キャンプ時の調理器具を減らしたいと思い、スタッキングを見直しました。 コッヘルで米が炊ければ米専用に使っている両手取って付きの鍋いらないんじゃないか?という話になり、実験してみることになりました。
今回の仕様は以下の通りです ・SnowPeakのコッヘル大 直径16cm ・ステンレス製(チタンじゃない) ・米1合 ・キャンプと同じ状況を想定してガスバーナーで炊く
google Adsense米を研ぐ
.米1合を研いで200tの水を入れて最低30分浸水させる。 水の分量を量るのにシェラカップが便利です。
研ぎ方 水を入れて、米に浸水させて捨てる、これを繰り返します。 1、2回目、水を入れて研がずに水を捨てる。 3〜5回目、水を入れてしっかり研ぐ。米が落ちないように水を切る。 その後水が透明になるまで入れて捨てるの繰り返し。
自宅でやったのでボウルに入れて研いでいるけどキャンプ場ではコッヘルの中で研いでいます。 冬は水が冷たいので手で研ぐかわりに泡だて器でかきまぜると簡単に研げます。 (100均で小さいサイズが売っています)
浸水させる水はおいしい水を使った方が米がおいしくなります。 ということで今回は「南アルプスの天然水」を使用しました。
30分未満の浸水時間だと芯飯になって失敗する確率が上がるので注意。(経験談) 米を炊くのに失敗すると飯の量が格段に減るので成功させたいところ。(経験談)
米を炊く
ガスバーナーを準備し、浸水させたコッヘルをセットします。
点火してコッヘルの中の水が沸騰するまでは強火。
水が沸騰したらごく弱火にして7分炊きます。 コッヘルの蓋が軽くて沸騰したお湯が吹きこぼれてくるので重石を載せます。 ちなみに3合炊いた時は10分に延長しました。 蓋を開けると温度が下がるので蓋を開けたらプラス10秒します。 Siriにマイクで「タイマー7分」と指示すると楽。
7分経ったら火を止めコッヘルをひっくり返して30分蒸らします。 コッヘルをバイクの上着やダウンの中に入れて何重にもくるんで保温します。
30分蒸らしが終わったら炊き上がりです。 蓋を開けて様子を見てみましょう。
コッヘルの底からご飯を返すようにさっくりと混ぜます。 ご飯をよそうときはしゃもじがおすすめです! すしべらでも100均のミニサイズでもOK。 スプーンや箸で何回かやってみましたが米粒がつぶれてしまいました。
と、ここでレトルトカレーが電子レンジで温めるタイプだと気付く。 キャンプ場を想定していたのではなかったのか(汗) 買うときはみなさんご注意ください。
プラスチック皿にご飯とカレーをよそって完成です。 カレーには木のスプーンが似合うと思います!
米を炊くのに使ったコッヘルは使い終わったらすぐに水を入れて米がこびりつかないようにしましょう。 こびりついてしまうと洗うのが大変です。
キャンプ場で米を炊くメリットデメリット
キャンプで米を炊き始めて12回。気づいた点を挙げます
デメリット ・保温した米を温める方法がない
炊飯ジャーには保温機能がありますが、キャンプ場だと炊いた米を温めなおす方法が今のところ見つかっていません。 冬はあっという間に冷めてしまいます。 保温するときに何重にも衣類で巻くのは熱を逃がさないためです。
逆に、冷めている米でおいしく食べられるのが「海鮮丼」 石川、富山、新潟など魚のおいしい地域のスーパーでマグロやトロ、しらす、カニ身などを買ってのっければ海鮮丼が作れます。 醤油を持参するのを忘れずに。(経験談)
・コッヘル1つ占領してしまう コッヘルを器代わりにしていると思わぬところでコッヘルが足りなくなります。 紙皿を用意したり、シェラカップを皿替わりにすればOK。
メリット
・カレーが食べられる! 米が多少冷えてもアツアツのカレーをかければ米も暖かくなります。 どのルーを買うのか選ぶのも楽しみの一つです。
・鍋の〆に雑炊が作れる! 米が冷えても鍋に投入することで米が暖かくなり、さらに鍋の出汁を吸い込んで旨みがアップします。 塩をいれたり卵でとじるとおいしい。
・丼ものが食べられる! 上記で紹介した海鮮丼のほかに目玉焼きや野菜炒め、焼き魚を載せたりアレンジいろいろ。 作るのが面倒なら惣菜を買ってしまえ〜。
・余った米は翌日の朝食に 塩を振ってラップで握ればおにぎりになります。 焼きおにぎりにしてもいい。醤油つけなくても塩が効いてればおいしい。
・インスタントラーメンの〆に 残り汁の中にご飯を投入、火にかける!お好みで卵も投入!
最近はサービスエリアや道の駅に1合分の米が売っています。 山の中のSAや道の駅で見かけました。 今までは1合なんて少なすぎるといって見向きもしなかったのですが、キャンプで1回分と考えれば使い道が見えてきました。
少量の米が炊けるようになれば、一人飯のバリエーションが増えます。 まずは自宅で挑戦してみてはいかがでしょうか。 家庭用のガスコンロでも火加減と時間は同じです。