「福井県多くない?」 って友人に言われて2週間に1回は福井に行っていることがわかりました。 福井県大好きですよ。
ルート ※500q越えの長距離日帰りツーリング
名古屋 → 一宮IC → 白鳥IC → 国道158 → 道の駅九頭竜で休憩 → 大野IC(中部縦貫自動車道) → 国道416 → 国道364 →永平寺 → 引き返して福井北IC → 舞鶴若狭道・小浜IC → 道の駅若狭おばまで休憩 → 国道162 → 若狭フィッシャーマンズ・ワーフでお昼 → 梅の里会館 → 国道27 → 国道303 → 国道161(バイパス) → 県道287 → マキノのメタセコイア並木 → 国道303 → 国道8 → 国道365 → 県道40 → 道の駅伊吹の里 → 県道56(養老) → 県道8 → 県道128 → 国道302 → 名古屋へ帰宅
旅の記録・目次
google Adsense1.お守り買いに永平寺へ
以前、ブログでお守り(数珠)を永平寺に買いに行こうと言いましたが、決行しようと思います。
今回の本当の目的は、若狭へ青梅を買いに行くことです。 ついでに前々から行こうと思っていた永平寺にも行ってしまおうというわけです。
青梅は最近ハマりだした「梅シロップづくり」に使います。 青梅ならスーパーにも売っているけど 梅の産地である若狭・小浜にツーリングで道中も楽しみつつ買いに行こう、という事になりました。 (和歌山県も梅の産地だけど紀州は日帰りじゃ遠いよ)
まぁ若狭〜永平寺間が100km超あるので「ついで」かどうかは微妙ですが。
朝は早めの6時出発。 一宮ICから名神、東海北陸道へ。まだ渋滞はしていません。 今日は風がほとんどありません。
白鳥ICで降りて国道158へ。 九頭竜湖のそばを通っていると、湖面に全反射した山がとてもきれいで写真を撮りたくなりました。
橋を通過したあたりの待避所にバイクを停めて各自撮影タイム。 風がほとんどないので湖面が揺れずきれいに全反射していました。 今まで九頭竜湖を何度も通っているけどこんなにきれいに映るのは初めて見ました。
そのまま国道を走って昇竜まいたけを直営店で買いました。 どっしりとしたマイタケ1株1,000円。 持ってきた保冷バッグに入れてバイクのトップケースに保管しました。 でも今日は暑くなるのでコンビニで保冷替わりの氷を買わないとマイタケが痛みそう。
道の駅九頭竜で休憩してからさらに国道158を進みます。
大野市ICから中部縦貫道でバイパスを走りました。 いい天気なのですれ違うバイクも多かったです。 風は相変わらず無風。
中部縦貫道を抜けて国道416→国道364と進み永平寺へ。 道中には飲食店がちらほら見えてきました。 門前町にはたくさんの観光客が来ていましたが、水戸ナンバーの車をなぜか4台も見ました。 バイクは永平寺駐車場の向かい側に停める場所があります。(誘導される) 無料です。 車の場合は大本山永平寺駐車場か近くのお土産屋で購入して停めるか、民間の駐車場に停めます。 どれも有料です。お土産屋は1000円購入だったかな?民間のは400円だったような。
永平寺に入る前に友人オススメのお菓子屋さんへ行くことにしました。 永平寺から下って信号のある交差点の近くで「アトリエ菓修」というお店です。
友人が言うにはアップルパイが美味しいとのことでしたが、お店には無く…。 お店の方に聞いてみると、5月で終了したそうです。 季節限定の商品で、9〜5月だけ販売しているそうです。遅かったか…。 ネットで検索しても売り切れ続出の人気お菓子のようです。
アップルパイはなかったけどショーケースにはエクレアがあり、エクレアを食べることにしました。 抹茶、ショコラ、キャラメル、プレーン、レモン、苺、ごまの7種類あります。 エクレアにトッピングがついていてかわいい。
隣のカフェ「一休」の中で食べれると聞いたのでエクレアを注文してから隣のカフェへ。 エクレア単品だと350円、飲み物とセットで750円です。 私はレモンを、夫はプレーンを注文。 飲み物は私はアイスティーで夫はコーヒーを注文。 ザクロのジュースが美味しそうだったけどホットしかないので断念しました。
しばらくしてエクレアと飲み物が運ばれてきました。 アイスティーはホットティーを氷の入ったグラスに注いで飲みます。 陶器の茶こしにバラの絵が描かれていてすごくおしゃれです。
エクレアを端から食べていくのですがトッピングごとに食感が違いました。 ゼリーのようなトッピングと粒状のトッピング、チョコのトッピング。 レモンのチョコと中に入っているレモンのクリームが爽やかでした。 ただこの暑さなので手で持つとチョコが溶けてしまうのが残念。
昼ご飯を食べずにエクレアを食べた後は永平寺を散策します。
永平寺は拝観料500円です。 (ラーメン屋にあるような)券売機で券を買います。 入り口で券とパンフレットを交換して入場。
順路に従って見学していきました。
木々がきれいな緑色になっていて瓦屋根とよくマッチしています。
木造建築なのでちょっと歪んでいる気がする永平寺の階段。
窓から差し込む光が美しいです。
霊感強い友人がこの天井画の中に一つ力の強い絵があると言ってました。 霊感ゼロの私にはさっぱりわかりません…。
前回来たときは永平寺の中で仏具の販売をやっており、そこなら霊験あらたかな数珠が買えるかな?と思い、 永平寺の中に入ったのですが、今日はやっていませんでした。
仕方がないので売店に売っていた水晶のブレスレットを買いました。 これで邪気を払って楽しくツーリングできるといいなぁ。 というわけで早速腕にはめて使うことにしました。
2.若狭で青梅を買う
永平寺で数珠はなかったけどブレスレットを買ったので一つ目の目的は果たしました。 次は小浜に行ってお昼ご飯を食べ、その後梅街道を走り青梅を買います。
若狭に行くのは、「若狭フィッシャーマンズワーフ」でお昼ご飯を食べたいと夫の提案からです。
ここ(永平寺)から若狭まではまともに下道を走ったら間に合わないので高速道路を使いました。 福井北ICから北陸道に入り、敦賀で舞鶴若狭道に行き、小浜ICで降りました。
ついたらとりあえずノンストップだったので道の駅若狭おばまで休憩。 小浜市公認ゆるキャラのさばトラななちゃんのグッズがたくさん売っている道の駅です。 室内の休憩所が広いです。
休憩と道の確認が終わったら国道162を進むと若狭フィッシャーマンズワーフが見えてきます。 駐車場は道路を挟んで両脇にあり、広いですがバイク専用駐車場があります。 向かい側にある若狭小浜おさかなセンターは営業終了していました。
若狭フィッシャーマンズワーフの中は広くお土産がたくさん売っています。 建物の奥の方に「とれとれ寿司」というお店があり、寿司や魚が売られています。 寿司を買って食べることもでき、みそ汁が無料でついてくるのとイスとテーブルが用意されていました。
魚は焼いてあるのですぐに食べられるのとごはんが200円で売っているので魚+ごはん+無料味噌汁という組み合わせもできるようです。
ここでお寿司を買って食べることにしました。 みそ汁無料にも惹かれまして。 上寿司1000円前後。 みそ汁が熱くて飲み干すのに時間がかかりました。
遅めのお昼ご飯を済ませていよいよ梅を買いに行きます。 そのまま国道162を走っていきました。日本海がすぐそばに見えます。 梅が買えるのはちょっと先で三方五湖の周辺になります。
レインボーラインの入り口を過ぎると「梅の里会館」が見えてくるのでここで休憩しました。 と、入り口で青梅が売っていたのでここで買うことにしました。 梅のサイズがS、L、LL、3Lと選べます。 Sサイズが一番小さく、スーパーではまず見かけない大きさです。 SとLは1s600円でした。 青梅〜やや熟した赤色の梅が混ざっています。
お店の人によると「サイズによる味の違いはあまり無い」とのこと。 つまり「好み」によるそうです。
私はLサイズを1s、夫はSサイズを1s買いました。 小さいサイズだと数が増えてヘタを取るのが面倒かなーと思って。 1sだけど値段そのままで1.2sにしてくれてちょっと得しました。
梅の里会館の中では梅ジュースや梅酒、いろいろな種類の梅干しが売っています。 梅茶の試飲ができるのでホットだけど飲んで疲労回復。 近くにあるソファでくつろいで休憩しました。
梅の里会館を後にし敦賀方面へ向かう途中、青梅を売っているお店を数件見かけました。 たぶん直売です。 こっちで買ってもよかったかなと思いつつも、素通りしてしまいました。 1か月前にもこの道を通り、その時は梅干しを買いましたが梅干しもおいしかったです。
そして敦賀方面には向かわず国道27で滋賀県方向を目指しました。 なぜか我々は下道で帰ろうかと思い始めたのです。
3.変なテンションになり下道で帰宅
国道27は車も少なく信号も少なく山の中を走る2車線道路でした。 けっこう快適な道路です。 この先ガソリンスタンドがなさそうなのでレギュラー満タンで給油しました。 (CB1300はハイオクじゃなくてレギュラーです。) ここまでで300q走っています。 今日はストップ&ゴーが少なかったので満タンでも300q走れました。 VTRもCBも良い燃費をたたき出してくれました。
国道27から国道303へ、いよいよ山越えになってきました。 信号も少なく快走路が続きます。 途中、熊川宿を通りました。 行きたかったけど時間が遅かったのでおそらく店は閉まっていると思います。
滋賀県入りし、弘川の信号交差点から国道161のバイパスに乗りました。 ここからは琵琶湖はあまりよく見えません。 ひたすら北上し、道路が赤茶色に染まってきたら「沢ランプ」で降りて県道287へ。 案内の看板などが全くないので道路が赤茶色に染まってきたころが降りるポイントです。
街路樹100選に選ばれたメタセコイア並木。 バイク関連の雑誌にはたいてい写真が載っている撮影スポットです。 関東のバイク仲間を連れて行ったらすごく喜ばれました。
我々も道路の端っこにバイクを停めていろいろ撮影。 並木道の奥行感がすごくいい。
後で分かったけど、マキノ高原側の方が明るく撮れます。
マキノピックランドでは植えたての頃のメタセコイア並木の写真が見れます。 この木が40年かけて今の様子になっているかと思うと感慨深いです。 ジェラートも売っているので夏の暑い日にはちょうどいいです。
マキノのメタセコイア並木を楽しんだ後はひたすら下道で名古屋を目指しました。 ルートは上に書いてあるけど、途中で道の駅伊吹に寄って最後の休憩。 道の駅はもう18時過ぎていたのでしまっていました。 まだ空は明るい。 関ケ原〜養老〜愛西市〜清州経由の下道で帰りました。
温泉も入れたけど早く帰って梅の仕込みをしなければ!! 急ぐなら高速道路使えばいいのにとツッコミが来そうですが 急いで下道で帰りました。 急いでいる割に下道使うという変な意地張っています。
ホームセンターバローによって漬け込み用の瓶4リットルを2つ買う。 あと氷砂糖とホワイトリカー。 バイクの荷物がいっぱいになってしまいました。マイタケも梅2キロもあるし。
自宅についたのは20時頃。 その後50qほど調整にバイクで走り回り、本日の総走行距離は500qを超えました。 VTRで400qも走ったことが無いのにいきなり500q超えました。 頑張ったなぁ自分。
荷物を片付け、夫は梅酒を、私は梅シロップの仕込みにかかりました。
ビンを消毒して、梅を洗って、氷砂糖と梅を入れて… 結局寝たのは24時ごろになってしまいました。 でも来年はきっとおいしい梅酒ができていると思います。
梅シロップは1年もつけたらカビちゃうので10日ほど漬けたいと思います。
4.梅シロップのレシピ
梅の実が出回るのは5月〜6月。
青梅:1s 氷砂糖:1s 保存ビン:4リットルを推奨
青梅の処理 1.流水で青梅を洗う 2.水に浸してあく抜きすること2〜4時間。 3.竹串で梅のヘタを取る。 4.お好みで梅の水けをふきとり一晩冷凍する。 冷凍しない場合は梅にフォークで穴をあける
保存ビン 1.保存ビンを熱湯消毒する 熱湯不可の瓶はアルコールかホワイトリカーを注ぎスポンジなどでビンの内側を拭く
梅を入れる 1.保存ビンに梅、氷砂糖、梅、氷砂糖と交互に入れていく 最後は氷砂糖が上になるようにする 冷凍梅の場合は凍ったまま入れる
2.氷砂糖が速く溶けるように毎日ビンをゆすって梅に氷砂糖の解けたシロップがかかるようにする。 シロップがあまり出ていないうちはビンを転がすと楽。
3.梅がしわしわになったら完成。10日ぐらいで取り出しています。 梅の実を取り出す。 溶け切らなかった氷砂糖とともにホーローの鍋にシロップを移し20分ほど火にかけて加熱殺菌する。
4.梅の実は種を取り除いて梅シロップを少し注いで砂糖と煮ると梅ジャムに。 フードプロセッサーで細かくして梅ペーストに。 梅ペーストは焼き肉に巻いて食べると美味しい。 パスタに混ぜるとコクがでます。いろいろ使えて便利です。
梅の時期は短いけど、買った梅を冷凍しておけばいつでも梅シロップや梅酒ができます。
梅シロップはこまめにビンをゆすって梅が渇かないようにします。 乾いちゃうと泡が出て発酵してカビが生えてきます。白カビなら除去して加熱殺菌すれば飲めるそうです。
夏は暑いところに置かないように、床下収納などにおいてください。
今回は1か月漬けてから梅を取り出しました。