城崎温泉へ旅行
雨予報だったので車で城崎温泉へ結婚記念日旅行してきました。 バイクツーリングではないのですが、なかなか良かったので紹介したいと思います。
まずはじめに
我々は福知山で降りて洋菓子マウンテンでケーキを食べてから一般道で向かいました。 最寄りのICは和田山IC(北近畿豊岡自動車道)
google Adsense1.山の上にたたずむ竹田城跡
お城全体の写真を撮るなら竹田城跡ではなく、立雲峡駐車場を目指します。 雲海の中にたたずむ竹田城跡の写真はほとんどここから撮っています。
駐車場への道は狭路で車1台分の幅しかありません。 その上ワインディング+工事中+凸凹道路+急な上り坂のコンボです。 アクア(エコモード)ではなかなか登っていきませんでした(汗)
駐車場には協力金300円を払います。10台分ほどの小さな駐車場です。 駐車場から第3展望台(徒歩3分)〜第1展望台(徒歩40分コース)があり、我々は徒歩3分の第3展望台まで行きました。 最近できた展望台のようです。 徒歩3分だけど高低差激しいし岩がゴロゴロしているので登山靴じゃないとしんどい。
第3展望台からでも竹田城がばっちり見れます。 正直、見るだけだったのでここで十分です。その後引き返しました。 徒歩1時間のコースはガチの山登りなので上級者向けだそうです。ガイドさんから。
2.竹田城跡に行くなら
竹田城跡に行くならJR竹田駅から山登りコースが3つと、 山の途中の「山城の郷」まで車で行き、バスに乗り換えて、そこから比較的平坦な道を登っていくルートの3通りあります。
カーナビで設定したところ山城の郷まで行くルートを表示したのでこちらに行ってみました。 山城の郷に駐車場があります。無料。トイレやお土産屋などもあります。 ここから有料バス(片道150円)に乗り換えます。 バスを降りると比較的平坦な山登りコースを20分ほど歩き、竹田城に着きます。 バスが一方通行なので帰りは大回りになります。歩いて帰る人が多いそうです。
山城の郷では竹田城についていろいろ教えてくれるガイドさんがいました。 竹田城跡のアクセスについて情報のない我々に丁寧に教えて頂きました。
竹田城駅から行く場合は駅裏の山を登山で登っていきます。 3ルートあります。 竹田城前で入場料を払います。
駅周辺も飲食店や旅館が並んでいて街並みを楽しめそうです。 (今回は寄らなかったけれど) 離れたところに無料の市営駐車場があります。
3.出石蕎麦
いずしそば、と読みます。 一口分の蕎麦が皿に盛られて出てくる様はわんこそばの皿バージョンのようなものです。 1人前5皿でお代わりができます。
本場のものは出石地域に行けば出石蕎麦のお店がたくさんありますが 我々は竹田城跡から城崎方面へ行く途中にある仙石というお店で食べました。
座敷の席に着くとお冷とおしぼりとなんと生卵5個がでてきました。 生卵はお店のサービスで そばつゆに入れたり、ごはん注文で卵かけご飯にしたりかけそばに入れて月見そばにしたりします。
卵かけご飯、と聞いて我々は出石蕎麦と白ご飯を注文しました。 その後、卵かけご飯用のしょうゆもテーブルに常備されているのに気づきました。 もう卵かけご飯注文してくれと言っているようなもんじゃないか!
出石蕎麦は2人分注文したので10皿運ばれてきました。多く感じます。 それからとっくりに入ったそばつゆと、薬味。 薬味はワサビ、大根おろし、ねぎ、とろろです。 いろいろな薬味で蕎麦の味のバリエーションを楽しめそうです。
そしてごはん2杯分はありそうな白ご飯。思ったより量が多い。 ご飯の薬味はたくあん、昆布、野沢菜。
ご飯の真ん中にくぼみを作って生卵を落としました。 そして自宅でやっているように卵かけご飯用の醤油を2回し。 醤油かけすぎました。この醤油、甘いです。
蕎麦はまず薬味無しで1皿。 一皿も2口分あり、量が多めのような気がします。 2口目からはネギや大根おろしを入れていろいろな味を楽しみました。 4皿目にとろろを入れてとろろそばに。これもおいしい。 その後私は4皿でギブアップ。夫は6皿食べることに。
卵かけご飯の量が多かったので蕎麦を完食できませんでした。残念。 蕎麦をおかずに卵かけご飯を食べているような感じでした。
4.城崎温泉
兵庫県の日本海側にある温泉街。 駐車場は駅裏や温泉前に有料駐車場があります。 車じゃなくてもJRでも行けます。 川沿いに橋と柳の木が整備されていて浴衣姿で歩き回るのが普通になっています。 夜はライトアップされて雰囲気が変わります。
昼はランチやカフェ、ドリンク屋や豊岡カバン屋、お土産屋などが9時半からオープンしています。 食べ歩きが楽しいです。昼間からビールが飲めます。 日本酒ソフトがお勧めです。 お酒の飲めない私でも全部食べてしまいました。
夜は飲み屋と射的などのゲーム屋がオープンします。 夜に営業している飲食店が少ないし高めなので宿の夕食付プランにしたほうが良かったかも。 温泉街にファミマが2か所あります。夜食はここで。
5.外湯について
川沿いに温泉街があり外湯は7つ。無料足湯もあります。 宿泊者には無料外湯めぐりができる「ゆめぱ」という湯めぐりパスポートがもらえます。 もちろん日帰り入浴も可能。600円〜800円。 平日はお休みの外湯があるので要確認です。 午後からオープンする外湯もあります。 御所の湯と一の湯は人が多かったです。
宿について
平日に泊まったら、当日でも空きがある宿がちらほらありました。 素泊まりの宿も結構あります。 温泉街の中にある宿と、温泉街から離れたところにある宿(大江戸温泉物語など)があり、 離れたところにある宿は城崎温泉駅まで無料送迎バスが出ているので 浴衣で歩きなれない人(自分)でも大丈夫です。 結構短い間隔で出ているのと、夜遅くまで出ているのが良い。
我々は浴衣無料貸し出し付きの宿・白山を予約しました。 無料駐車場があります。 宿の中に貸し切り温泉が5つあります。泉質は城崎温泉から引いています。 温泉街からは離れているけれど浴衣で徒歩7分ぐらい。 無料送迎バスは夜以外は時間を指定してお迎えに来てもらえました。
浴衣貸出は色浴衣と腰ひも1本、結ぶタイプの旅館用の柔らかい帯です。 腰紐は1本じゃ足りなかったのと、帯は幅が短いので結びづらいです。 貸出の浴衣は可愛いけど、帯が細すぎて合わない気がしました。 ゆえにちゃんと着こなしたい方は帯と腰紐は持って行ったほうが良いです。 兵児帯でも良いと思います。 着付けは自分で。 着付けが初めてなので四苦八苦しました。ネットの動画で練習しておくといいです。 湯めぐりをした時に混んでる脱衣所で着付けに手間取ってしまい汗ダラダラになりました。 浴衣の種類が豊富なので、選ぶのに時間がかかる人が多いです。ゆえに順番待ちになります。 下駄は宿泊者なら借りられます。ただ、感染症などが心配な方は足袋をはくなり 下駄も持参した方が良いかもしれません。特に水虫。 私は途中から歩きなれず皮膚がむけたのでクロックスに変えました。 湯めぐり用にプラスチック製のかごバッグ(風)を貸し出してもらえます。 ただ他の旅館でも同じものを貸し出しているので、持参してもいいかも。私は風呂敷で代用しました。
車旅をやってみた感想
車で見る景色とバイクで見る景色は違いました。 景色に対する感動が薄い。 バイクで見る景色の感動の方が車よりもはるかに上です。 車だとそもそも感動する景色があっても気づかないことが多いです。 なんでだろう?車は室内で守られている感があるからかもしれません。
バイクも乗るからこそ「ここをバイクで走ったら気持ちいいんだろうな」と想像できます。 車しか乗らなかったら気づかなかっただろうなぁ。
バイクだと目的地の途中で気になる施設があれば簡単に寄れるけれど車だとその気にならなかったです。 帰り道は大丈夫か、Uターンできる場所はあるだろうか、途中から山道になってしまったら… などの心配と面倒さが行きたい気持ちよりも先に出てしまって、結局通過してしまいました。 バイクの身軽さが面倒よりも行きたい気持ちを優先させてくれるような気がします。
夏の暑い中バイクで走るのは完全に趣味だけれど、 車で暑い中運転していると「エアコンがないとダメな自分」になっていました。 エアコンのきいてる車から降りると外の暑さが余計に増します。 バイクはエアコン無しでなんで走れるのだろう?不思議です。 バイクの爽快さが夏の暑さを忘れさせてくれるのだろうか? バイクに乗らない人が「夏は暑くない?」としょっちゅう聞きたくなる気持ちがなんとなくわかりました。
車は眠気を感じたら仮眠を取れるのがすごくイイです。エアコンもつけれるし。 シガーソケットから電源を取ってマッサージクッションを使う贅沢もできます。 眠気を感じた時、横になれるありがたさといったら。 バイクではこうはいきません。 ベンチや芝生探して横になるか、温泉に入ってしまうか。 ちょっと厳しい選択肢しかありません。
バイクの良さ、車の良さを改めて考えることとなった旅行でした。