岐阜県土岐市の名産品が石焼うどんというわけではないのですが、道の駅志野・織部で食べたうどんがとてもおいしかったので、 我々は冬季限定のこの時期に毎年食べに行っています。 鍋料理を食べるにはちょっと暖かすぎたけど、去年と変わらぬ味噌味のうどん。 そのあと近くにある織部ヒルズに食器を見て帰ってきました。 往復で120qぐらいのプチツーリングでした。
追記:2022年の冬に道の駅志野・織部へ行ったところ、石焼うどんはメニューからなくなっていました。おそらく廃止されたのかと…。
目次
google Adsense今回は2台のバイクで行ってきました。
1 今回はALL下道で!
7時ごろ起床し、8時には出発しました。今回は高速道路使う距離でもないので全部下道で行きました。 下道のツーリングは、のんびり景色をみながら気になったところに寄ったり、コンビニで休憩したり自由なプランが魅力的です。
我々の通ってきた道は、まず国道19号を北上し、勝川を越えたら信号で右折し、県道162号へ入ります。 工業地帯を抜けてT字路の信号で右折し、もう一度勝川橋を渡り、二つ目の信号で左折。真上にゆとりーとラインが走る道路に出ます。 そのままずっとまっすぐ進むと、岐阜県に入っていきます。
途中、JR定光寺駅のそばを通った時にやたら人が多かったので思い出しましたが、11月末はちょうど愛知県の紅葉のシーズンです。 普段は駅から人が出てくるのすら見たことないので、人がたくさんいるのは珍しいです。 昔来たことがあります。 定光寺からは見晴らしはいいのですが、名古屋駅のJRセントラルタワーズが見えてなんかがっかりした記憶があります。
その先の古虎渓駅も無人駅ですが、隣の廃墟が怖いのであまり見ないようにして通り過ぎました。 霊感が強い友人に「あそこの廃墟は絶対近付いちゃいかん」と言われましたので、相当ヤバいのでしょう…。 この道は抜け道で交通量はそれなりにありますが、流れが速いうえにカーブの連続。できれば夜には通りたくない道です。
多治見市に入ると渋滞していました。ここは一本道しかないので仕方がないかな。 県道66号へ入り、山道、町、山道を繰り返し、道の駅土岐美濃焼街道へ到着。 紅葉のシーズンで混んでいて、駐車場がほぼ満車でした。 なんとか駐車できそうなところにバイクを止めて中に入ります。ええ、砂利に停めるのは怖いですよ。
気温は18℃。午前10時半ごろ。がっつり冬装備で来たので暑くなってきた…。
2 道の駅土岐美濃焼街道(どんぶり会館)にて冬のソフトクリームを食べる
ここの道の駅に売っているものは、半分が陶磁器で、残りは全国から取り寄せた道の駅の名産品です。 青森県産のりんごや讃岐うどんなどいろいろなものが並んでいます。見ているだけで面白いです。 陶磁器も湯のみや皿、コップ、線香立て、焼酎サーバー、一人暮らし用土鍋などいろいろおいてあります。 来年の干支の焼き物もたくさん売っていました。
実はここに寄ったのは、ソフトクリームを食べるため、です。 今日はすでに熱くなっているのでソフトクリームを食べるにはちょうど涼しくなるぐらいちょうど良いです。
2階に行き、席について「どんぶりソフト」を注文。 種類がいくつか選べるのですが、なんだか前回(1年半前)来た時より少ない。 私「なんか種類少ないね」 夫「そりゃ、この時期だからね…」 仕方ないよな〜という顔の我々。 周りを見渡すと、ソフトクリームを食べている人は一人もいない。 蕎麦屋うどんの定食もあるので、早めの昼食をとる人ばかり。 そりゃそうですよね、冬にわざわざソフトクリームを食べに来る人なんて我々ぐらいだろう。 今回はカシス味にしました。
小さいどんぶりの中に、コーンフレーク、ソフトクリーム、カシスの蜜とカシスの実が入っています。 コーンフレークにソフトクリームを混ぜて食べるのが好きです。 ぱりぱりという食感とあっさりめのソフトクリームがおいしい。 一つ頼んで夫と半分ずつ食べました。 あまり食べすぎるとこの後控えているうどんが食べれなくなりそうなので一人一つ注文という強気には出れませんでした! そしてこのどんぶりソフトを注文すると、容器と同じどんぶりが新品で1個もらえます。
過去何回か来て持って帰り、家で何個か割ってしまい、現在家に3個あります。 納豆混ぜるのに使ったり、ごはんにちょっと刺身を盛って小丼ぶりにしたり、すき焼きの取り皿にしたりしています。 デザインも変わるようで、家にある丼ぶりは全部バラバラです。
バイクで陶器を運ぶのはは大丈夫か?、と言われそうですが、パニアケースに入れて、緩衝材でまいておけば大丈夫です。 今回は脱いだ冬装備のダウンやオーバーパンツでくるみました。
3 道の駅織部・志野でメインの石焼うどん!
道の駅土岐美濃焼街道から県道69号を北上し、国道19号線をまたいでさらに国道21号を北上し、道の駅志野・織部へ到着。 ここもまたか…満車だ…。 今日のルートは紅葉の観光客がいっぱいいるところばっかりあたるようです。 こちらの道の駅はガードマンがいて車をさばいていたけど、バイクの駐輪場は車が停まっていたので隅っこの方に駐車しました。
建物の中に入ると真っ先にへ入りました。 待ちができていましたが、ちょっと待つとすぐに入れました。案内されたのは6人席。2人しかいないんだけど、いいのかな。 上着やカバンで手荷物が多いので、席に余裕があるとすごく助かりますが。 混
んでいるのでお冷が来たらさっさと注文する。 石焼うどんは味噌とカレー、2種類から選べるのですが私は味噌、夫はカレー。 味噌といっても名古屋の赤みそではなく、合わせみそです。
「おまたせー」という声とともにお膳を運んでくるお姉さん。 お膳の中にはごはん、生玉子、一人用の卓上ガスコンロの上でぐつぐつ煮込まれている鍋! 鍋の中には味噌の出汁とうどんとかしわ(鶏肉)と野菜が。
お姉さん「いいぐあいに煮えているから、玉子入れるなら今のうちだよ〜」 急いで鍋の中に卵を入れる。煮えているうちに外側の白身と黄身を固めて半熟卵にします。 玉子に火を通している間にうどんと野菜とかしわを取り皿に盛ります。 「いただきます」
無言で食べる二人。 うどんは煮込まれているのにコシがあってもちもちしています。 かしわも野菜もしっかり煮込まれていてとてもおいしいです。 ごはんもおいしい!
玉子が半熟になってきたので鍋から取り出す。 箸で黄身を割ってみると、つやの良い黄色色の黄身がとろりとでてきます。 すごく鮮度がよくて、いい玉子を使っています。
食べ終わるころには二人とも「暑い暑い」と言って我慢比べのように食べていました。 でもおいしいのでもりもり食べれます。 「ごちそうさまでした」
食べ終わった後は道の駅の中にある陶器を見て回りました。 過去来た時に買ったこれはお玉を乗せられるうえに味見をする皿にもなるというすぐれもの。 いつのまにかゆるキャラが作られていました。
そのあとは道の駅から徒歩で行ける行ける「織部ヒルズ」のお店を覗いてきました。 陶器がリーズナブルな値段で買える窯元直売所です。
過去に買ったお皿がこちら。
飴色の濃い部分がグラデーションになっていて、気に入っています。 カレーやパスタ、蕎麦なんでも合うし、料理がおいしそうに見えるのがうれしいです。 料理の見た目は皿で決まる!かもしれない。
もうひとつ、ラーメン用のどんぶりも買い換えました。
ラーメンもうどんもそばもどれでも使えそうなデザインのどんぶりがほしい、と思って探していたらこれになりました。
この2点を買った時もバイクでしたが、無事に家にもって帰れました。 緩衝材を割れないようにきちんとと巻いてケースの中で固定できればバイクでも陶器をもって帰れます。
帰りはグーグルマップでルート検索したところ、一番早いとおすすめされた国道19号で帰りました。 まぁ日没の古虎渓付近は通りたくないですからね…。 道中渋滞するところが何か所かありますが、そこを越えれば比較的すいすいと進み、割れ物もなく無事帰宅。 12月といえど暖かい日だったのでソフトクリームも気持ち余裕で食べれますよ!