バイクツーリングを始めて8年。 いろいろな忘れ物をしました。一泊の時に充電器を忘れると辛いです。 使うかな?と思い持っていって使わなかったものもありました。レジャーシートとか。 適切な持ち物の量と種類をまとめてみたいと思います。
1 街乗り
・運転免許証とお金、バイクのキー、買い物袋、ヘルメット。 ・腕時計(好みによる) ・偏光サングラス(ヘルメットの中に入る隙間があれば)
大体名古屋市内で走るときは買い物が目的のことが大半です。それか外食。 買い物袋は形状問わずものがつつめる風呂敷なんていかがでしょうか。 風呂敷を使っていたら友人のバイク乗りも風呂敷の良さに気づいて使い始めました。 偏光サングラスは西日の時に使うと太陽がまぶしくて前の車が見えない!というのをちゃんと見えるようにしてくれます。 偏光のサンシェードがあればいいんですけどね…。
2 日帰り(〜往復200q)
1に加え ・地図(ツーリングマップル) ・ウェットティッシュ&ティッシュ(ヘルメットを拭く) ・発煙筒(入れっぱなし) ・ETCカード(期限内のものを) ・救急セット(余裕があれば)
イメージとして朝9時に出て午後3時には帰ってくるツーリング。 お土産は買うかもしれないので買い物袋(風呂敷)は持っていきます。 海に出ると魚が買いたくなる。道の駅に行くと野菜が買いたくなる…など。 発煙筒はまだ使ったことがありません。車は非常停止版があるのに対しバイクは何もないなと思ったので積み込んでいます。 ホームセンターで700円ほどで売っています。
3 日帰り(〜往復700q)
2に加えて、 ・飲み物(夏は特に熱中症に注意) ・ユニクロのウルトラライトダウン(一枚ジャケットの中に着れる上着) ・もしくは防風パーカー(ライダージャケットの上に羽織る) ・手袋の替え(春冬を両方とも持っていく) ・ネックウォーマー ・レインコート(必須) ・温泉セット(温泉に入るための持ち物をひとまとめにしたもの)
イメージとしては朝4時出発、午後10時帰宅のがっつりツーリング。 朝昼夕3食ツーリング中に食べます。夕食はSAPAで食べることが多いです。 4月、11月など寒暖の差が激しい季節はユニクロのライトダウンのような1枚ジャケットの中に着こむものや、防風パーカーをジャケットの上に着たりします。それに加え、手袋の替え、ネックウォーマー、使い捨てカイロなど積んでいくとよいです。 温泉セットの中身は手ぬぐい(体洗う用)、100円玉(コインロッカー用)、保湿美容液、櫛、髪の毛を束ねるゴム、濡れた手ぬぐいを入れるビニール袋、アイブロウです。日焼け止めを入れるときもあります。 18時間の走行に耐えられるよう途中で温泉に立ち寄って休憩をとる事が多いです。
4 1泊2日(往復1000qぐらい)
3に加えて、 ・レインコート ・保険証(のコピー) ・バイクロック ・携帯電話やデジカメやB+COMの充電器 ・2日目の服 ・アイマスク&耳栓 ・水筒
地図もない知らない土地で携帯電話やB+COMの充電を忘れると2日目が大変です(経験談) ホテル入ったらすぐに充電するよう癖をつけました。 服はかさばりそうなら圧縮袋で小さくするといいです。100均にも売っています。 夜はストレッチをして1日の疲れを取り、ぐっすり眠って翌日よい目覚めをすることが2日目も楽しめる秘訣です。 うるさくて寝られないときのために耳栓とアイマスクをもっていってもいいです。 寝付けないときは深呼吸する。鼻から息を吸い口からゆーっくり息を吐いて体を緩める。 呼吸に集中すると眠くなりやすいです。 水筒は夜に暖かい物を飲みたくなった時や、フロントで氷を貰ったりするときに使います。
5 2泊3日(トータルで1700qぐらい)
・4に加え3日目の服 ・多めに現金を持っておくこと 荷物が増える→荷物を減らそうと考える→着るものぐらいしか減らせるものがない ということで下着除く着るものを減らします。
積載方法
この大量の荷物をどのようにして積むかですが…
タンデムシートに乗せるバッグ(ツーリングバッグ等)を使う
シングルシートに変えている人は無理な方法。 タンデムシートが広ければ大きめのバッグが乗る。 タンデムシートの広さはだいたい排気量に比例する。 サイドケースがついているバイクだと50リットルほど入る大きいバッグが積める。これはキャンプ向き。 ツーリングバッグを買わなくてもアパレルの鞄でもネットで固定することでバイクに積める。 雨が降った場合、防水加工でない鞄は濡れてしまうので注意。
タンクバッグを使う
ハンドル〜座席までの間にあるガソリンタンクにマグネットか吸盤でくっつく鞄がある。バイク用品店で売っている。 走行中はずれることなく固定されるので高速道路でもワインディングでも安心。 9〜18リットルと1人1泊程度の荷物ならこれで充分入る。 ハンドルに干渉しないようにバイクの大きさにあったものを選ぶ。 バイク用品なのでお値段高め。
リュックで背負う
1人の時は自分でリュックを背負う。雨が降ってきたときの為に防水加工してあるものが良い。乗り降りがとても楽な反面、運転時に偏ったり、重い荷物だと肩腰に負担がかかってくる。 2人乗りで荷物を積む場合に後ろの人にリュックで背負ってもらう方法がある。 ただ、肩こりや腰痛などかなり疲労するので私の体験からあまりお勧めしない。
ハードケース
バイクの後ろ側に付けるトップケース、両脇に付けるサイドケースがある。 ケース自体が重いのでさらに荷物を詰めるとバイクが重くなり、慎重な運転を求められる。 排気量の少ないバイクだとなおさら。 トップケースはステー(ケースを載せる平たい台)だけつけてホームセンターの箱を載せている人もたくさんいる。 純正のトップケースにはタンデム用に背もたれがついているものがある。 経験から、背もたれがあると後ろの人の疲労を軽減してくれる。 サイドケースは最初からバイクについて販売されているもの以外だと合う形のものが見つかりにくい。 鍵付きだとバイクから離れる時安心できる。 真夏はケースの中がかなり熱くなるのでチョコレートなど溶けやすい物は注意。氷もあっという間に解けてしまうので魔法瓶の水筒に入れておくと良い。