6月中旬に平湯キャンプ場に行ってきました。 梅雨入りしているもののなんとか天気が持ってくれました! 山の中の林間サイトです。近くにひらゆの森という天然硫黄泉があり、さらに行くと温泉街があります。 事務所の人によると「今日はすいている」とのことでした。
平湯キャンプ場リンク http://www.hirayu-camp.com/
ルート 名古屋 → 東海北陸道 → 郡上IC →せせらぎ街道(国道472号、国道257号、県道73号) → 高山市内で食糧調達 → 国道41号 → 国道158号 → 板蔵(お昼・高山ラーメン) → 平湯キャンプ場(1泊) → 昨日と同じ道で帰りました!
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名古屋から200qあるので朝7時に出発しました。 私は食材担当、その他の荷物はすべて夫のバイクへ。 春日ICから高速道路へ、名神、東海北陸道経由で郡上ICで降りました。 郡上からせせらぎ街道を通って高山市へ。
高山市で買い物。高山市のスーパーってバローしかないのか… てっきりイオンやマックスバリューがあると思ってました。 余談ですが高山市のヒマラヤはキャンプ用品の品ぞろえが豊富です。名古屋よりも多い!
バローで夕食と朝食を調達しました。 夕食は寄席鍋。朝食はパン 買ったもの:鮭、ウインナー、カット野菜の白菜、カットしめじ、ちくわ、うどん、バターブレッド、ビール(夫用)、サイダー(私用)、フルーツ缶詰2個 自宅から持ってきたもの:にら、卵、米、水3L、鍋の素(ポーション)2個、ソーセージ(前回の余り)、缶詰、コンビーフポテト、じゃがりこ2個、調味料 クーラーボックス(という名の袋)は家から持参し凍らせたペットボトルを保冷剤替わりにしています。
キャンプ設営前に買い出しするなら名古屋でも変わらない気がします。 今回は前日に余裕がなかったので途中で買い出ししています。
お昼ご飯は国道158号線沿いの「板蔵ラーメン」を食べました。 あっさりした豚骨しょうゆに細くて平たい縮れ麺。おいしかったです。 ここはお土産がいろいろ売っています。今回は積める隙間がありません。 東側の駐車場は砂利はないのでそちらに停めることをお勧めします。
国道158号線の長いトンネルは寒い!歯がガタガタ震えてしまいます。 抜けた先の下り坂の右手に平湯キャンプ場があります。 見落として通り過ぎてしまいましたが看板が出たらすぐ右です。事務所の手書きの看板が見えます。
初めて来たので用紙に記入しました。 大人700円×2人、バイク300円×2台、毛布200円×2枚、ひらゆの森入浴券400円×2、薪400円の計3600円を支払いました。 毛布は寒がりなので…。
事務所から国道を挟んで向かい側の森林地帯にキャンプ場はあります。 バイクは駐車券はなし。 専用入口が右手にあるのですが、やはり見落とし、車用ゲートの手前で止まりました。が、そこは下り坂。 荷物満載の夫のバイクは自力で(上り)バックできないので私がグラブバーを掴み後ろに引っ張り上げました。 これ一人だったら詰んでたよ…。
専用ゲートを抜けると地面は砂利道。好きなところを探してテントを張ります。 さらっと書いているけど実際は上り坂でカーブあり砂利道の非常に大変な道でした。
ようやく設営場所が決まったので、タープ、テントを設営していきます。 タープの下にバイク2台を入れました。 テントがタープに入りきらず半分はみ出しましたがまぁいいか。 テントができたら中に入ってインフレーターマットの空気を入れておきます。 テントの出入り口に100均で買ってきた人工芝を敷きます。 玄関代わりで、テント内に靴の砂が入るのを防ぐ目的です。
テントを設営してから夕食より先に温泉に行くことに。 タンデムで一度国道に出てからひらゆの森へ。 ちょっと混んでいたけど疲れた体をほぐしてくれそうな熱い硫黄泉でした。 ひらゆの森から少し下ったところに平湯の温泉街があります。 温泉卵があったり、地酒が売っていたり温泉街の雰囲気が楽しめます。 バス乗り場そばのお土産コーナーで風呂上りのフルーツミルクと夫はビールを買ってキャンプ場に戻ります。
キャンプ場についてから運転用の手袋がないことに気付く。 もしかして温泉においてきたかもしれないと思い一人徒歩で温泉まで行くことに。 さっき風呂に入ってさっぱりしたのにまた汗かくのか…。
しかし、温泉に到着して探してみたものの手袋は見つからない。 フロントにも尋ねてみたけど見つからなかった。 夕食の支度もあるし仕方なく戻ることに。 帰りは上り坂。すでにふくらはぎが筋肉痛になっていました。
テントに戻って夕食の準備に取り掛かる。 まず米の準備。浸水に30分かかるのでこれが一番先。 コッヘルに米を入れ、研いで、水を入れておくこと30分。 Siriで30分タイマーをかけておく。
次に鍋の具材を切ります。 ウインナーは1袋を使い、もう1袋は翌日の朝食にまわします。 野菜ときのこはカットされているのでそのままで。ちくわは2等分してさらに斜めに切る。 ロゴスのコンパクトな焚き火台にラウンドストーブを入れ、点火して鍋を沸騰させます。 沸騰したら鮭を入れ具材の半分を入れて蓋をして煮込みます。 煮込んでいる間にガスバーナーでお湯を沸かし、じゃがりこにお湯を注いでポテサラにします。
一通り準備がそろったのでようやくフルーツミルクとビールで乾杯! あ〜ついに平湯まで来ちゃったよ〜。ずっと行きたかった平湯キャンプ場に今自分がいることをやっと実感できました。
じゃがりこのポテサラを食べていると鍋がぐつぐつ沸騰し、いい感じに煮込まれていました。 と、同時にSiriが30分たったことを知らせてきました。 鍋を食べつつガスバーナーで米を炊きます。 始めは強火で沸騰したら弱火でかき混ぜながら5分。 コッヘルが焦げ付くのでかきまぜますが、本当はかきまぜないほうがおいしく炊き上がります。
鍋の野菜がなくなったところで中間〆のうどんを投入。 バローで売っていたすでにゆでてあるうどんです。火が通りやすいのですぐに食べられます。 米はシュラフの中で蒸らしに入っています。 うどんを平らげたら残り半分の具材を入れて再び沸騰させます。うどんが胃に重い。 その具材も食べつくしたら焚き火台からガスバーナーに鍋を移動していよいよご飯を鍋に入れ雑炊を作ります。 今回は鮭を2切れ残して一緒に雑炊にしました。鮭雑炊です!!
焚き火台に薪をいれてラウンドストーブの熱で火をつけます。 雑炊を食べながら焚き火を楽しみました。 夫は「決着をつけてくる」とトイレに行ってしまいました。
あたりがだんだん暗くなってきて焚き火を見つめてぼんやりしていたらなんか寒い… そして襲い掛かる腹痛!! こ、これは!!
下 痢 の 予 感!!
さすがに焚き火しているのに二人とも離れるわけにはいかない。 しかも夫のトイレも多分同じ理由だ。二人がトイレ行ってすぐに戻ってくるとは限らない。 仕方ないので腹を温めながら待つことに。
ようやく夫が戻ってきたのでトイレに行くことに。 最初は歩いていたけれど、トイレが見えた途端無意識が安心したのか腹痛が増して、走ってトイレに駆け込む羽目に。 平湯キャンプ場のトイレは洋式でした。ああよかった。 格闘中に考えていたのですが、原因は多分卵だ。 タンクバックに保管されていた卵は名古屋&道中の熱さで傷んでいたんだ…。 板倉ラーメンの時も気温は30度を超えていた。その間バイクに置きっぱなし。 エンジン直上のタンクバックの中はさそかし熱かっただろうな…。
この後寝るまで2回トイレにお世話になりました。
午後9時ごろ、寒くなってきたのでお湯を沸かして、持ってきたルピシアの「はと麦茶」を抽出して飲む。 夜に暖かいお茶を飲むとほっとします。 余ったお茶は魔法瓶の水筒に入れて夜中飲みました。しっかり保温されていました。
私は山の早朝の空気を楽しみたいので早寝早起きです。10時には寝ました。 真夜中に目が覚めてトイレに行きました。 木々の間から見える星空がすごくきれいでした。 感動しているとおなかが冷えてトイレ目指して静かに小走りしました。Oh…。 起きているキャンパーは誰一人いなくてすごく静かでした。 街灯が結構まぶしかったので場所を選ぶ時の参考にしよう。
朝4時。朝冷えで目が覚めて、冴えてしまったのでそのまま起きていることに。毛布がなかったら凍えているところでした。 まだ日は昇っていなくて薄暗いです。 よく見るとテント内が結露していました。毛布がやや湿っています。
6時に夫が起きたのでぼちぼち撤収の準備を。 まずシュラフをたたみ次にエアマットを片付けます。 テントの外に広げたアルミレジャーシートの上に荷物を全部移動。 テントマットを片付けてテントをひっくり返して干します。
テントを干している間に朝食を食べます。 スクランブルエッグを鍋で作りウインナーを焼き、パンにはさんでマヨネーズとケチャップかけてを卵サンドを作りました。 卵、昨日は雑炊で半熟状態だったけど、今回は完全に火を通したから大丈夫だよね? パンが余ったのでコンビーフを挟んでコンビーフサンドも作りました。
お湯を沸かしてルピシアの「白桃ウーロン茶」を飲みます。 いつの間にか朝食にコーヒーを飲まなくなりました。 キャンプではルピシアのお茶を味わうようになりました。
そのあとはデザート。 昨日買ったフルーツ缶詰をシェラカップに入れて食べました。 シェラカップに入れるだけでなんだかおしゃれです。 朝にフルーツを食べるとなんかほっとします。
朝食が終わったら本格的に撤収します。 時間は朝7時ごろ。だいぶ明るくなりました。 調理器具を洗い片付けます。水道水がよく冷やされていて…手がかじかむ!! 靴を履き替えたり人工芝などの小物類を片付けたら次はテントを畳みます。 十分に干したおかげで結露した部分は乾いていました。 シュラフは荷掛しやすいよう風呂敷でぐるっと包みます。 最後にタープを撤収します。
忘れ物がないかチェックした後、徒歩で毛布を事務所に返却しました。バイクで往復するのが面倒なので…。 荷物の半分を徒歩でキャンプ場入口まで運びます。 バイクに全部いっぺんに積むと倒れた時が大変なので荷造りを入口でサッと行うわけです。 荷掛も終わり、出発しようとしたときに夫が何かを手渡してきました。
それは、なくしていたと思っていた手袋!
昨日キャンプ場で私のバイクをテントまで移動してもらった時にメットの中に入っていた手袋を保管しようと ジャケットの中にしまっておいたようです。で、入れていたのを忘れて今になって思い出したよう。
手袋が戻らなかったら軍手で運転しようと昨日思いつきました。意外に何とかなるもんです。 まぁ手袋が戻ってきてよかったです。
そのあとキャンプ場を後にしました。 帰りに板倉ラーメンのあたりでやたら警備の人がいるなあと思ったら、その日は「高山ウルトラマラソン(100q)」が行われるそうで。 平湯から高山まで一本道なので早朝に抜けてよかったです。
そのあとはせせらぎ街道に行き、道の駅めいほうのおにぎり屋で「めいほうハム天」を食べて郡上ICから高速道路で帰りました。
今回思ったのは「キャンプとは修行である」こと。 手持ちの道具で創意工夫して空間を整えていく。問題を解決していく。 新しい発見をする。新しい見方をする。 自分の考え方を変える。与えられた環境でめいっぱい楽しむにはどう見方を変えればいいだろう?
平湯キャンプ場に来る人はなんとなくベテランな感じの人が多かったので勉強になりました。
ごみの出し方ひとつとってもペットボトルのキャップはすべて外してあり、専用の回収箱に入っていたし、 ごみも各自ビニール袋にひとまとめにして回収しやすいようになっていたり、マナーの良い人が多いんだなと思いました。
また来たいキャンプ場です。