仕事でもやもやしている夫が気晴らしに旅行に行きたいというので 真冬ですがバイクで走ってきました。 宿泊先は初めてですがコンドミニアムを利用してみました。
ルート
【1日目】 新東名 → 御殿場IC 国道138 → 県道401 → 箱根スカイライン → 芦ノ湖スカイライン → 県道20 → 十国峠 → 熱海街道 → 熱海市街 → 熱海のイオンで買い出し → 宿泊施設へ
【2日目】 宿泊施設 → 国道135 → 熱海ビーチライン → (小田原) → トーヨーターンパイク → 芦ノ湖スカイライン → 箱根スカイライン → 県道337 → 国道246 → 県道24 → 国道469 → 県道72 → 新富士IC → 清水JCT → 清水IC → 清水港 → お昼ご飯 → あおい温泉草薙の湯 → 国道1 → 県道201 → 静清バイパス → 県道74 → 新清水IC → 新東名で名古屋へ ※なんだかヘビーな旅に
google Adsense1.冬の富士山
12月になるとさすがにバイクで行けるところが限られてきます。 山は道路の積雪と凍結が怖いし寒いです。
そんな12月の上旬、夫が仕事でもやもやしているので 気晴らしに旅行に行くことになりました。 問題は場所ですが・・・
私がなんどなく「熱海はどうよ?」と聞いたら「いいね!」という返事が返ってきたので あっさりと熱海に決まりました。
ネットでホテルを探したのですがさすがに2日前だと空いているホテルがほぼ無いです。 伊東園ホテルが安くてあれこれ世話されなくてお気に入りですなのでが、満室でした。
そこで目に留まったのが妙に安い1泊3000円ほどの素泊まり宿。 初めて見るキーワード「コンドミニアム」。
コンドミニアムを調べてみると、キッチン用品を始め生活用品一式が備わった素泊まりの個室宿です。
2日前で熱海で泊まれそうなコンドミニアムは1件しかなかったのであっさり決まりました。 コンドミニアムは初めてでちょっと不安もありますが、 新しい体験も刺激的で楽しそうではありませんか。
今回予約を取った宿は有料でカセットコンロが借りられたり、食材一式を買えたりするようです。 もちろん食材の持ち込みは自由だし、外出も時間問わず自由です(夜は静かにしましょう)。 歯ブラシや石鹸、タオルなどのアメニティ付きです。
ただ、レビューを見ると「道が大変」とありますがバイクなら大丈夫でしょう、多分…。
コンドミニアムは調理用具は揃っているもののアルミホイルとかはないので持っていくor現地調達する必要があります。 キャンプの持ち物に似ていました。 現地で使っている姿を想像してあれこれ準備している時間が楽しいです。
・醤油やサラダ油、塩、コショウ、マヨネーズ、ケチャップ、バターなどの調味料 ・朝食用のホットサンドメーカー、これはcolmanのキャンプ用を持参 ・アルミホイルとサランラップ ・輪ゴム(余った食材を輪ゴムでとめる) ・買うと余って荷物になる食材(使う分だけ持っていく) 卵2個 ベーコン1パック(4連で売っているものを1つだけ) 米1合 ・てぬぐい(食器を拭いたりする) それから自分たちの持ち物。 寝間着や下着、化粧水や乳液など。忘れずにカメラも。
なんとかパニアケースに収まってよかったですが思ったより大荷物になってしまいました。 朝食をホットサンドにこだわらなければもう少し減らせたかもしれません。
当日、熱海まで行くので早めに朝7時に出発しました。 気温は7℃。思ったより暖かいです。
新東名を走り、浜松SA、静岡SAで休憩をとりました。 途中で富士山が顔を出していました。 山頂に雪が積もった富士山が春夏秋冬の中で一番好きです。
御殿場につくころには富士山の山頂は曇ってしまいました。 富士山をバックに写真を撮って年賀状に使いたかったのですがこの先チャンスはあるのだろうか。
御殿場ICで高速道路を降りて道なりに国道138を走り、途中の県道401へ折れました。
この県道は車が少なさそうな感じがしました。冬で曇り空だからかな。
県道入ってすぐのところに乙女駐車場があり、富士山が見えるはずなのですが、山頂の雲はかかったままでした。
ちなみに砂利駐車場でした。
県道401から箱根スカイラインへ入ります。 真冬(12月)にここを通るのは初めてです。 めちゃくちゃ寒いので防寒はしっかりしないと痛い目にあいます。 こんなに寒いのにすれ違うライダー多数。 みんな物好きだね。
途中のビューポイントでは芦ノ湖の対岸の山から白い噴煙が見えました。 あそこは箱根山ですね。 2016年5月13日に大噴火しましたが活動はまだあるようです。
芦ノ湖スカイラインから県道20を南下しました。 途中にある十国峠レストハウスで少し休憩しました。 アニメ「ばくおん!」のオープニングにもさりげなく登場しています。 ご当地コロッケの「三島コロッケ」を記念に食べました。 わさびコロッケもあったのですが、私がわさびが全く駄目なので…。
十国峠から熱海街道へ。 ここは「危険」の看板がいくつか掲げてある急な下り坂カーブが連続する道です。 今日は晴れていますが日陰なので路面もぬれていました。 ただ昼下がりで渋滞気味で車の流れがゆっくりだったのがよかったのか悪かったのか 無事に通過することができました。
元熱海市民の知り合いがあそこは毎年事故が起こる超危険な道だと行っていました。 地元民公認の危険個所です。
熱海市についたのが15時過ぎ。 観光している時間がないのでそのまま熱海にあるイオンへ食材を買いに行きます。 熱海市内は道路が狭くて一方通行も多いので道を間違えるとあっという間に市街へ排出されてしまいます。 我々も一度道を間違えて一方通行と渋滞で引き返せなくなり市街から出そうになりました。
なんとかgoogle先生のナビゲーションでイオンに到着。 規模的にマックスバリュのサイズですが。 バイクの駐輪場はゲート付き駐車場のゲートを脇からすり抜けたところにあります。 たまたま我々の前に原付が入っていったので場所がわかりましたがすごいわかりにくい。
入口で瀬戸焼きフェアをやっていて「地元やん…」と心の中で呟きました。 食材は夕飯の鍋と宴会用のビールと朝食の食パンを買いました。 ブリが安かったのでブリ鍋です。
2.初のコンドミニアム
いろいろ買い込んでイオンからいよいよ宿泊先に向かいました。 地図だと西熱海GCのあたりなのですが、このあたりは山沿いの住宅街になっていました。 車は1台分しか通れないし、行き止まりもあるし、急勾配(15%ぐらい?)の坂道のみです。 レビューにあった「道が大変」っていや、本当にバイクでもしんどい道です。 見通しも悪いので2速で恐る恐る進んでいきました。
やっと宿泊先にたどり着いたら建物は普通のマンションでした。(ちょっと古い) 多分買い取って宿泊施設にしたのでしょう。
チェックインをして案内された3階の部屋は寝室、和室、LDKと風呂、トイレのある2LDKでした。 天井がやや低くて、扉やドアノブや椅子テーブルなどからすごく昭和なデザインを感じます。 キッチンはカウンターではありません。 脱衣所は2畳ぐらいありやや広いです。 カーテンが薄いので遮光ではなさそう。 総合してちょっとぼろい。 まぁ1泊するだけなので必要なものがそろっていればそれで良いです。
荷物をおろした後、リビングでソファーに座ってテレビを見ました。 買ってきたおやつとジュースを食べながら。 この自宅にいるような感じがいいですね。
炊飯ジャーがあるので持ってきた米でご飯を作りました。自宅感アップ。 すごく使い込まれて凸凹になっている大きな鍋があったのでこれでブリ鍋を作りました。 ブリと野菜を鍋の素で煮込んだだけの簡単料理です。 食器も4人分用意されていました。 食器をいろいろ使っちゃうと洗うのが面倒なので必要な分だけ使いました。
ご飯を食べた後はまたソファーでだらだらくつろいでいました。 ソファーは「人を一度座らせたら離さないうえに再度座らせたくなる」魔の吸引力があります。 それにソファーに上着などを放置したくなります。ヤバイ。
お風呂は給湯器はなく、自分でお湯を浴槽に溜めるタイプです。 時間がかかりそうなので早めに準備をしました。 ちなみに入浴剤付きです。
お風呂に入った後は和室に布団を敷いて就寝。 上の階の騒ぎや水道管の音がよく聞こえました。 寝れん…。