ツーリングを何年かやっているとシーズン毎に大体行けるところが定まってくるのでまとめてみました。 ツーリング先での体験から学んだ事もまとめています。 今のところ一日に走れる最大距離は800q。日帰りだと往復400qぐらいでツーリングします。
まとめ
春
朝が寒く、昼間が暖かい。花見渋滞を避ける。道路情報と相談し中部地方なら大体行ける。 愛知・岐阜・三重・滋賀・福井・石川・富山・長野。山梨・奈良
夏
海水浴客を避け山方面へ。日没が遅いので長距離可能。上記に加え新潟・京都(舞鶴方面)もぎりぎり行ける。 涼しく走りたいなら川沿いがオススメ。
秋
紅葉渋滞を避ける。春と同じく大体どこへでも行ける。
冬
山を越えられない。静岡・三重の北部・滋賀・岐阜の南
月ごと・四季ごとのツーリング計画と行き先例
春
暖かくなるのは午前9時ごろ。渋滞を避けるためもっと早く出発するので、どうしても防寒具が必要になってくる。 だが、昼間になると暖かくなって邪魔になる防寒具たち。 暑いのを我慢して汗をかいて風邪をひいても困るので、積載に余裕をもってあらかじめ荷物が多くなることを覚悟して出発している。 全身が芯から冷えるような寒さなのでツーリング中に温泉に立ち寄ることがおおい。 お昼ご飯も暖かいスープ系のものを取ると体が温まる。
3月
・岐阜県の金華山より北は積雪が怖くて行けない。前に大変な目にあったので。 ・静岡県は比較的暖かいのでそっちに行くことが多い。浜名湖まで。浜名バイパスは風が強くて大型車でも飛ばされそうだった。 ・岐阜県の道の駅織部・志野の「石焼うどん」が好きなので寒い中食べに行く。ひょうが降った時もあった。 ・友人とスイーツ目指してスイーツ探しツーリングをする。 今まで行ったところ 名古屋・三河・岐阜市・養老(養老ミートを買い自宅で焼き肉)・淡墨桜・藤橋・板取温泉
4月
・岐阜県高山市はまだ積雪。せせらぎ街道も積雪しているが、その雪を見たいために出かけることも。静かできれい。 ・山に行くと一気に気温が下がり寒いので防寒装備を一緒にもっていく。 ・桜を見るなら人が来ない早朝がいい。 今まで行ったところ 知多半島・浜松・伊勢・せせらぎ街道・中津川
5月
・虫が出てこないいい季節。蚊にも刺されない。 ・ゴールデンウィークを利用して連泊ツーリングを組むのも面白い。なかなかいけない遠い所へ行くチャンス。 ・頑張れば福島、島根、四国あたりまで距離を延ばせる。 ・ゴールデンウィークやその翌週の白樺湖やビーナスラインは真冬並みに寒いので装備はちゃんと整えよう(経験談) ・ゴールデンウィークまでは寒い、翌週あたりから一気に暖かくなり、月末あたりは気温30度を超す夏日となる。 今まで行ったところ ビーナスライン・高遠城・茶臼山・敦賀・長浜・琵琶湖。2015年は2泊3日で福島に行ってきた
6月梅雨入り前
・梅雨の期間は出かけない方針。 ・5月同様走るのに快適な季節。山では時々ゲリラ豪雨があるので雨予報はこまめにチェックしたほうが良い。 今まで行ったところ 信州平谷・石川県・富山県・輪島・奥飛騨温泉郷
夏
梅雨が明けたら暑さとの闘い。もちろんメッシュジャケット+吸湿速乾素材の肌着。 熱中症になんどかなりかけたので水分補給と休憩はこまめにした方がいいです。本当に。 高山市や富山市、輪島市など山に行っても市街地は名古屋と変わらない暑さだったりする。 そして市内の信号待ちが暑さと排熱その他もろもろで地獄になる季節である。
7月梅雨明け
・海の日前後に毎年梅雨明けしていると思う。 ・人混みが苦手なので海には近づかない。海水浴客が多すぎるので行きも帰りも渋滞に巻き込まれるからだ。ちなみに海水浴するなら知多より敦賀のほうが空いている印象だった。 ・山の中ではアブヒル蜂に注意。長野岐阜福井石川富山の蜂はサイズがでかい。工事信号待ちしているときはご注意を。 ・ヘルメットはもちろん、バイクの車体にやってくる虫に注意。タンデムで乗っていたらズボンの裾の中に毒針付きの毛虫が入り込んでいたことがあった。蜘蛛はうまく隠れて無賃乗車しようとする。高速道路の風圧を耐えて名古屋から安曇野まで乗っていったのには笑った。 ・日が長いので一泊のツーリングもやりやすいが、花火大会とかの渋滞があるかどうかまめにチェックしたほうが良い。諏訪湖の花火大会では諏訪湖SA(上下とも)周辺から岡谷JCTまでがすさまじい渋滞になっていた。 行ったところ 有峯林道を通り富山、能登へ。下栗の里・高山・草津方面生きた方けど行けなかった
8月
・7月とそう変わらない。 ・夜になっても気温が下がらない。行きも帰りも暑い。逆に山の方は窓を開けて寝ていたら寒くて風邪をひくほどと聞いた。 ・保冷バッグに凍らしたペットボトルのお茶を持って行っても昼頃には溶けてしまうので、魔法瓶の水筒に切り替えたら一日もつようになった。おすすめ。汗で出た糖分補給にポカリを凍らせて持っていくのもよい。 ・お盆を過ぎると山では夕立に合うようになる。レインコート必須。開田高原のトンネル抜けた先で豪雨にあった事がある。 行ったところ ビーナスライン・開田高原・安曇野・舞鶴・福知山・甲賀
9月
・上旬は夏装備で十分。海水浴はシーズンオフになりつつある月。 ・夜が涼しくなってくるので、ついつい帰りが22時、23時になってしまう。もちろん朝5時出発です。 ・夜空を見上げてみると、月がすごくきれいです。 ・下旬になるとちょっと冷え込んでくるので上着を持参する。 行ったところ 五箇山・湯涌温泉・白馬・糸魚川・焼津・大井川・別所温泉
10月
・そろそろ春秋用のジャケットに変える。それでも下旬は寒くなるのでウルトラライトダウンのような上着持参で。 ・紅葉ツーリング ・福井県に行ったところ、二重玄関二なっていた。あそこの地域ははすでに冬支度だ。 行ったところ 大台ケ原。平湯温泉・福井・熊川宿・ビーナスライン 11月 ・冬用のジャケットで。寒暖の差が激しい。名古屋の場合晴れの日でも22度ある日や13度までしか上がらない日がある。 ・愛知県や岐阜県の南あたりが紅葉のピークとなる。 ・日没1時間後になると真っ暗になり、寒さが押し寄せてくる。早めの帰宅を心がけたい。 行ったところ 越前・浜松・中津川・馬篭・妻籠・茶臼山・御嶽山・御前崎
冬
バイク乗りにとって乗るか乗らないか意見が分かれる季節。 電熱服上下にグリップヒーターというブルジョワ装備で真冬でも走る人もいれば、寒いので全く走らない、雪国なので走れないという人もいる。 我々も近場しか行かない。たまに猫カフェに行って癒されたりする。
12月
・温泉が恋しい季節。 ・寒いから…という理由で走らなかったりする。月末はクリスマスケーキ食べたり掃除したりで出かけられない。 ・先取り早詣 ・寒い時期、あまりにも乗らないとバッテリーが上がってエンジンがかからなくなるので注意。家から近い場所でいいので、1か月に一回、最低30分は乗り続けてバイクを動かそう。 行ったところ 岐阜県の猫カフェ・熱田神宮・清洲城
1月
・元旦に初日の出を見に行くツーリング。そのあと朝食をとれるお店が探せなくで腹ペコのまま帰宅する事が多い。元旦に早朝から開いててモーニングできるお店ってほとんどないからねぇ。 ・名古屋で雪が降ってしまうとバイクで出かけたくなくなる。名古屋で雪が解けても山間部が解けきるとは限らない。 ・地域によって初詣が元旦周辺の日時ではなく一週間後とかになっているところがある。多度大社など。渋滞に気を付けるべし。 行ったところ 初日の出を見に桑名や知多半島へ・多度大社や華厳寺・知多半島・藤橋・土岐
2月
・真冬なのでほとんど出かけられない。頑張って浜松。浜松の友人も言っていたが、東名高速道路の名古屋〜浜松間が遠く感じる。 ・寒さも敵だがそれ以上に伏兵なのが強風。堤防沿いを走るといかにバイクが風の影響を受けやすいか身を持って体験できる。木曽川の堤防沿いなんか恐怖。 ・豪雪地帯関ケ原が越えられない。近づけない。養老でSTOP。 行ったところ 養老・月見の里南濃・知多半島
愛知県から日帰りでどこまでいけるのか?
北方面
日帰りは新潟県の糸魚川市までならぎりぎり行けました。 帰りの夜道はハイウェイオアシス城端SA(東海北陸道)にある桜ヶ池クアガーデンで温泉に入って行くと良い休憩ポイントになりました。 夜21半まで受付しています。 能登半島も日帰りで行けました。
東方面
小田原市や伊豆半島はさすがに日帰りは無理でした。沼津なら日帰りでも行けました。 新東名→富士山→山梨県→国道20号経由→諏訪湖→名古屋への日帰りツーリングをやったことがあります。 山梨県甲府市なら日帰りでも行けました。
南方面
大台ケ原までなら日帰りで行けました。
西方面
天橋立まで日帰りで行けました。長距離連泊ツーリングは2泊3日で予定を立てます。それ以上の日にちだと留守番している猫がかわいそうなので行きませんが…。 実際に私&夫が行って来た場所です。
福島県頑張れば行けますよ!
移動で1日かかってしまうので2日目に福島県観光を入れました。 会津若松出発だと北陸道のほうが早くなる。 1日目 愛知県→中央道、関越自動車道経由→福島(福島市泊) 2日目 福島県内観光ツーリング→会津若松泊 3日目 会津若松→新潟県経由で→愛知県
根県が限界か?
1日目 愛知県→島根県出雲泊 2日目 島根県→益田経由→広島県福山泊 3日目 福山→下道で神戸まで→神戸から舞鶴若狭道経由→愛知県 ※3日目は大型の台風により岡山兵庫大阪京都滋賀すべての高速道路が通行止めになったのでやむなく下道で帰ることに。
中部地方横断ツーリング
1日目 愛知県→能登半島→金沢泊 2日目 金沢→白川郷→高山泊 3日目 高山→愛知県その他
地図やルートについて
ツーリングマップルは道路事情が毎年変わるのでできればこまめに買った方がいいと思います。 知らない場所に行くときはグーグルマップで細かい道を確認しておきます。 特に高速道路の出口を降りた後、最初の交差点をどちらに進むのか調べておくと安心。 ナビは使っていません。地図とグーグルマップでなんとかなっています。
どこに行くかは1週間前〜前日に決めています。 この中部全図の端に乗っている地域までがおおよそ日帰りで行けるところになります。 壁に貼って時々眺めて、行ったことのある地域や道路の思い出にふける…なんてこともできます。
ルート設計について
どのくらいの距離か、どれぐらいの時間がかかるか、ガソリンスタンドの有無、休憩をとる大まかな場所を決めておきます。 かかる時間によって出発時間と帰宅時間も大体わかるようになってきます。 休憩は1時間に10分ほど取ると一日中走っても疲れにくく、最終的に距離が延びるような気が…。 自分のバイクの燃費を実際に走行したりして図っておくと給油する地点も決められると思います。 燃費×ガソリンの量=だいたいの走行距離。
土地勘について
自宅のよく目につくところに日本地図や中部地図を貼っておき、大まかな流れを掴みます。 続けていると何となく東西南北がわかってくるかなと。 県庁所在地だけでなく大きな市町村は覚えておくと現地の人と会話するときに役に立つ 中部地図はJR名古屋高島屋の本屋で購入。1000円。 ※現在はJR名古屋高島屋では売ってないかもしれませんがAmazonで購入できます。
お昼ごはんについて
お昼こだわりすぎてに食べられなかったもしくはチェーン店になったことがしばしばあるので 下調べは大切です。バイク仲間に聞いたりネットで探したり地図を見たり。 思い切って調べず当日現地で気になった店に入るという「直感ツーリング」もたまにはいいと思います。
温泉について
ツーリングマップルに載っている温泉は文字がでかいほどいい温泉のような気がします。 コメントがあるとなお良し! 文字が小さくても背景が橙色のものは比較的いい温泉のような気がします。 温泉は13時〜15時の間だと空いている感じ。