お盆休みに一泊二日で志賀高原にいってきました。今回はタンデムです。
今回はルート多いのでグーグルマップで。下のリンクをクリックすると開きます。 地図
目次
1日目
2日目
google Adsense1. ビーナスラインを通ると早い?
今年のお盆は1泊二日で志賀高原に行くことに決めました。
ずっとまえから「もう一度行きたい」と思っていた場所です。 前回行った時は雪の残る5月でしたが、完全冬装備で行ったところめちゃめちゃ暑かった記憶があります。 夏の、緑いっぱいの志賀高原スカイラインを走ってみたくて、行き先をここに決めました。
日帰りだと距離的にきついので一泊で行くことに。 当日晴れそうなので前日にネットで宿を探しました。 宿はお盆だから混んでるかと思いきや、あまり場所を選ばなければ空いています。 たとえば志賀高原、万座あたりはぎりぎり予約が取れそうな感じでした。ちなみに市街地は全滅でした。 私たちは硯川ホテルを予約しました。
宿が決まったらルートを決めます。 「草津はいいとこ 一度はおいで」といわれる草津温泉も一日目に寄っていくことにしました。 それから前回は万座ハイウェイを通ったので、今回は群馬県のつまごいパノラマラインを通ります。
群馬県までは高速道路で一気に行こうかと思ったのですが、ナビ通りいくと長野自動車道、上信越道になりだいぶ迂回していく形になります。 地図見ると、諏訪ICで降りて、下道で行った方が早そうだし道も楽しそうです。
【ルート】 名古屋〜諏訪IC ビーナスライン(霧ヶ峰〜大門峠まで)、 県道40号、 道の駅みまき、 道の駅雷電くるみの里、 県道94から つまごいパノラマライン 国道292 草津温泉 そのまま北へ、ホテル到着 というルートで行きたいと思います。
二日目は県道471から北上し、野沢温泉に抜ける道がツーリングマップルで快走路になっているのでこれを通過します。 野沢温泉寄ったら最寄りのICから帰る予定です。
出発時間は11時ごろ草津温泉に到着したいので朝5時。 何時にここに到着する、という目安を先に決めると計画が立てやすいと思います。 予め出発時間を決めることで、起床時間を決める→前日の消灯時間を決める→早く寝なくちゃ!という思考にたどり着くわけです。
出発が早朝なので速やかに出られるよう手荷物以外は前日にバイクに積み込んでから寝ます。
2. 草津温泉などを観光
当日の朝、予定通り4時起床、5時に出発しました。 名古屋なのにちょっと肌寒いです。晴れているんですけどね。 群馬県の天気は曇りになっていました。
高速道路に乗りましたが、さすがにお盆となると早朝出発でも車が多いです。 これが2,3時間後だったら渋滞になっていたでしょう。
恵那峡サービスエリアは泊りの車ですでにほぼ満車。前日から車中泊の車が多いです。 朝6時ごろなんですが。車だったら停められなかったかもしれません。 これだから連休は早朝出発にかぎります。
諏訪ICで降りていったん諏訪市内で給油。 ここから上田まではガソリンスタンドがなさそうです。 すでに200km走っているので給油したほうが安心です。 諏訪ICのそばならセルフのスタンドありますし。
県道40をずっと走って霧ヶ峰で少し休憩しました。 相変わらず曇天です。霧が出ていないのが幸いです。 こんな朝早くでも我々含め物好きなライダーと車の方々がいました。 朝早くなのにおやきのお店は営業していました。 ビーナスラインの途中の展望台でも曇りのため景色が開けず…。
大門峠を直進し、白樺湖を通過し県道40を走ります。 森の中を抜けていく信号のない快走路です。気持ちいい! ですがこの天気。 ところどころ霧が出ていました。 途中に長門牧場があります。 今回は寄らないけど、駐車場無料、入場料無料です。ヤギとか羊とかとふれあえます。 牧場内の売店でチーズケーキやソフトクリームなどが売っていて、チーズケーキがおいしかったです。
道の駅みまきにつきましたがここは… トイレしかないです!! あとそれほど広くない駐車場、駐車場、駐車場…。
うーん、事前に調べてなかったとはいえ、びっくりしました。 売店とかありません。自販機はあったかな。
温泉入りたいなーと思って調べたのですが、まだ開店時間前なので先へ進むことにしました。 天気は晴れたり曇ったりといった感じですが、行き先の方角を見ると真っ黒…。
そのまま県道40を抜けて道の駅雷電くるみの里へ。 ここは広い道の駅ですが、停まっている車も多い。バイクの駐輪場は売店近くのほうにありました。 雷電という力士がここ(長野県東御市)の出身だそうです。
現役生活21年、江戸本場所在籍36場所中(大関在位27場所)で、通算黒星が僅か10・勝率.962で、大相撲史上未曾有の最強力士とされている。 Wikipediaより とありますが、勝率9割ってすごい。道の駅内には雷電がすごい人物かというビデオが流れていました。
売店のお土産が非常に充実しております。 軽井沢で売っていそうなおしゃれなジャムとかありました。 休憩所は売店とは別の建物にありますのでそちらへ移動し、ルートの確認と休憩をしました。 エアコンなくても風があって涼しいです。
目の前の山を越えた先につまごいパノラマラインがありますが、空が真っ黒。 分厚い雲に覆われています。 私 「これ雨降っているんじゃないか??」 夫 「うーん、ウェザーニューズの雨雲レーダーでは雨は降ってないみたい」 私 「カッパはどうする?着たら蒸すだろうね。」 夫 「本格的に降ってきたら着ようか。」 ということでカッパは着ずに出発しました。
ウェザーニュースの予報通り雨に降られずに山を通過し、ここらあたりから天気は晴れに変わっていました。 目の前に広がるのはキャベツ畑! これがつまごいパノラマラインですね!! あたり一面キャベツ畑です。ライン上に植わっているキャベツがいろいろな向きを向いています。
すごいよ、キャベツの匂いが!!
走っていても匂ってきます。 キャベツをしばらく暖かいところに置いた時のもわっとしたあのキャベツ臭! 風に乗って流れてきます。
しばらく走っていくと丘が見えてきました。
「愛妻の丘」
嬬恋村の「つま」と「こい」を掛け合わせたと思います。 ちょっとした観光スポットになっていて、開けた丘と山のふもとにキャベツ畑が見えます。 一面キャベツ畑でのどかな丘になっているので、ヨーロッパにでも来たのかと思ってしまいました。
11時を過ぎてそろそろおなかがすいてきました。 丘のそばに蕎麦屋の(駄洒落じゃないよ)看板がありましたので、その蕎麦屋へ向かうことにしました。 お店の名前は「いっさく庵」。
丘から下って走ること10分、蕎麦屋につきました。 が、駐車場がすさまじい砂利&傾斜なので困っていたところ、すぐそばにある学校の向かいの側の駐車スペースを使っていいよ、といわれました。 やっとバイクを停めたところで車が2台ほどお店の駐車場に停まっていました。
お店の内装は古民家という感じで、フロアは畳でした。 そば専門店のようです。天ぷらそばを注文。 つゆが濃いのにさっぱりしていました。おいしかったです。
つまごいパノラマラインを進んでいくと、国道292に合流します。 交通量があり、通過していく車の速度も速いためなかなかタイミングが見つかりません。 やっと国道に入ったところで、少し走ったらセブンイレブンがあったので休憩しました。 交通量の多い道でコンビニに寄ると国道に戻るのが面倒だなぁと思ったのですが、トイレと小腹がすいたので…。
ちなみにこのコンビニから右折で出ようとすると車が多すぎてしばらく入れないと思います。 とにかく交通量が多く流れが早いです。
国道292を進んでくと道の駅草津運動茶屋公園につきました。 道の両脇に駐車場があるので入りやすいかと思います。 車の駐車場はほぼ満車。バイク置場は連絡通路?らしきところのそばに隔離してあります。
売店のお土産が充実しています。 葱せんべい(試食)がおいしかったです。今思えば買って帰ればよかったな。 群馬県のキャラクター、ぐんまちゃんのTシャツが売っていて買おうかどうかすごく迷いました。 群馬県民じゃない私が買っても着る機会なさそうだなと思ってそのときはやめたのですが、これも買っておけば(以下同文) ネットで探しても同じデザインのTシャツが見つからなかったのです。 いろいろ後悔しているのでこの道の駅はまた行きたいと思います。
そこから走ること10分ぐらい、草津温泉にやってきました。 無料駐車場がちょうど目に入ってきたのですかさずIN。 googlemapに載ってないようですが「スーパー大津草津店」の隣です。看板も立っています。 ここの駐車場は無料で、入口に観光案内所もあります。しかも有人です。 草津温泉の中心街からは歩いて10分ありますが、無料なのでまあ良し。帰りは急勾配の上り坂になりますが。 中心街にもバイク駐輪場がありますが、有料です。300円ぐらいだったかな。
バイクを停めて坂道を下ること10分。 草津温泉の中心街に来ました。 ここに外湯とよばれる温泉が3つあります。無料です。 今回は人が多くてやめましたが。
湯畑の周りにいろいろなお店があります。温泉卵を買いました。 とろとろの白味をスプーンでわると、どろっと黄身が出てきます。よくゆだっています。 塩をかけて食べるとおいしかったです。
それから足湯へ。 ぶっちゃけ熱湯なんじゃないかと思うくらい、温度はかなり高いです。 勝手な体感ですが50度ぐらいあるような。
なので人の回転率が高い(笑)
少し待っていると空きが出たのですぐに足湯に浸かれました。 熱いですが少し我慢していると慣れてきます。 草津温泉は酸性度もPh3.1と高いので擦り傷などがあるとすごく傷むと思います(笑)
足湯の後はぐるっと待ちを散策して駐車場へ向かいます。 行きは下り坂だったのが今度は上り坂になります。結構キツイ上り坂です。 駐車場隣がスーパーなのでここでホテルへ持ち込む飲み物やおつまみを買っておきます。
草津温泉を後にし、しばらく進んでいくと志賀高原スカイラインに入ります。
3. 志賀高原スカイラインを抜けてホテルへ
夏の志賀高原スカイラインは… すごい!の一言!眺望がすごくいい!!
どんどん高度を上げていき、しまいには木が生えなくなる所まで上がっていきます。 途中で噴火口の跡らしきところを通りました。 遠くに鳥居が立っているのが見えました。 この山は活火山のようです。火山活動を監視している人とすれ違いました。 噴煙も出ています。 走っていてもかすかに硫黄臭もします。
うねうね道を進んでいくと渋峠につきましたが…人と車が多くて停められそうにないので通過しました。 日本国道最高地点、2,172mにあります。 ツーリングマップル中部にもたびたび写真が載る撮影スポットです。 見晴らしがすごくいい人気の場所です。 ホテルが渋峠の近くなので明日ゆっくり見に行こうと思います。
渋峠から下ること10分。ホテルにつきました。 本当に志賀高原の途中にあり、峠から近いです。 バイクはどこに停めたらいいのかと聞いたところ、ホテルの前でいいよといわれたのでやや傾斜のあるアスファルトのところへ前向きに駐車しました。 サイドスタンドの関係で前向きに駐車しないとヤバイ! ちなみに車だと向かいか隣の砂利駐車場になるみたいです。
ホテルの作りはやや古い感じです。 トイレはありますが、部屋に風呂がなく、アメニティもタオルと歯ブラシのみ。 トイレは改装した感じで、洋式できれいでした。 2人部屋だけどコップは1つ。友人同士で泊まるとピンチかもしれません。 予約時に探してみたのですが風呂付の部屋がホテルにないみたいです。 我々はトイレと寝るところさえあればそれでいいので良いですが。
あと自販機の飲み物の値段が約50円増しです。 草津温泉のスーパーで買っておいてよかった。(スーパーでは98円) お土産はありますが、いまいちすぎて…。
ホテル内の温泉に入ると、中は全体的に茶色。 多分温泉の硫黄が部屋にこびりついているんだろうなぁと思います。 シャワーも、蛇口も酸化しているのか、黒ずんでいます。
これだけ酸性度が高いと泉質はピリピリするのかとおもいきや、さっぱりしています。 ちょっと熱いかなぐらいのお湯です。 露天はありますが、後付でつけた感じで、小さい浴槽は3人でいっぱいになりそうです。
とりあえず温泉に入って一休みしたのでホテル向かいのロープウェイに行ってみることにしました。 大人400円。 入口で乗ろうかと思った時に係員の人が声をかけてきました。 「16時で終了だけど乗るかい?」 今は15時30分。 ロープウェイで移動する時間と滞在する時間(多分5分)と帰ってくる時間を考えると30分じゃもったいないかな。 夫と相談して 「すみません、やめます。教えてくださってありがとうございます。」 と言ってロープウェイをあきらめました。
ホテルへ戻って1時間ほどおつまみ食べたりテレビを見てごろごろしたら、夕食を食べに食堂へ。 すでに料理が用意してあり部屋番号の書かれている席へ行ってくださいという方式。 席につくとホテルの方がご飯の入ったおひつとみそ汁を運んで来てくれます。 お茶はセルフサービス。 予約をするときに料理が3種類から選べるのですが、我々は信州味噌鍋を選びました。
食堂いっぱいに食事が並べられているので宿泊客が多いんだなと思います。 まぁお盆だしね。 食堂に集まって一斉に食事をしている雰囲気が小学校の合宿を思い出しました。
夕食を食べた後は外が暗くなっていたのでホテル周辺を散策しました。 蛍が出るそうですが、夜7時ぐらいまでだそうです。気温が15度以下になると光るのをやめてしまうそうです。 我々が外へ出た時はもう7時半を回っていたのでちょっと間に合わなかったです。
私 「星って色があるんだね。赤とか緑とか。よく見える」 夫 「本当だ。知らなかった。」
空を見上げると星がくっきり見えます。 今まで何度か星空を見てきましたが、星の色が見えるというのは初めてです。 星空撮影に何度かチャレンジしてみましたが、なかなかうまく撮れませんでした。 星空を取るなら近景、例えば木や建物などを入れてみるとうまい構図になる気がします。
星空を楽しんだ後はホテルに戻って明日のルートの確認。 国道292→県道471→県道502→野沢温泉→南下して適当に高速道路に乗って帰る 野沢温泉も初めて行くので楽しみです。
水筒に氷だけをぎっちり詰めて明日の飲み物の準備をしました。 ペットボトルのお茶を飲みたい分だけ、氷のみが入った水筒に注いでのむと冷たいお茶が飲めるわけです。 この方法だと水筒の氷が1日持ちますし、暑い夏でも冷たい飲み物がコンビニで買わずに飲めます。 ただ、翌日までは持たないので氷をフロントで貰いました。 翌日の準備をして就寝。
4. 渋峠にて朝の雲海を見た!
朝、6時半ごろに起きて昨日行けなかった渋峠へ出発しました。 さすがに空気が冷たいです。メッシュジャケットだと寒い寒い。 横手山ヒュッテのあたりまで来ると遠くに雲から頭を突き出した山が見られました。
私 「これはもしかして渋峠は雲海になっているかも?」 夫 「そうかもしれないね」
雲海が見れるかもしれないとわくわくする私と寒い中頑張って運転に集中している夫とテンションが正反対です。 この時間帯でもバイクと5台ほどすれ違いました。 みんなピースサインを返してくれます。 サインが返ってくるだけで楽しくなります。
雲海なんて登山しないとみられないものだと思っていたのですが… 渋峠は雲の海でした!! ずーーっと向こうまで雲が続いています。
こんなチャンスめったにない!と思っていろいろな角度から携帯で写真を撮りました。 (カメラは夫が使っていたため) おかげでストレージ(空き容量)がMAXになってしまい、過去の古いいらない写真を整理する羽目に(笑)。 もう30分早く起きていたら…雲海からの日の出が見れただろうなぁ〜
5. 北へ抜けて野沢温泉〜帰路へ
7時10分ごろにホテルに戻って朝食。 そのあと8時にはチェックアウト。
志賀高原をそれて県道471へ。 ここら辺はスキー場が多く、ホテルも多い。 そしてそのホテルに宿泊しているのは、受験生!! 鉢巻をつけて歩いている学生を見かけたのと、バスに堂々と塾名の旗がかけてありました。
大手塾の夏の合宿ってこういうところでやっているのね。 私の通っていた某塾は箱根でしたが、「人里離れた場所で勉強に集中する」というスタンスは変わらないようです。 がんばれ受験生!
スキー場を離れるとしばらくは普通の森が続きます。 時々自転車で走っている(がかなりゆっくり走っている)猛者を見かけますが、彼らも野沢温泉まで抜けるのだろうか。 60kmほどあったような気がします。
県道502の峠を越えたあたりからスキー場のリフトらしきものが見えて、景色が開けてきます。 やがてリフト乗り場が見えて来て… ここは、よく見るとスキー場じゃないですか。
スキー場のコースの中を道路で通過していきます。(逆かな?道路をスキー場のコースがまたいでいる)。 しかも、スキー場のふもとまで遠いです。 見えているのに全然近づかん・…。
これが有名な野沢温泉スキー場! 夫はここに来たことがあるらしい。
私 「このスキー場は上から下まで滑ると何キロあるの?」 夫 「7キロ」 私 「!!」
私 「じゃあ上から下まで何分かかるの?」 夫 「20分ぐらいだったかなぁ。ゴンドラの移動だけでも10分ぐらいかかる。さらにゴンドラ乗るのにかなり待たされる。」 私 「マジで!3回ぐらい滑ったら一日が終わっちゃいそうだね。」 夫 「だから泊りで来るに限る。」
私 「また来たいと思う?野沢温泉スキー場」 夫 「まぁ、そのうち…。」 私 「この傾斜、きつい上に長い!スキー初心者の私は滑るの無理そう…。」 夫 「俺は野沢温泉でスキーデビューさせられたけどな。」 私 「笑」
ふもとまでがあまりにも長すぎて会話すらなくなり、インカムをつけているのに無言になる二人。
野沢温泉村に到着する頃にはヘトヘトになりました。 夫が以前来たころよりも整備されているそうです。
観光案内所向かいの駐車場にバイクを停めました。バイクは200円だったかな。 あまり観光客もいなくて、なんと日陰に停めさせていただきました。助かります。
とりあえず足湯「ゆらり」に向かいます。 野沢温泉の町並みは高低差が激しく道が狭いため車の行き来は難しそうです。
途中で温泉まんじゅうを買って食べました。 いろんなところで売っています。 温泉街に来たらやっぱり温泉まんじゅう食べたいですよね。
足湯に到着し、さっそく足を浸けます。 やや暖かいお湯が足の疲労を取ってくれている気がします。 隣に温泉卵が作れる設備があり、ちょうど卵を取りだしている人がいました。 卵パックに入れて持って帰っていました。 自分で温泉卵が作れる設備があるのは面白いです。
足湯の後に外湯に入って見たかったので私だけ入ってくることに。 夫は脱衣が面倒だそうで待っていることに。
野沢温泉の外湯は13個ありますが、駐車場近くの「横落の湯」というところに入ってみました。 夫にはすぐそばの観光案内所の中で待ってもらいました。すぐに出てくるよ…。
脱衣所には貴重品ロッカーなどはないので予め夫に預かってもらいました。 ドアのない入口を通り右手に小さ目の脱衣所、正面にお風呂です。洗い場は2つ。 たまたま誰もいなかったのでささっと脱いで体を洗いました。 ちなみに石鹸類や椅子は置いてなかったです。桶はありました。
近づくだけでなんか熱そうな、丸い浴槽のお湯。 それもそのはず、温度計はナント50度! 熱い温泉は草津温泉以来です。といっても昨日じゃないか。(笑)
とりあえず足からそーっと入ってみて、一気に肩まで浸かってみました。 が、熱さが刺さってくるような感覚があり、2秒で上がる。 あちー!!
私はそのまま風呂に入ることなく出てしまいました。 50度は無理ですわ…。熱湯コマーシャルかよ! そのあと夫と合流して野沢温泉を後にしました。
県道353、国道117と進んで道の駅花の里いいじまへ。 お昼ご飯をどこで食べようか?という話になり、食事できるところを探す。 その結果、この先にある「富倉本店」へ向かうことにしました。 なんとなく蕎麦が食べたかったので。
国道117から少し離れたところにお店がありました。 が、お店に入るとメニューがない。 カウンターの席に案内され、座っているとおじさん(店長?)が 「並みか大盛りか」 と聞かれたので二人とも「並みでお願いします」と。
メニューないけど、そばオンリーのお店なのかな。 あまり詳しく調べずに行ったのがまずかったかな。 ちょっと不安になりました。
しばらくしてそばが運ばれてきました。 おじさんが「コシが強いからよくかんで食べて」と。
恐る恐るそばを口に運ぶ二人。 おお、固い! 蕎麦の味がするけど普段食べている柔らかい蕎麦とは全然違います。噛み応えがあります。
そして食べていくうちにだんだんとそばの甘味のような病みつきになる味に変わっていました。 おじさんが言うにはつなぎに小麦粉を使っていない蕎麦はここのような固い食感になるそう。 ここら辺で小麦粉を使っていない蕎麦屋はうちだけだとも言っていました。
テレビ番組にも登場したことがあるとおっしゃっていました。 蛯子さんが撮影する前にそばを食べ始めて困ったと。 店主とその時の様子の話をしながらそばを完食。
お店を出るころには最初にあった不信感は全くなく、おいしかった〜の一言に変わっていました。 「噛み応え十分なので大盛りを頼まなくてよかった。」 と店を出てから夫が呟いていたほど、もちもちでした。
再び国道117を南下し豊田飯山ICから高速道路に乗って自宅へ帰りました。
今回の旅は渋峠からの雲海が一番印象に残っています。 日の出前の雲海も見てみたいし、群馬草津で買いたいものもあるしもう一度行けたらいいなぁと思います。
あ、ゴールデンウィークの雪が残っている志賀高原スカイラインも良いですよ。 雪の壁の間を走ったり、雪の上で野スキーしている人を見かけたりしました。 木も枯れているし見た目は冬なんですけど、そんなに寒くないです。