2017年02月01日

静岡県島田市巡りツーリング

名古屋発日帰りツーリングBlog表紙32/新目もり

静岡県の有名な緑茶の「川根茶」の紅茶版、「川根紅茶」を飲みたいのと
近くにある島田市でお昼ご飯を食べようというツーリングです。

ルート
新東名 → 島田金谷IC → 国道1 → 県道64 → お昼ご飯:細島屋花水木
→ 県道64 →  たいやき屋 
→ 県道77 → 国道362 → 道の駅フォーレなかかわね茶茗館:川根紅茶
→ 国道362 → 県道77 → 塩郷の吊り橋
→ 国道1 → 県道 → パン屋:Ku-Pan(翌日の朝食用)
→ 国道1 → 島田金谷IC → 新東名 → 帰宅 
朝9時出発、18時頃帰宅 往復350qほど

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1.かつカレー蕎麦がおいしい蕎麦屋さん

今回のツーリングを行うにあたってネットでお昼ご飯を食べれそうなところを調べました。

川根方面は毎年来ていますが、お昼ご飯が食べれそうなお店が少なく閉店も早いのでいつも困っていました。

いつも「さわやか」でハンバーグを食べるか、高速道路で焼津まで行って魚定食を食べていました。
さすがにワンパターンなので川根から南へ下ったところの市街地、島田市でお店を探すことにしました。

キーワード検索「島田市」でぐるなびや食べログで探すとたくさん出てきます。
ラーメン店が多く出てきますがラーメン以外が食べたかったので除外しました。

レビューや写真を見て、かつカレー蕎麦がおいしそうな「細島屋花水木」に行くことに決めました。
島田金谷ICから7kmと近いしお店のHPを見るに駐車場もありそうです。

出発当日、起床は7時59分。
朝寒くて布団から出れずにゴロゴロしていたらこんな時間になってしまいました。

最近は水筒とコップを持参しています。
11月のツーリングで水筒に暖かいお茶を入れて持っていくのを紹介しましたが、あれからずっと続けています。
夫はお湯と粉コーヒー(ネスカフェゴールドブレンド)を持って行きます。

ツーリング先の景色のいいところでバイクを停めてタンクバッグの上でお茶やコーヒーを注いで飲む。
お茶を沸かしたり帰ったら水筒を洗う手間が吹き飛ぶぐらいの楽しさがそこにはあります。

余談ですが水筒は保温力が高いものを選んだ方がいいです。
雑貨屋で売ってた水筒がすぐに冷めるので象印の水筒に替えたら12時間もつようになりました!

今回は帰りが遅くなりそうなので電熱グローブのバッテリーを一応持参しました。

いろいろ身支度をしていたら出発は9時ちょっと前になってしまいました。

名古屋を出て名二環、東名、新東名を進みましたが上郷あたりから山、田んぼ、と同じような景色が続くためか 非常に愛知県が長く感じます。
特に豊田ジャンクションから山ばっかりなのであまり進んでいる感じがしません。

その長い長い愛知県をやっと超えて静岡県に入ったころには今度は強風が吹き荒れていました。
気のせいか少し空気が暖かくなったような。

遠州森町PAで休憩。
バイク置場そばに椅子とテーブルがあったので水筒のお茶でティータイム。
日当たりがいいので体が暖まってきました。
32-1遠州森町PAにて
32-2水筒って便利

こうして島田金谷ICについたのは11時ごろ。
IC出たすぐの信号の交差点の道路はなぜか大量の鳥の糞が落ちていました。

ここから国道473、国道1、大井川を渡って県道64を通り目的のお店「細島屋花水木」へ向かいました。

32-5細島屋花水木
お店は県道沿いにありました。11時50分ごろでした。
西隣にある駐車場はお店の方に確認したところ停めて良いですとのこと。
駐車場の数は20台あります。

お店の中に入るとすでに4組ほどお客が入っていました。
席に案内されメニューを見ると数が多い。
うどん・そばのほかに天ぷらやかつ丼などもありました。
一通り目を通して私は最初から決めていた「かつカレー蕎麦」にしました。
夫はメニューの多さに珍しく迷っていましたが、「かつ丼とかけ蕎麦のセット」にしました。
32-3セットメニュー沢山

料理を待っている間に満席になっていました。
2階にも席があるようで後から入ってくる人は2階に上がっていきました。

32-4カツカレー蕎麦
しばらくしてかつカレー蕎麦が運ばれてきました。
とろみのかかったカレーは細い蕎麦に程よく絡みます。
カツは細かいパン粉に包まれてカリッとしています。そしてカレーの餡がよくあいます。
すごく美味しいかったです。

夫が注文した「かつ丼とかけ蕎麦のセット」は
上段にかつ丼、下段にかけ蕎麦が入っている蒸篭型の器に驚きました。
私が食べているカレー蕎麦のカレーの匂いに「今度はカレー蕎麦にしよう」と呟いていました。
写真撮り忘れました。
ごちそうさまでした。

2.たい焼き屋に寄り道

32-6中央分離帯?にある鉄塔
お昼ご飯を食べたら来た道を引き返しました。
地図を見るとこのまま県道64をたどっていけば道の駅に行けます。
大井川の東側を走るルートです。

32-7大井川沿いにある茶畑
対岸の暗くて狭い国道473とは違い県道64は日当たりの良い(ここ冬は重要)2車線の道です。
車は多いけどそれなりに流れていました。
お昼だから交通量が多いのは仕方がないかな。

32-8いい見晴らし、いい天気
道中で県道をそれて一般道に入ったらすごく長めの良い場所がありました。
写真を撮って、お茶飲んで小休憩。
このまま進んでいくと県道に戻れました。

32-9CBで良かったよ・・・
が、道中の道は荒れ放題でした!

途中で駿遠橋を渡って「たいやき屋」に寄り道しました。
緑茶入りのたい焼きが有名だそうで気になりました。

お店は信号のある交差点から南に少し下ったところから、
左に一本脇道を入ったところにありました。
ツーリングマップルだとわかりにくくて、見落としそうになりましたのでナビ推奨です。

お店は見つけたものの、駐車場が見当たらない…。
道幅が狭いので路駐するわけにもいきません。
仕方がないので私がバイクから降りて買って戻ってくることにしました。

お店に入ると左側でたい焼きが買えます。
1種類のみです。
静岡おでんも売っていました。
奥で食べれるようになっていて、人が出入りしていました。

3組ほど並んでいてようやくたい焼きを買えるようになり、2つ注文したところ
「袋は別々がいい?」と訊かれました。

特に別々にしなくても(2つのたい焼きを1つの袋に入れて)いいよと思い、「まとめて頂いてで結構です」
と返答しました。

すると、奥でたい焼きを焼いているおっちゃんが
「別々のほうがいいよ!たい焼きを重ねると湿気るから!」
とアドバイスいただいたので
「すみません、やっぱり別々の袋にお願いできますか?」
とお願いして1つずつ紙袋に入れていただきました。
おっちゃんのたい焼きに対するこだわりを見た気がしました。
たい焼きは1つ150円です。

作りたてのたい焼きをバイクのパニアケースに入れて再び出発。
駿遠橋を戻って県道77を北上しました。

32-10大井川の見える休憩ポイント
県道沿いに休憩Pがあり、そこに椅子とテーブルがありましたので、休憩することにしました。
先ほど買ったたい焼きと水筒のお茶でティーブレイク。
(この先の道の駅でもティーブレイクするのですが)

32-11緑茶を皮に入れたたい焼き
袋はやや湿っていましたが、出したたい焼きはややホカホカ。

羽根つきのたい焼きでした。そして皮がうす緑色。
餡子が緑茶かと思っていましたが、実は皮に緑茶が入っていました!
(実は袋に入れるところは見ていなかった)

休憩後、道の駅フォーレなかかわね茶茗館へと出発しました。
途中吊り橋を見かけましたが、帰りに寄ることにしました。

3.ラフォーレなかかわね茶茗館で紅茶ブレイク(休憩)

県道77から下泉橋を渡って国道362へ。
この道を北上すると道の駅フォーレなかかわね茶茗館が見えてきます。
昼下がりの14時、日向の道は春の陽気かというぐらいぽかぽか暖かいです。

32-12道の駅フォーレなかかわね茶茗館の品書き
緑茶を淹れる体験が300円でできるのですが、今回は緑茶じゃなくて紅茶にしてみようと思います。

フォーレなかかわね茶茗館の道の駅は芝生の広場があり、遊具が置いてあったのでフラフープで遊んでしまいました。
しかし、ガッチガチに着こんだ冬ライダー装備では腰の回転が伝わらずフラフープを全く回すことができません!(笑)
夫は輪投げに挑戦していました。

32-13かわいい店内
十分に体を動かしてカロリーを消耗したところで紅茶をいただくことにしました。
川根紅茶300円。喫茶店で注文することを考えると安いです。
味は「べにふうき」で高田農園と相藤園の2種類から選べます。
夫婦で別々の味を注文し飲み比べることにしました。

紅茶は淹れる体験ではなくて出来上がったものが運ばれてきました。
どちらもきれいな橙色をしています。
10円玉ぐらいのバタークッキーが2個ついてきました。
どちらもストレートで頂きました。
32-16川根紅茶

高田農園の紅茶は甘い香りがするのにすっきりしていました。
相藤園の紅茶はまろやかで砂糖を入れていないのに甘い味がしました。

バタークッキーも紅茶を飲んだ後に頬張るとおいしく感じます。
お店の方が「紅茶にあうクッキーを選びました」と言っていました。

紅茶は3杯分ありました。
キャンドルでほどよく温かい温度に保たれているのでゆっくり紅茶を飲みながら夫とお喋りしました。

そして気づいたら15時。
1時間ほど道の駅ですごしていました。

4.パン屋へ寄り道

日が傾き始めたので道の駅を後にして元来た道を帰ります。


途中で見かけた吊り橋によってみました。
地図で確認したところ橋の名前は「塩郷の吊り橋」でした。
国道と鉄道と大井川の真上を横切る吊り橋です。
実は私、吊り橋って初めてでして。

吊り橋の位置から数メートル南へ行ったところに駐車場があります。
バイクを停めて徒歩で向かいました。
途中の階段がちょっとしんどい。

32-17塩郷の吊り橋
着いたころにはすでに5人ほど吊り橋を渡っていました。
定員は10名まで。
さっそく渡ってみました。
ワイヤーでがっちり吊ってありますが上下によく揺れます。

大井川の真上あたりのところからだんだん風が強くなり、
横の揺れが激しくなってきました。
真下を見ると川があり、ちょっと足がすくみます。

最初はワクワクしていたのに半分過ぎると「早く終わりたい…」という気持ちでいっぱいになりました。

32-18吊り橋の先 渡り終えると道がさらに続いていました。
32-19吊り橋帰りの門
降り向くと吊り橋の門にコケがいい感じに生えていました。

遠くを見て歩くと恐怖感は少なくなると思います。
「吊り橋は揺れるのが当たり前」と考えると揺れも怖くなくなりました。
初めてのつり橋の体験、ちょっと怖かったけど楽しかったです。

吊り橋は途中足場が広いところがあるのでそこで人がすれ違えるようになっています。
ただ、川より先はすれ違うところがありませんので、帰る際は人が渡り終えるまで待ちましょう。

吊り橋体験の後は元来た道をさらに引き返していきました。

島田市に戻ってパン屋へ行こうと思います。
明日の朝食用のパンを買おう、というわけです。
前日にネットで行きたいお店を調べまして、「Ku-Pan」に行くことにしました。

32-20カレーパンが気になったけど売り切れ
県道64をずっと進み島田消防署で左折して北に向かう途中にあります。
お店についたところ10%OFFセールをしていました。

パンの写真撮り忘れてしまいましたが、おいしそうなパンがたくさんありました。
なかでもフランスパンの生地で包んだカレーパンがおいしそうでした。
私はチョコマシュマロパンを購入。
パン生地の上にチョコマシュマロが乗っています。

32-21どれもおいしそう
我々が買った直後に売り切れてしまったパンがでました。

パン屋から国道1のICがすごく近いのでそこからバイパスに乗り、島田金谷ICで新東名に入って帰宅。
愛知県に入ってから本日初の電熱グローブのスイッチを入れました。
静岡県よりなんだか空気が冷たいのです。

今回は下調べを十分にしばっちり企画したので満足のいくツーリングになりました。
夫も満足してくれたようで何よりです。
思えば県道64ばっかり走っていました。
お昼ご飯もパン屋も道の駅川根温泉もほぼ一本道で行けるので楽です。

冬は行けるところが限られてしまいますが、
静岡県は愛知県より暖かいので冬のツーリングに向いていると思います。
東名で一気に愛知県を抜けてしまうのが楽です。

posted by 新目もり at 09:05 | ツーリング【静岡県】