福井県の六呂師高原にあるキャンプ場で「キャンプ」してきました。 星がよく見える芝生のサイトでのんびりして、翌日は越前海岸経由で帰宅しました。
ルート
総走行距離 約470km 東海北陸自動車道 → 白鳥IC →国道158 → 道の駅九頭竜(マイタケ弁当買う) → 国道158 → 県道239 → 県道26 → 県道221 → 六呂師高原キャンプ場(一泊) → 引き返して国道158 → 国道416 → 大野IC → 中部縦貫自動車道 → 国道416 → CoCo壱番屋(お昼) → 国道305 → 国道8 → 道の駅河野 → 国道8 → 敦賀IC → 帰宅(20:00)
google Adsense1.六呂師高原にてキャンプ
今年あと一回キャンプがしたかったので冬でもキャンプができそうな場所を探していました。 なにしろ今年キャンプを始めたばかりで私達は初心者です。 毛布が借りられるところで営業しているところを探していました。
最初はネットで探していたものの場所の感覚がいまいち掴めないので、 ツーリングマップルを見ながら探すことにしました。 紙面でキャンプ場のマークを探してキャンプ場の名前で検索をかけるというやり方です。 ツーリングマップルはおすすめ度が高いキャンプ場だと文字が大きく目立つのでわかりやすいです。
候補のうち六呂師高原キャンプ場がよさそうだなと思い、夫に相談。そしてOKの返事がきました。 なんとここのキャンプ場はお風呂入り放題です。 寝る直前に入ればぽかぽかしたままシュラフに潜り込むことができそうです。 バイクは一人2000円。 半オートサイトみたいだし、お風呂2回ぐらい入れば元は取れそうです。
さっそく電話で予約を入れます。(要予約) 予約の日はすいているそうです。 バイクは乗り入れ可です。
薪は売っていませんが近くのホームセンターで売っていますとのこと。 夜は3℃まで冷え込むようだし焚き火はしたいね。 そして予約完了。 前日までにバイクに積み込む荷物を準備しました。
当日。 早朝7時に家を出発し、一宮ICから名神、東海北陸自動車道へと進んでいきました。 紅葉のシーズンのためか、交通量が多かったです。 ほとんどの車は郡上ICで降りていきました。
我々は白鳥ICで降りて国道158号を進み、道の駅九頭竜へ到着。 寒い。日陰で気温は11℃。
農産物直売をやっていたのでシイタケを購入しました。
肉厚で8個入って400円。地元のスーパーに比べりゃお買い得です。
焚き火で炙って食べようと思います。
それから舞茸弁当を購入。 これはキャンプ場についてからお昼ご飯として食べます。 ちなみに舞茸弁当は午後に行くと売り切れになってしまいます。 買うならお早目に!
道の駅から再び国道158を通り、住宅が見えてきたあたりで右に曲がり県道239、26、221と進みました。 ここら辺は案内の看板がところどころにあるのでそんなに迷うことはないと思います。 ピクニックガーデンを通りすぎて六呂師高原温泉キャンプ場に到着。
受付を済ませて指定されたサイトに向かいました。 (サイトが選べるというわけではありません。) バイク(と登山者)専用のサイトがあります。 車キャンパーと分かれているのは良いですね。
バイク乗り入れ可なので乗り入れてみました。
前日の雨で芝生がぬれていてタイヤがスリップしやすかったです。
我々の場所は水場もテーブルも近くて一番下の37番。
しかもテント張る場所は2か所あり、その間に広い空間があります。
全体的に斜面になっているのは残念ですが、すごく広いです。
今日はバイクサイトでは他の人がいませんので貸切状態です。
バイクに積んだ荷物をテーブルの上に広げテントを組み立てました。 使っているのはモンベルのムーンライト5です。 4人用とありますが、2人+荷物でちょうどいい感じです。
オークションで買ったら前室のない20年以上前のモデルでした。 ややショックコードが弱い部分がありますが、フライシートは雨漏りしません。 テントの底の一部が浸水しますが、一応使えます。
ブルーシートで作ったグラウンドシートを敷きます。
平湯キャンプの時にグラウンドシートがあった方が テントの底が汚れずに済むとわかったのでつくりました。 テントの形に合わせて折り曲げて使っています。
ブルーシートはホームセンターで買ったものですが、 雨が降っても浸水しないので正規品を買わなくてもこれで十分です。
グラウンドシートの上にテントを置きます。
その上でポールを組み立てて十字に重ねます。
ポールにテント本体を吊り下げて、テントらしくなりました。
フライシートをかけて完成です。
ここまでで約10分。すごい簡単です。 ムーンライトを選んだのは設営に時間と労力を取られたくないからですが、 本当に選んでよかったなぁと思います。
靴を脱いでテントに入る時に地面を踏みたくないので100均の人工芝を置いて土間がわりにします。
忘れずにインフレーターマットも空気を入れて使えるようにしておきます。
夜寝る段階になってからマットの準備をするのは面倒なのでテント設営のついでにやっておくと良いです。
毛布はキャンプ場で借りました。1枚200円。
設営が終わったらやっとお昼ご飯です。
先ほど道の駅九頭竜で買った舞茸弁当。
キャンプ場に備え付けてあったテーブルで食べました。
ここの場所だと持参してきたイスとテーブルを使わずに済みそうです。
ご飯を食べたら買い出しに向かいます。
県道26を西に進み大野市にあるスーパー「みつわ」に到着しました。
ここで薪も食糧も買えます。
昇竜まいたけが売っていたので買ってみました。夕飯の鍋に入れます。 鱈、おでんの具、キャベツ、はんぺんは鍋の材料。 朝ごはんに8枚切り食パン、ハム、とろけるスライスチーズ。 飲み用にチー鱈、ポテトチップス、ポップコーン(ガス火で作るタイプ) 疲れていたのでオレンジジュース、水2L。 持ってきたColemanのクーラーボックスに詰めました。 あと薪を買ったんだけど長さが50cmくらいあるんだが…。
帰りに白山ワイナリーに寄ってワインを購入しました。
六呂師高原に行く途中にあります。
今回かったワインはブランという白ワイン。
コルク抜きを忘れたので慌てて一緒に買う。
六呂師高原に行く途中の道は段々畑が広がる上り坂です。
紅葉の真っ最中でした。
テントに戻って少し休憩。
先週に行われたハロウィンパーティの名残がコーンに残っていました。
薪ですが焚き火台をセットしてみたらやはり半分に切らないと入らないな、ということで、 夫が再び「みつわ」にのこぎりを買いに行きました。 買ってきたのこぎりで薪を半分にしてヘトヘトになる夫。 ありがとうよ。
午後4時ごろ、夕食の支度をしました。 まずはお米。次に鍋の準備をしました。 今回は机とテーブルが用意されているのですごく楽です。
初キャンプの時に夜になって料理をしたら 煮えたかどうかわからず失敗したことがあるので 日が暮れる前に夕食を用意するのは鉄則です。 ランタンの光は思ったより明るくなくしかも狭いので料理しにくいです。
今日の夕飯は鱈の鍋とご飯です。
昇竜まいたけが(舞茸のクセに)肉厚ですごくおいしくて出汁がよく出ています。
最後はご飯を鍋に入れておじやにして食べましたが、まいたけの出汁が良く出てめちゃくちゃ美味かったです。
今度九頭竜に行ったら買ってみよう。
日が暮れて寒くなってきたので焚き火タイムです。
今回新調したばかりのユニフレームの焚き火台を使っています。
薪が置きやすいです。
焚き火があればイヤーマフラーを付けてダウンを着こめば耐えられる寒さになります。
足はスキー用靴下にクロックスです。
焚き火でシイタケ!
笠を下に向けて焼いて、シイタケから水滴が出たら塩か醤油を少々入れて食べるとおいしいです。
焚き火でやると火加減の調節ができないので焦げちゃったものもありました。
空を見上げると星がよく見えます。
この後缶詰を焚き火で温めて食べたり夜景撮影をしながら夜を過ごしました。 焚き火の煙がいろいろな方向に向くので全身いぶされてしまいました。 夜9時前に交代でお風呂に入り、暖まったらそのままシュラフに入り眠りました。 真夜中に雨が降っていましたが、タープの下にバイクを入れておいてよかったです。
朝起きると目の前の山が霧に覆われて幻想的な雰囲気になっていました。
火をおこして焚き火でホットサンドを作りました。
火加減がよくわからず焦がしてしまいましたが朝の爽やかな空気の中食べるご飯は何でもおいしくなります。
ホットサンドの具はハムとチーズとマヨネーズ&ケチャップ。これだけで十分おいしいです。
朝10時ごろになるとようやく晴れて来たので撤収の準備をしました。 晴れるのを待っていたのでチェックアウトギリギリの時間になってしまいました。 チェックアウトの時間の11時を越えると延滞料金がかかるので注意です。
2.強風の越前海岸を走る
六呂師高原キャンプ場を出た後は日本海、越前海岸をめざします。 この日は越前かにの解禁日なので蟹を買って帰ろうと計画していました。 元来た道を引き返して国道158、中部縦貫自動車道、国道416をずっと進みます。
福井市市内に入ってから給油をしました。市を過ぎると当分スタンドがありません。 お昼はというと、朝ごはんに食パン4枚分も食べたのでガッツリ食べなくてもいいなという感じでした。 ちょうど福井市内にココイチがあったのでそこに入りました。
私はチキンカツカレーを注文。 夫はカキフライカレーを注文しました。
しかし、注文後にこんなご当地メニューを発見…。
ソースかつカレーなんておいしそうじゃないか!
こっちにすればよかった…
次回来た時はこれを頼もう。
これでまた福井に行く目的が増えました!
国道416から国道305へ。日本海へ出ました。 今日は風が強いです! バイクが水平移動していきそうです。
せっかく来たのでもっと近くで見てみたいと思います。
荒れ狂う日本海。
岩に打ち付ける波。
泡が舞う岩場。
ヘルメットのシールドに海しぶきがついて、塩が残る。 私は出発前に撥水スプレーをしたのでそんなに塩が残らなかったけど、 スプレーしなかった夫は太陽の反射でシールドの塩がキラキラして見にくかったらしい。
もちろんミラーも塩だらけ。
あ、このカメラも塩が入り込んでるっ! しかも、昨日の焚き火で臭いが移ってしまった(笑)
しばらく南下して、道の駅越前のあたりで蟹が買えるかどうか探したのですが、 全く売っていませんでした。 越前かにののぼりが立っているお店で聞いたところ、 今日は売ってないよとのこと。 やっぱり「解禁」だから今日漁にいって翌日あたりに並ぶのだろうか。 また福井に行く理由ができてしまった(大歓喜) ちなみに11月19日はカニ祭りだそうです。
しばらく走って道の駅河野で休憩しました。 そのあと敦賀まで走ってそこから高速道路で帰りました。
秋のキャンプは初めてでしたが装備をちゃんと考えればやれるということがわかりました。 ポイントは ・毛布を借りること(気温に対応するシュラフだったら大丈夫だと思う) ・焚き火をすること ・夕食は暖まるものにすること。鍋、スープなど。 ・着こんで寒さを凌ぐこと。バイクの装備と被らせると荷物が少なくて済む 寝る前にお湯を沸かしてペットボトル(ウィルキンソン炭酸の容器がおすすめ)に入れて湯たんぽを作ったり、 水筒にお湯を入れて夜中飲んだりして暖まりました 今回は温泉入り放題のキャンプ場なのがすごく良かったです。翌日の朝も起きて入ってしまいました。
次の福井は蟹と舞茸買って、ココイチのご当地メニュー食べに行きたいな。
2回目の六呂師高原温泉キャンプツーリングもあります