今まで人が多そうで気になっていたけど行かなかった川根温泉へ入ってきました。 そのあと煎茶とお茶菓子を味わうために道の駅フォーレなかかわね茶茗館へ。 そのあと南下して焼津おさかなセンターで買い物。静岡県ではさくらが咲き始めていました。
でも、寒かったです。 今回はタンデムツーリングです。
ルート 名二環→東名→新東名→遠州森町PA→島田金谷IC→国道473号線→県道63号線→三浦製菓(お茶ようかん) →県道77号線→道の駅 川根温泉 →県道77号線→下泉橋→国道473号線→道の駅 フォーレなかかわね茶茗館 →引き返して→国道1号線→県道81号線→焼津おさかなセンター →さわやか →国道1号線→島田金谷IC→遠州森町PA→帰宅
目次
- 1 三浦製菓でお茶羊羹を買って、いざ川根温泉へ
- 2 品評会で入賞した期間限定のお茶を茶室でいただきました
- 3 いつもの焼津おさかなセンター google Adsense
1 三浦製菓でお茶羊羹を買って、いざ川根温泉へ
朝、家を出発するときに気温を確認するのですが、この日は2℃。天気は快晴ですが、寒いです。 今日も電熱グローブのお世話になります。スイッチオン。
タイチの電熱グローブを使っていますが、指が小さいのでレディースサイズを買ったのにぶかぶかです。 電熱線が指の形に添って縫い付けられているのでグローブと指が接触しないと暖かくありません。 親指の付け根あたりは暖かいのですが、グローブをつけていても指先が冷える冷える。
「電熱グローブ、どう?」と、よく感想を聞かれますが、「ないよりはマシかな」程度だと個人的には思います。 バッテリーがあまり長持ちしません。 (私はタンデムなのでできないけど、バッテリーはバイクから取れれば良いと思います。)
それから、稼働時間が短いです。 強→こたつの中に手を入れているぐらい暖かいですが、1時間しか持ちません。 弱→3時間持ちます。グローブの内側に触れている指の側面のみ暖かいです。手のひらとかは冷たいまま。 外から侵入してくる寒さの方が電熱に勝っていて指先も冷えます。 それでも暗くなり帰り道になるとわずかに暖かいので「あってよかったな」と思います。 良い所は、休憩中つけっぱなしにしておくと弱でも手を入れた瞬間だけあったかいということです。 ところがすぐに熱が逃げてしまいます。(笑)
やっぱり冬にツーリングする時点である程度寒さは覚悟しなきゃならないのでしょう。 冬の快適ツーリングはまだまだ試行錯誤中です。 そしてお金がかかります。財布も寒い!
給油をして、名二環にのり、東名高速道路へ。 そんなに混んではいないけれど、風が強くてあまり早く進めません。
上郷SAにて1回目の休憩。バイクはちらほらと見かけます。 あまりにも寒いのでここできしめん定食を注文。 暖かいきしめんのスープが飲みたくて。
きしめんて、名古屋名物ですが、名古屋民としては「自発的に食べる食べ物」じゃないと思うんですよ。 きしめんよりラーメンやうどんを選びます。ほかに比べて値段高いですし。 ただ、SAPAできしめんのつゆの香りは食欲をそそられます。 とりあえずきしめんで体を少し温めて再び出発。
遠州森町PAにて二回目の休憩。 お土産屋をふらふらと見ていると、こんなものが!
うなぎ…コーラ?
キャッチコピーに「なし?ありでしょ!」 とありますが、その味マジで全然ありません。おいしくないと思います。 うなぎですよ!?
そのあとは島田金谷ICでおりました。 ここからは、川根温泉目指して走ります。国道473号線。この先はガソリンスタンドがあまりないので早めに給油すると良いですよ。
道沿いに流れるでかい川は、大井川。 川幅がすごく広くとってあるのに流れる川はちょろちょろと少ない。 大井川が本気を出したらこの川幅いっぱいに水が流れるのだろうか…? と、ここに来るたびに想像しますが、いまだにそういう場面に遭遇したことがありません。
朝つゆで少し路面が濡れています。 まだ日陰の部分が多いです。寒い。 前の軽自動車についてゆっくり走行。 ときどきバイクとすれ違うのでピースサインしました。結構返ってきました。
途中に見つけた看板で「お茶ようかん 三浦製菓」と書かれたものを発見しました。 お茶ようかんの製造元のお店です。 私はお茶ようかんの大ファンなので、これはぜひ行ってみないと!
国道473号線から信号を左折し県道63号線へ。 その先を右折するのですが、看板に案内があったので迷わずたどり着くことができました。 車が3台ほど停められそうな駐車場がありましたが、ちょうど誰も停めていませんでしたのでバイクを置いてお店の中へ。
お店の中は和菓子と洋菓子がたくさん並べられていました。 まずはお茶ようかん(3個)を買う。そばにあったのが栗入りのお茶ようかん(3個)。 栗入りは食べたことがないのでこれも買う。 その隣にはみたことがない、「秋夕穂」(3個)という羊羹が!
お茶ようかんは牧之原SAやお茶会館、焼津おさかなセンターなど色々な所で売っていますが、この「秋夕穂」は始めてみました。 もちろんこれも買う。 羊羹合計9個ありますが、一人でこれを食べます。 カロリーが気になるところですが、毎日一つずつ食べればきっと大丈夫ですよね。
お茶ようかんシリーズはこの3つのほかに「柚子羊羹」があります。 5個入りもありますし、化粧箱入りのもありました。
夫はお茶ようかんはあまり興味ない様子でしたが、お茶最中を買っていました。
洋菓子はロールケーキやクッキーやドーナツなどが売っていました。 バターたっぷりなドーナツが気になったのでこれも買いました。
たくさんのお菓子を買えて満足です。また川根に来るときはここに来よう。 地図を見るとこの先の県道63号線を進んでいくと遠州森町PAの方に出るようです。 路面がもっといい状態になってたら今度はこっちも走ってみてもいいかなと思いました。
三浦製菓で時間をつぶしすぎたせいか、11時を回っていました。 今回は、ちゃんと早起きして、8時には出発したのですが…楽しい時間はあっという間に過ぎます。 ここから国道473号線に戻り、川根温泉に行きます。
川根温泉についたころには11時30分ごろ。 道の駅の駐車場はあいかわらず車でいっぱいです。車で来る人は停める場所探しに苦労するかもしれません。 バイクは専用の駐輪場があります。しかも屋根付き! この日は大型スクーターと250ccのバイクが停まっていました。
温泉セットをもって川根温泉へ。初めて入ります。 川根温泉の施設は結構広くて、温泉まで行くのが遠い。 お土産屋も充実していましたが、このあと焼津に向かうので見る時間が全くありませんでした。 ナントカっていう展示もやっていたのですが、これも見る時間が全くなかったです。
温泉の入口にやっとついて私と夫、それぞれ分かれて中に入る。 道の駅の駐車場に停まっている車のほとんどは温泉目当ての客だと思いますが、ロッカールームがめちゃくちゃ混んでいる! 端の方に開いているロッカーがあったので服を抜いで温泉に行こうと、鍵を閉めると
鍵が、閉まらない。OH… 鍵は入るんだけど、回らない…
しばらく鍵と格闘して、あきらめました。 となりにいたおばさんが「鍵がしまらないロッカーがあるよ」と教えてくださいました。 たまたま鍵不良のロッカーに当たってしまったようです。
自分の荷物をマッハですぐ上のロッカーに押し込み無事に鍵を閉めて温泉へ行きます。 (コインロッカーではありませんでした。100円不要。)
温泉は内湯が2つとサウナ、露天風呂が3つありました。 露天にも洗い場があるので、混んでいるときはこちらを使うといいかもしれません。
ちょっと酸性を感じる温泉。 お風呂の入り方に「長湯厳禁」とありました。 熱めのお湯なので長湯してしまうとのぼせてしまうみたいです。
お風呂に入り終わり、温泉の入口を出たところでアナウンスが流れました。 「12:30にSLが通ります。食堂からも露天風呂からも一望できます。どうぞみなさまご覧ください」 という内容でした。
私が「ちゃんとSLの運行アナウンスするんだねぇ」と感心していると、 温泉の入口にいたおばちゃんが運行予定表を見せてくれました。
おばちゃんが言うには「せっかくの機会だからね。次は15時ごろに来るからしばらくチャンスがないのよ」と。 運行表を見るとこの日は15時半の予定。 来週の火曜日水曜日木曜日は運行予定なし。 ここについて尋ねると、「メンテナンスのために運行しないこともあるのよ」と教えていただいた。 他にも運行するけど一日に2〜3本の予定だそうだ。 SLを見たい方はあらかじめ調べておいた方がよさそうです。
蒸気機関車が走っているのも珍しいけどそれをちゃんと守っていこうとする地元の方々の姿勢には感動しました。 お客さんに喜んでもらおうと、SLが通るタイミングをお知らせするのもすごく良いと思います。 桜が咲いたらもっとお客さん(鉄道マニア?)も来るんだろうなぁ。
夫と合流して、川根温泉を後にしました。とりあえず、体はぽかぽかです。
2 品評会で入賞した期間限定のお茶を茶室でいただきました
川根温泉からすぐい焼津に向かった方が帰り時間が遅くならずに済むのですが、 どうしてもお茶菓子をいただきたかったので、道の駅 フォーレなかかわね茶茗館へ。 2度目の来訪です。もうリピーターになりそうです。
川根温泉より北のみちはあまり交通量がありません。 道の駅フォーレなかかわね茶茗館も駐車場は空いています。
長い階段を上がった先には左手に建物、右手に芝生の広場があります。 広場には輪投げセットがおいてあり、自由に遊べます。
お茶をいただきに建物内へ入ります。 お茶セットを注文しようとしたところ、「限定300セットの全国茶品評会上席入賞茶」をおすすめされました。 今の時期しか飲めない、希少なお茶だそうです。 こちらのセットは羊羹だったお茶菓子が上生菓子にグレードアップして700円。 迷わず入賞茶セットを注文しました。
日本庭園の見える茶室に入り、お店の方がセットを運んでくるのを待ちます。 私たちのほかに2組、入賞茶を注文した方がいました。人気だなぁ、入賞茶。用意するのに時間がかかっているようです。
エアコンがよく聞いていて室内は暖かいです。 ライダージャケットを抜いで、足を崩す我々。 お店の方が作法は気にせず楽な姿勢でどうぞと気を使ってくれるので、オーバーパンツの重装備な我々には助かります。
セットが運ばれてきました。
上生菓子がおいしそうです。2月の花、梅の花をイメージした上生菓子です。 玉露用の急須は常滑焼でできています。 常滑焼って茶色くてつるつるしたイメージですが、これは全然違います。 こげ茶をベースに細かい色が混ざってざらざらしています。こういうのも常滑焼で作れるんだなと思いました。
お茶の飲み方はお店の方の指導で一つずつ作法をまねていきます。 まず、お茶の袋を開封して茶葉を玉露急須に全部入れます。 茶葉といってもたったの3g。 でも用意されたお湯はたっぷり。 これ、最後の方は薄くなるんじゃ…
お湯はすぐに注ぐのではなく、真ん中にあるハート型の容器、湯冷ましへいったん入れます。 入れる量は湯のみ一杯分。入れすぎ注意です。
湯冷ましへお湯を入れたら器を手で持ち、人肌で冷ましていきます。ちょっとぬるいなと思うぐらい冷まします。
冷めたお湯を玉露急須へIN! INしたらすぐに湯のみへ注ぎます。 このとき、急須を直角に近い角度にし、注いでいきますが、絶対にゆすってはいけません。 ゆすることで茶葉の苦みが出てしまうそうです。 だから最後の一滴まで急須は傾けたまま静止。 ひとつひとつ手で摘んでいるので急須を傾けたときに小さい茶葉がはみ出ず、透明なお茶が湯のみに溜まります。
湯のみから出てきたお茶は、透き通った薄橙色。 玉露でこんな薄橙色が出るとは、不思議です。 ペットボトルの玉露も緑色の液体なのに。
飲んでみると、まろやかで甘い。 苦みが一切なく、飲んだ後も口の中で玉露の味が残っています。 急須の茶葉を見てみると少し開いたかな?という感じでした。
二煎目はポットのお湯をそのまま玉露急須へ入れ、すぐに湯呑へ注ぎます。 注ぎきったら飲みます。 今度は一煎目ほどではないけれど、まだまろやか。
お店の方曰はく、「玉露だから二煎目もまろやかにいただけます。普通の煎茶では二煎目から苦みが出てきます」と。
三煎目はちょっと苦くなってきました。 そこで、上生菓子を一口食べてから、もう一口飲んでみると、先ほどの苦みが消えました。 すごく不思議なのですが、苦みが消えて上生菓子がおいしく感じるのです。
四煎目からはお湯がなくなるまで上生菓子を頂きつつ交互に飲みました。 緑茶って結構おなかに溜まります。お茶でおなかがいっぱいになってきました。
そのあと、箸とオリーブオイルとポン酢が運ばれてきてまして、これで何をするかというと 玉露の出がらし(葉っぱ)を食べるのです!
まずは茶葉をポン酢につけて一口食べます。 茶葉のもこもことした食感とポン酢の酸っぱさがよく合います。
次にオリーブオイルをちょこっとつけて食べると、こちらは草の生々しい味がします。 さきほどのポン酢とは味がまるで違います。食感は変わらないままですが。 ただ、個人的に青々とした味なのでちょっと苦手です。
ここのお茶は庭園の入場料とセットになっていますので、お茶を飲んだ後は庭園を見て回ることができます。 水琴窟という水音を楽しむために,庭園に仕掛けられた装置があり、水がぽたぽた落ちる音を愉しむことができます。 残念ながら今回は時間がなかったので行かなかったのですが、ぜひ一度は聞いてみてください。
道の駅を後にして次は焼津おさかなセンターを目指します。 お魚センターか道中でお昼を食べなければ。すでに13時を回っています。
3 いつもの焼津おさかなセンター
もときた道を引き返して国道1号線へ。 この日は1号線がちょっと混んでいました。 県道81号線に入り、焼津おさかなセンターへ。 16時を過ぎての到着でしたが、まだ車はたくさん止まっています。 ちなみに閉店は17時です。
お店はそれなりに混んでいて、人気のお店には人だかりができています。 観光バスの客らしき人たちは手提げ袋をたくさん持っていてかなり買っている様子。
まず、マグロの切り身と小分けパックになっているトロを購入。 マグロは必要な分だけ解凍して醤油で漬けにしてから食べるとおいしい。 小分けパックになっているトロも必要な時に解凍して一人前のネギトロ丼ができるので便利です。 マグロの切り身は1500円くらい、小分けパックのトロは500g1000円だったと思います。
それからトロサバを購入。 脂がのっていて、大根おろしと醤油で食べるとおいしいです。 2パック買ったので少しまけてもらいました。
最後に買う予定がなかったのですが、まけてくれるということで魚の天ぷらを購入。 白身と赤身の魚の天ぷらです。3パック500円。
その後は時間も時間なのでお昼兼夕飯を取るためにさわやかに向かいました。 おなかが空きすぎて、おなかが空いたことを忘れてしまっています。 名物のげんこつハンバーグを食べて腹ごしらえ。 さわやかのハンバーグはやっぱりおいしい。
食べ終わって一息ついているところに、夫が携帯を見てあるコメントに気づきました。
「うなぎコーラ試して!」
知り合いの人がうなぎコーラの写真にコメントしていました。 心の声「えっ試すのか…。」 思えばコーラを見つけたのは私。面倒な引き金を引いてしまったなと思ったのでした。
とりあえず、帰り道のSAPAでうなぎコーラを探してみることになりました。 行きに見つけた場所は遠州森町PA。とりあえず下りの遠州森町PAを目指します。 日没間近でだんだん寒くなってきました。
遠州森町PAについたのは午後6時すぎ。 あたりは真っ暗です。うなぎコーラを探します。 PA内の売店にはなし。 「よっしゃ!なかったって報告しよう(飲まなくて済む)」
と思っていたのですが、コンビニにおいてありました。
まず成分表を見る。 うなぎエキスと書いてある。これがうなぎの味を出すのだろうか。
と恐る恐る飲んでみると… 「あれ?普通のコーラ?」
すさまじいうなぎのたれの味がするのかと想像していたのですが、味は普通でした。 炭酸はキツめ。一度にそんなに飲めない。
夫と二人で少しずつ飲んでやっと飲み干したころ、ゲップが出てしまいました。
「こ、これは…!」 ゲップをするとかすかにうなぎの味が胃からよみがえってきます。
うーん、リピートはないかな。 やっぱり、なしですよ。
そのあとは無事に新東名を抜けて愛知県入りし、帰宅したのでした。 うなぎコーラ、上郷SAにもおいてありましたよ。
名二環→東名→新東名→遠州森町PA→島田金谷IC→国道473号線→県道63号線→三浦製菓(お茶ようかん)→県道77号線→道の駅 川根温泉→県道77号線→下泉橋→国道473号線→道の駅 フォーレなかかわね茶茗館→引き返して→国道1号線→県道81号線→焼津おさかなセンター→さわやか→国道1号線→島田金谷IC→遠州森町PA→帰宅