってきます。
ひざ掛けはありましたが寒いので暖かい飲み物を注文しました。
空はどんどん曇ってきてなかなか日が差さないです。

水浜cafe 30分ほどしたらようやく飲み物が運ばれてきました。 冷めるのも早い。 結局このあと10分ぐらいでお店を出てしまいました。

だんだん寒くなってきたので帰ることに。
当初の予定では高速道路使って帰る予定でしたが、気になっている八風街道を通ることにしました。
何が気になるかというと、積雪状況です。
八風街道は滋賀から桑名へ抜けられるので便利なのですがかなり寒いところです。

八風街道 とりあえず行けるところまで行ってみてダメだったら引き返すつもりで向かいました。
結果、八風街道は通れました。
めちゃくちゃ寒いですが、路面は連日晴れだったので濡れていませんでした。
周りに50センチほどの雪が積もっていましたが。

八風街道を抜けた先から高速道路に乗って名古屋まで帰りました。
家に帰って、夕飯はワインをメインにした料理、アヒージョとムニエルにしました。
ひとみワイナリーのワインは過熱していないので香りが独特です。
(獣臭というらしい)
味の濃いおかずがよく合います。
パンは翌日の朝食に。

この日はグーグルナビを起動するとオプションでマリオカートに変化しました。
拡大するとカートが邪魔で道路がよく見えないので結局使わず…。

posted by 新目もり at 15:24 | ツーリング【その他の県】