たまには温泉でのんびりしたい…と思い満点の湯に行ってきました。 九頭竜から満点の湯への道は川沿いの道が続き、景色も良かったです。 ひるがの方面はあまり行かないのでお昼ご飯のお店はあらかじめ調べました。
ルート 名古屋→一宮IC → 白鳥IC → 国道158 → 道の駅九頭竜で休憩 → 県道127 → 県道314 → 満天の湯(温泉) → 国道156 → 風見鶏(カレー専門店でお昼) → 県道317 → 道の駅古今伝授の里やまとで休憩 → 国道156 →郡上ICで名古屋へ帰宅。
旅の記録・目次
google Adsense1.満天の湯への道
朝7時。 途中に滝や川があったらスローシャッターで撮りたいと夫が言い出したので、 今日は三脚を積んで出発です。 三脚はバイクのシートに横積みにし、ロープとネットで括りつけました。
スローシャッターというのは、シャッターを切る時間を1秒とか10秒とかゆっくり切ることで 普段見ている景色とは違うものを写真に収めることができます。 流れている水をスローシャッターで撮ると水しぶきが全部写るので白い靄のような写真が撮れるのです。
名古屋から一宮ICで高速道路に入り、東海北陸道の白鳥ICで降りました。 今日は天気が晴れたり曇ったりと不安定です。 雨の心配はありません。
九頭竜湖に反射する山々がきれいでした。 九頭竜湖ほど水面によく反射して大きい湖は近くには無い気がします。
九頭竜湖の横を走りながら国道158を進むと道の駅九頭竜が見えてきました。 自宅からここまでノンストップだったのでとりあえずここで休憩しました。 今日のお昼ご飯は食べる所を決めているので弁当は買わないけど、食べる時間はだいぶ後になりそうなのでジャガイモの甘辛煮を買いました。 小さいサイズのジャガイモまるごと一個が皮つきで煮てありました。
国道158から県道127へ。 住宅街を通り抜けていよいよ山の中へ入って行きました。 道路幅は車1台分です。 斜面がちょっと急なのでVTR250だとあまり上っていかないな。
石徹白ダムの横を通るとちょうど放水していました。 直線に放水していないのは初めて見ました。曲がっている…。
途中から川沿いを走る道になり、さらに進むとガードレールがなくなりました。 待避所はあるのですがガードレールのない、下が崖になっている道を走るのは初めてです。 よそ見していたら落ちてしまう。 そういえば、車通りが少ないのにチャリンコが多い。
川が広くなって明るい場所に出たら、夫が三脚を使って写真を撮りたいというのでバイクを脇に停めて撮影に出かけました。 三脚でカメラがぶれないように固定して、スローシャッターで滝を撮っていました。 川の手前ぎりぎりまで寄り、三脚を落とさないように足をぎりぎりまで近づけて撮影。 道路の下は崖なので落ちたらアウトです。 怖くて真下は見れませんでした。
川の撮影を終えて県道314に入り、北上していくとウイングヒルズ白鳥リゾートの間を通りました。 潟Aルペンが経営しているスキー場です。 スキー場のコースが結構広く、急斜面なコースもありました。 ここから道がワインディングになっていきます。
峠の近くに満天の湯の看板が見えるので左折で入って行きます。 こんな山奥なのに車は結構停まっていて県外ナンバーも多いです。 あと、数十台のバイクがずらりと並んでいました。
駐車場脇に家族風呂がありました。しかも10個。 建物内の温泉は混んでいるかもしれないなと思い、思い切って家族風呂に入ることにしました。 温泉の料金+1000円で入れます。 制限時間は50分。
家族風呂には脱衣所1畳、洗い場2人分、4人用の露天風呂があります。 受付で鍵を借りて中へ入れます。 脱衣所にはドライヤー1台、扇風機、ヒーター付き(冬季用)です。 洗い場にはシャンプーリンス、ボディーソープがあります。 トイレは建物の外にあるので着替えて出ないといけません。
一人分のスペースの狭い洗い場で体を洗い、露天風呂に入りました。 扉を閉めないと脱衣所まで水が入ってしまいますので注意。 部屋の位置にもよりますが、我々の入った部屋(5番)からはスキー場が見えました。 スキー客がいたら丸見えなんだろうか。とちょっと気になりました。 まぁ、山が見えて開放的な気分になれますよ。 隣の部屋だったら目の間に木が生えているので景観は見れないかも…。
温泉の泉質はややぬるっとした炭酸水素塩温泉です。 ただ温泉の温度が44℃とやや熱いので身体が慣れないうちはゆっくり浸かれませんでした。 露天なので風呂から上がれば涼しいし、入ったり出たりを繰り返せば慣れます。
50分貸し切りですが、脱衣に10分ほど使うので風呂から上がっても着替えに10分かかると思います。 さらに髪の毛を乾かすならドライヤーを使う時間もいるので実質湯船につかっていたのは20分ぐらい。 長風呂が好きな人は50分じゃ足りないかもしれません。 私達は早めにチェックアウトしました。 個室露天風呂だと湯上りに休憩する場所が無いので駐車場などで休憩しました。
温泉を楽しんだ後は白鳥へ行き、遅めのお昼ご飯を食べに行きます。
2.アンティークなカレー専門店
満天の湯から峠道を下ること15分。 途中に阿弥陀ヶ滝という名所があり、滝の近くでは流し素麺のお店が何件かあります。 一度真夏に食べたことがありますが、普通の素麺が流れてくるのでまぁ好みがわかれるのかなと思います。 あの時は真夏だったのですごく混んでいました。 ふもとに駐車場があるのですがお店の前まで強引に突っ込んで路駐する車とバイクが多数ありました。 お店の人が素麺を流してくれます。薬味は白ごまがあります。 一度は行ってみても良いかもしれません。
と、阿弥陀ヶ滝はスルーして、国道156へ。 前日に白鳥周辺の飲食店を調べておき行きたいところを決めました。 今日のお昼はカレー専門店の風見鶏へ行きたいと思います。
道の駅白鳥と最近新しくできた道の駅清流の里しろとりを通過してさらに下った所の西側にお店はあります。 10台ほど停められる駐車場があり、お店は花に囲まれているおしゃれな感じです。 建物の外にいるのにカレーの香りが漂っていました。
お店の入り口には本日のおすすめカレーが3つ。 どれもおいしそうで迷ってしまいます。
お店の中に入ると照明を少し落とした落ち着いた店内で、アンティークの置物が沢山おいてありました。 バラ柄や西洋のランプなどおしゃれです。 ターシャの庭という本がいくつかあるのが気になりました。 テーブルには花柄のテーブルクロスの上にもう一枚白いテーブルクロスがかかっていました。 窓にはレースのカーテンがかかっていて涼しい風が入ってきます。
席についてメニューを見ると3面カレーのメニューです。 公式ウェブサイトよりもメニューが多い。 デザートにアイスクリーム付きのカレーもありました。 よく見るとメニューや説明文の英訳も載っていました。
いろいろ迷った末、「まんまるオニオン&きのこのカレー」にしました。 玉ねぎをまるごとオーブンで焼いたのが気になりまして。
しばらくするとテーブルにB4ぐらいの白紙が敷かれ、福神漬けが運ばれてきました。 3種類あって盛り付けがまたおしゃれです。 女子会ツーリングに向いてそうなお店だなぁ。
先に夫の注文した中辛・豚の角煮カレーが運ばれてきました。 角煮がトロトロほぐれてしっかり煮込んである、そうです。
しばらくして私の注文したカレーが運ばれてきました。 おしゃれな底の浅い皿にカレーと野菜、肉、ごはんが盛ってありました。 玉ねぎとキノコのカレーだと思っていたらレンコンチップスと牛肉の煮込みがついてきていました。 ご飯には砕いたくるみがの乗っていました。 キノコはエリンギを裂いてオーブンで焼いたものでした。
たまねぎをフォークで崩して一枚食べてみると熱々トロトロでした。 エリンギは見た目乾燥しているけれど食べると中身はしっとり。カレーによく合います。 ご飯とくるみにカレーをかけて食べるとクルミのコリコリとした食感がカレーにアクセントとなってご飯が進みます。
夫が先に食べ終わったのでアイスクリームが運ばれてきました。 今日はそんなに暑くはないのに、「このカレーにはアイスクリームが食べたくなる」と言っていました。 アイスクリームのひんやりさっぱりした味がちょうどいいそうです。
私の方にはデザートは特に書いていなかったのですが食後にゼリーが運ばれてきました。 濃厚なカレーの口の中に冷たいゼリーがよく合います。 ほんのり甘い生クリームも良かったです。
カレーを堪能した後は少し元気が出たので国道156、県道82、県道317を走りました。 この道は通称やまびこロードと呼ばれていてツーリングマップルの「快走路」です。 ほどよいカーブとやや開けない林間の道を通り抜けていきました。
国道156に戻ったらその後は郡上八幡ICから高速道路に入り、そのまま名古屋へ帰りました。 景色の良い温泉と美味しい料理、ほどほどのワインディングがある快走路が楽しめて満足できた一日となりました。